見出し画像

「ノアとチキュウの遊び方」を終えて

どもです〜🙌
ゆうこです。

#ノアとチキュウの遊び方
駆け抜けることができました。

この現場だけじゃなく
今までも
今も
これからも
色々な意味を込めて

みなさま

ありがとうございます!!!

支えられて
励まされて
終演することができたこと
心より御礼申し上げます。

個人の満足だけじゃない
集団が満足することって
なかなかないことを
みなさまとだから
果たすことができる喜びを
何と申し上げたら良いのかと
語彙の選択に悩みましたが
ただただ
「ありがとう」
の言葉に尽きると感じております。


終演致しまして
今感じていることを
書き留めておきたいと思います。

散文かと思いますが、ご容赦ください。

まず
はじめて脚本を読んだ時に
「この世界の中に、わたしはいないなあ」
って直感があったのを今でも覚えています。

でもだからこそ
「ここにいるはずのないいのちが
その世界にあらわれたら
どうなるのだろう」
という好奇心が同時に刺激されました。

もし、自分が選ばなければ
わたしがいないだけで
物語は進んで
わたしの知らないところで
みんなが進んでいたのでしょう。

それでもわたしは
「自ら選んで、お側にいる」ことにしたのです。

今回のわたしの始まりは、そこからでした。

「踊り手」としてキャスティングが発表された時
その肩書きに絶望したのを覚えています。

踊る楽しさは知っているけれど
求められない苦しみも知っていたから。

それでも、やるって覚悟を持てたのは
近くでみてて、憧れていた、
神馬彩さんの振り付けだったからです。

ジャンヌダルク、ラクシュミーバーイ、MASAKO
わたしがみた3作品がどれも素敵で、
振り付けも構成もそうだけど
踊り手さん達一人一人も
みんなそれぞれ輝いていて
わたしもそうなりたいって
ずっと想っていたんです、
一度も口には出せなかったけれど。

だから
絶望感の蓋をとれば
希望とか期待とか喜びとか
いろんなわくわくも詰まっておりました。

仲間に入れて頂いてから約4ヶ月、
涙あり、笑いあり、
本当にいろいろなことがありました。

キャスティングの後にお話したけれど
「これからここにいる一人一人、
みなさまと関わっていくことができるんだなあ」
がいろんな意味で
うれしくも、こわくもありました。

ある日のシェアで話した
「人に好きを伝えられるのが羨ましいし
いいなあって思う」こと。

いつか人が離れてゆくだろう想像を
やめることができない私は
「すき」とか「距離感」を
途中まででストップさせてしまうのは
わたし自身が
「今まで過去を生きてきたのだ」ということで
すこしでも、わたしのことを
「大切に想う人たちと、幸せを分かち合うこと」
をちゃんと大切にできていなかったのだと
自分自身が残念で仕方がなかったけれど
内向するのではなく
外向することが
わたしを改めて進ませてくれたのでした。


それでも世界はどうしたって
美しいものだけなんかじゃなくて
「今」や「これから」を期待する中で
「過去の経験や体験のなかにある
もう、絶対にイヤなこと」が
よぎったりすることもありました。

「誰かからされるかもしれない、嫌なこと」
を避けているのだと
ずっと思っていたけれど
その前に
「誰かに嫌なことをさせるかもしれない
させてしまうわたし自身が、嫌だ」
ということに気付きました。

それを恐れて
いままで「自分らしさ」を
閉じ込めてきたのかもしれない

誰かに嫌なことをさせてしまったことも
誰かから「これが嫌だった」と伝えられたこととして
「その経験を経た自分だからできる配慮」
にかたちを変えて
なかったことにしないで
「少しずつ、向き合っていこうと、思う」し
改めて「歌や、作品にしていこうかな」って
活動の励みに変えることにしました。

わたしの中の「太陽」が「また必ず、昇る」と信じて。

そして、コロナ禍が始まりの頃
大切な身近な人たちを守るために
活動休止しておりました。

再開してまだ間もありませんが
正直なところ
今まで来てくれたお客様の人数が
4分の1ほどになってしまいました。

だいすきな舞台を
観ていただけないことも
わたしのことを
観たいと思って頂けないことも
どちらもずしんと響いてしまって
このプロジェクトを終えたら
どうしてゆこうかと
ずっと悩んでいました。

それでもやっぱり
有限の命の中
「一瞬の輝き」かもしれないけれど
板の上で
ひとつひとつのいのちを
大切に燃やし続けたい
輝かせたい
一緒に「神と見間違える程の輝きを」
放って
みて
感じて
よかったねって
次はどんな物語かなって
「新しい出逢い」に「わくわく」したいし
「知らない世界」から「拓」けてゆきたいと
思ってしまったのです。

今までも、今も、これからも、
「心から、大好き」を
「伝えさせて」頂けたらなあと考えています。


ちっぽけな、ひとり、だけど
「周りを見たら
このチキュウで出逢った仲間」
がこんなにいるから
本当の自分を
生きることができるんだなあと
わたしなりの
「ノアとチキュウの遊び方」
の楽しみ方をじっくり味わってから

本公演の板の上で
その瞬間の役として
みなさまから発される
「役と、あなたの、言葉」
を心身で感じながら
立つことができました。


そして、
物語の上では語られない立場でも
「ゆうこ」を見つけてくれたあなたがいたから
より目指したい「これから」を
強く描いて
進んでゆきたいと願うことができました。

また
物語の中で語られない
つまり
「だれか」の「人生」に
「強く、直接的に影響していない」
としても
「いたい」から「そこにいる」ことが
「他の誰かへの影響になる」ことも
あるんだなあって知りました。

これってなんだか
ひとりひとりが素晴らしいことの
証明みたいだなあって思って、
今回踊り手として関わることができて
本当に良かったなあって
また一つ、良かったことが増えました。

こんなに
よかったなあが
次々浮かんで来る体験って
とってもとっても、ありがたいなあ。

これからも、
愛と感謝を込めて
進んでゆきたいと思います。


ここまで読んでくださって
ありがとうございました!

ゆうこ








P.S  だいすき!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?