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ミラクル〜夢が叶う奇跡の魔法〜を終えて

どもです!
ゆうこです〜🌸

2023.3.31 お誕生日に子供たちと無事本番を終えました。

色んな想いを抱えながら進んでいったこの時、でした。

なによりもまず、
ここにいる子供達が
物語の中で生き生きと輝いて、
その中で完成した作品が
お客様にとっても輝かしいものであること
ということを目指したいと考えながら
日々の稽古場で時間を共にさせていただきました。

とても大変なことではありましたが、人が何をどんな言葉で、どんな行動で伝えてくれているのかということにたくさん向き合った時期にもなりまして、豊かなこの子達からたくさんのアイデアをもらった時間でもありました。

「yes and...let's!」
のような、
前向きな感受性の交換や
コミュニケーションから生まれる
目の前の大切な人からいただいた発想と
自分の発想を
足したり引いたり、わったり掛けたりして、
さらにそこに
演者以外の視点からの
さまざまなリクエストを加えて
ねりねりまぜまぜして。

それでやっと、
たったひとつの
わたしたちの役同士の関わり合いや
行動のチョイスが決まって
それをどんな風に
お客様にお届けしようかと
積み上げてゆくのです。

舞台という総合芸術は
やはり個人的にやりたいという気持ちだけでは
成し遂げることなんてできないし
豊かな創作活動は
より自由な心と身体が大切だと思うから
ちゃんと愛を持って関わり合いたいと願っておりました。

そして、創作の場は安心安全の場であり
大人も子供も
先輩も後輩も
対等な
一人一人であることを信じてのぞませていただきました。

本番前
「ゆうこさんはわたしたちのことを
子供扱いしない
いい役者さんなんです、
とってもやりやすかったです」
と、思いがけず
言葉のギフトをいただきまして
嬉しい気持ちと同時に
本当によく見て、感じ取った中で
関わり合ってくれる
素晴らしいひとたちだなあと
真っ直ぐなこころに
わたしの心は、あらわれました。
(感涙)

でもほんとに、
子供とか大人とか、
わかりやすいから分類分けのように
そんな言葉を使ってしまうけれど、
そんなものはほんとは関係なくて。

みんなひとつの
素晴らしいいのち

なんです。

だから、
わたしが「子供扱いしないいい役者」というより
「子供扱いなんてできないすてきな人たち」の中にわたしがいただけなんだと思います。

そして、
冒頭でチラッと触れた目標があったからこそ

「いま私たち役同士が
あなたの前で
どんな関わり合いをお目にかけましょうか」

という視点が
沢山動いた今回でした。

この視点は
わたしに沢山の行動チョイスの選択肢を
広げてくれました。

一緒にこういうことやってみられるかな
ってわくわくが、原動力で。

そして、お目にかけてくださったお客様が
こんなふうに心が動いたらいいなあなんて
そんな想いも膨らんで。

いまのわたしに
すごく大切なものが
たくさんあった今回でした。

そして
豊かなみんなの中で過ごしたからこそ

人はみんな生まれ持って豊かな心を持っている

という自分なりの考えもより強くなりました。


一緒に舞台の上に立ったみんなからも
その保護者さん方からも
いろんな想いを感じさせていただいて。

今回、小道具や衣装のほとんどを
保護者さん方がつくってくださいました。
(めちゃすごい!)

きっと、ご家庭内で
いろんなお話をしながら
いろんな案をお子さん主体で練り上げて
かたちにしてくださったのだろうなあと
個人的に色々想わせていただきまして

この衣装がかっこよくみえるように立ち、歩きたい、とか
常備しているステッキや鍵をどのように使ってみせようか、とか
ゴールデンチケットに込めた想いをどこでみせようかとか、
このスケッチブックにどれだけ夢が詰まっていることをあらわせるだろうかとか、
いただいた小道具があったからこそ
こだわりも多岐に広がりました。

そして、講師陣たちからの
リクエストメッセージも。

音楽的な指導を近くで見聞きし、
ときにまぜていただけたからこそ
わたしの歌う曲はどうだろうかと
その視野も大切にのぞむことができましたし
いただいた振り付けや構成の中から
せっかくならそれを
芝居中でやってみちゃおうとか

脚本が直前で書き変わったのも
大変でしたが
わたしには良い経験で、
その言葉ひとつ
たったひとつ
あるかないかで
行動やキャラクターが
こんなにも変化することがあるのだと、
たった一言の大切さが
より沁みた時間にもなりました。

そして、それによって
演出家さんとも
改稿前と後でどのようにちがうのか
ディスカッションをしてみる
というトライができたのも、
させていただけたのもありがたかったです。

小屋に入ってからまた
各セクションの技術さんと関わったり
本公演には出演されない現役の方や
お手伝いにかけつけてくださったOGの方々
ゲネにかけつけてくださった
今まで関わってこられた方々だったり
本番駆けつけてくださった
あたたかいみなさまから
ほんとうに沢山の方々の支えを
目の当たりにし、感じて、
さらに熱が上がってゆきました。

創作の場はいつだってこうでありたいと
希望を持ったと同時に
今までここまで達せていなかったのだと
悔しい思いもありますが

これからは
そうやってのぞめるのだと

みんなのおかげで
思えています。


まだまだ経験不足だったり
できていないことだったり
わかりきっていないことだったり
たくさんわたしにはあるんだと思います。

でもそれはきっと伸び代だと信じて

わたしはこれからも創作活動に
励んでゆきたいと思います。


愛と感謝でいっぱいの現場でした!

ほんとにほんとに、
ありがとうございました!!!

らぶ!


ゆうこ

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