舐められについて

ツイッターのタイムラインで"舐められが発生"というワードを見かけて思い出したのだが、自分はいわゆるなめられやすい人間で、今までの人生の中で舐められてからかわれたり嫌な思いをすることが多かった。未だに自分の中では消化しきれてないようで時々思い出してはイライラしてしまう。

自分は例えば学校のクラスみたいな閉鎖的な環境で関係がこじれるときまずいような時だと強く人に嫌と言えない、場の空気を壊したくないみたいな思いが強くて、嫌なことを言われても黙って我慢したり相手を避けるみたいな行動をすることが多かった。だがこのような行動は結果的に間違いだったと気づいた。我慢してその場をやり過ごすみたいな方法をとっても、相手に「こいつはおちょくっても何もしてこない」という成功体験を与えるだけで、どんどん舐められが加速していって行動がエスカレートしていく一方である。

そもそも嫌なことを嫌だと伝える、みたいな選択肢を考えてこなかった自分も悪い。今になってはそれが大事なコミュニケーションだと自分もわかるが、昔の自分は人間関係が嫌になったら絶つという手段しかしらなかった。(自分の周りもみんなそうしてたから)ちゃんと嫌なことを嫌だって言えるようになったのは今の旦那と出会って初めてだった。

また、そもそもそういう嫌なことを言ってくる相手のことをはなからまったく信用しておらず「やめて」と伝えて、やめてくれないのではないかとか意味がないのではないかという半ば諦めの気持ちが強かった。今まで対話ができないような人間をたくさん見てきたので、そもそも対話というものを最初から諦めてたように思う。

最近になってツイッターで「嫌なことを言ってくる人に強めにこう言い返したら言ってこなくなった」という言説をちょくちょく目にすることがあって、全部が本当かはわからないけど、言い返すことによって舐められるのを防げる場合もあるんだなと思って、自分がやられっぱなしだったことを後悔してる。閉鎖的なコミュニティだって当時はそこしか居場所がないと思ってたけど、今思えば別にどうってことなかったなって思うし好きに行動したら良かったと思う。今後もしそういうことがあったら何倍返しにもしてやるって心に決めてる。

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