見出し画像

マイ・エレメント公開で話題の「ピクサー」がどんな会社か知っていますか?

箇条書きのみのテキストメディアプラットフォーム「picolis」をご利用いただき、誠にありがとうございます。

今週のピックアップコンテンツ

さて、それでは今回はこちらのリストコンテンツをピックアップします。

このリストは、ピクサー社元CFOの書籍「PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」を要約したものです。ピクサーといえば、トイ・ストーリーを代表とする数々のヒット作品を世に送り出している世界最高のアニメーションスタジオであると言えます。

そんなピクサーですが、創業期は資金面で非常に苦しい経営を行っておりました。Apple社をやめた(やめさせられた)後のスティーブ・ジョブズがCEOとして経営していたのが、このピクサーです。ジョブズのポケットマネーでどうにか生き延びていたピクサーですが、はじめて制作する長編映画をヒットさせなければ、いよいよ会社がつぶれるという段階まできます。

このようなギリギリの状態で実際にヒットさせたのが「トイ・ストーリー」です。トイ・ストーリーは、世界で初めて、すべて3DCGで作られた長編アニメーション映画です。当時は、長時間のCGアニメーションをみる人などいないと言われ、絶対にヒットしないと思われていました。その前評判を覆し、見事大ヒットさせました。そこからピクサーの快進撃が始まります。その後のピクサー作品がどれくらいの興行収益を記録したかは、こちらのリストを見てください。

ピクサーを語る時は、ほとんどの場合、その「クリエイティビティ」にフォーカスされることが多いのですが、この本は「お金」について書かれているところが興味深いです。そして、「お金=収益」を獲得するためには、その裏に様々な「思い」があります。本書には、著者やスティーブ・ジョブズの「思い」が描かれており、その思いがピクサー作品の高いクオリティに繋がっているのだと思わせてくれます。

ちなみに、この本の原題の「To Pixar and Beyond」は、トイ・ストーリーに登場するバズ・ライトイヤーの口癖「To infinity and beyond」(無限の彼方へ)からとっています。現在、ピクサーの最新作「マイ・エレメント」が公開中ですが、こちらも楽しみですね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?