自分の利き手 クロスドミナンス

私は、クロスドミナンスだ。交差利きとも言うらしい。
クロスドミナンスというのは、ものによって利き手が変わる人のことだ。

例えば、私は鉛筆で書くときは左だが、黒板にチョークで書くときは右だ。
箸は左、ハサミは右、お玉は左、ボールは右…と、何を使うかによって利き手が異なる。私の場合、鉛筆と箸とお玉は左でそれ以外はだいたい右だ。
この現象は元々左利きの人が右利きに矯正されたり、右利き向けに作られたものが多い世の中に順応するために右手で使おうとして混ざることで起きるらしい。ちなみに私の母は矯正された左利きで、今は完全に右利き。私は幼稚園で鉛筆につける右利き用の持ち方補助クリップで書かされたことが少しあったが、そこまで本格的な矯正はされたことがない気がするので、周りに合わせて右手を使うようになったのだろう。

クロスドミナンスという言葉を割と最近知ったので、ずっと自分は左利きだと思っていた。
よく周りに「左利きなんだね!」と言われるが、「実はクロスドミナンスなんだよね」と言ってもおそらく殆どの場合通じないので、1から説明するのがちょっと面倒くさい。だからもっとクロスドミナンスへの認識が広まってほしい。というかまだ自分のことを本当はクロスドミナンスなのに左利きだと思ってしまっている人がたくさんいそうだ。左利きの人は右脳、右利きの人は左脳をつかっているとよく聞くが、クロスドミナンスの場合どうなんだろう。両方つかってるんだろうか。

あと、左利きやクロスドミナンスの人は左右盲になりやすいらしいが、私も左右盲気味だ。右とか左とかパッと言われた時、咄嗟に判断できない時がある。だから車の運転とか絶対むいてない。

でもそれ以外でとくに困ることはないし、完全に左利きの人と比べるとハサミとか使いやすいからラッキー。

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