②-3-3 育児編 〜ベビーケアのお話 抱っこ紐編〜
前回から少し時間が経ってしまいました。
本日は抱っこひもと縦抱きのお話をしたいと思います。
結論からいうとずばりこれです。
1. 縦抱き抱っこひもは極力使わない=縦抱きは腰が据わってから!!
(おおよそ10か月くらいまで)
2. どうしても使用する場合でも抱っこ紐は正しく使う!
たまにゆるゆるだったりすごく下で抱っこひもを使っている人たちを道で見かけることはありませんか?私はそういう人たちを見ると、赤ちゃんかわいそう。。。と思ってついつい話しかけたくなってしまいます。(もちろん話しかけませんがw)
ではなぜ縦抱きがいけないのか?
大きく言うと以下の二点だと私は勉強しました。
1.縦抱っこは赤ちゃんの背中が伸びてしまい首に負担がかかる
2.股関節が開きすぎてしまい上手に使えなくなる
3.正しく縦抱っこをしないと将来の歯並びに影響を及ぼす
参考までにこちらのYouTube勉強になりましたので共有します。(特に3番目の歯並びの話はこちらをご覧ください)
すなわち、腰が完全に据わるまでは、横向き抱っこをなるべく行うということを私は徹底しました。
首が据わるとついつい、赤ちゃんを脇から抱えたり縦抱きをしてしまいますが、こうすることで赤ちゃんの肩に力が入りすぎてしまいます。なので、腰が据わるまでは第二子に対しては私はなるべくお姫さま抱っこをしてあげるようにしていました。(友達に抱っこしてもらう時もできるだけ横抱きにしてねとお願いしていましたw)
どうしても必要な場合は、前述のおひなまきをした状態で横向きのスリングに入れたり、飛行機や旅行先で抱っこ紐を使うことはもちろんありますが、上記の話からも抱っこ紐ではなく私は極力移動をベビーカーで行うように心がけました。
上の子の保育園のお迎えも、多くのお母さんたちは下の子を抱っこ紐、上の子をベビーカーで送迎している中、私は、片道30分弱かけて上の子を徒歩、下の子をベビーカーでほとんど毎日送迎しています。
結果として現代の子供たちは昔と比べて歩かないという情報もあり、上の子の体力がつく結果にもなったようでよかったなと改めて感じています。
抱っこ紐ってお母さんにもかなりの負担になりませんか?それでいて赤ちゃんにもあまり良い影響を及ぼさないのであれば、使わないにこしたことはないと私は考えています。
そして使用する場合は絶対に正しく使用すること。赤ちゃんのおでこにキスできる高さでしっかりと密着してまぁるくしてあげることが大切です。
抱っこ紐じゃないと寝ないというお子さんがいるのももちろんわかります。ただ次回のねんねの話でも書こうと思っていますが、最初の3か月で抱っこ癖をつけない限りは私は抱っこ紐じゃなくても大丈夫たと考えています。赤ちゃんは非常に順応性の高い生き物ですので、慣れたらベビーカーでも寝てくれるようになると思っています。もちろん個人差はあるとは思いますが。。。
ちなみに私が使っている抱っこ紐はこちらです。
日本のブランドで股関節が開きすぎてしますエ〇ゴや、逆に足がだらんと垂れすぎてしまうビョ〇ンよりも比較的日本人の体形に合った使用ができると思って買いました。
これもあくまでも私がベビーケアを助産師さんから学んだ中で培った知識ですので是非ご参考までにしてみてください。
ほんの少しの介入で赤ちゃんの未来に様々な影響を与える抱っこについて今一度ぜひ考えてみてください♡