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オペラ「聖母の軽業師」


詳細

「聖母の軽業師」訳詞上演/日本初演
原作:A .フランス 作曲:J.マスネ 訳詞・編曲:岩河智子
音楽監督:岩河智子 指揮:時岡牧子 演出:中津邦仁

【出演】

 軽業師ジャン:田中 誠 Ten(特別出演)
   修道院長:中原聡章 Bar
修道士ボニファス:則竹正人 Bar
 詩人の修道士:五十嵐麻実 Sop
 画家の修道士:田中千絵子 Sop
音楽家の修道士:萩原のり子 Sop
彫刻家の修道士:石田まり子 Mezz
聖歌隊の修道士:開本英幸 Ten 青山荘汰 Ten
        大野祐司 Bar 桑嶋祐輔 Bar
  二人の天使:三浦志緒理 Sop 窪田晶子 Sop
   チーズ屋:倉本真理 Sop 川名祐紀子 Sop
    八百屋:土本麻生 Sop 千葉万里菜 Sop
   酔っ払い:成田潤子 Sop
     町人:遊佐悦子 Mezz
   人形操演:トランク機械シアター

【室内楽】
   按田佳央理 Fl, A-Fl, Picc, A-Fl
   林ひかる Vn, Vla
   藤田淳子 Vc
   土屋益子 Pf
   岩井沙織 Kb

【スタッフ】
 舞台監督:坂本由希子
   照明:高橋正和
 衣装協力:岡本嚇子(アトリエ・スピカ)
ヘアメイク:佐々木智子(Hair &Make up Flap)
   制作:オフィス・ワン
フランス語・ラテン語翻訳協力:島崎貴則(アテネ・フランセ)

【収録】
日時:2022年3月25日(金)午後3時 *プレトーク:2時45分〜
会場:札幌サンプラザコンサートホール
主催:NPO法人札幌室内歌劇場
後援:札幌市、教育委員

配信(4月15日予定):1000円(購入から30日間視聴可能)
DVD販売(4月下旬発送予定):3,500円(30枚限定) 

DVD予約受付中→ 札幌室内歌劇場 Piccola Opera's Stres

【あらすじ】

 14世紀のフランス。ジャンは、町の広場で軽業を披露して稼ぐ大道芸人。修道院長の勧めで修道士となりますが、ラテン語の歌は歌えず、聖母に捧げる詩も作れず、絵も描けず、、悩んだあげく、得意の”軽業”を聖母像の前で披露します。歌い、踊るジャンを見て、修道士たちがマリアへの冒瀆だと怒るその時、奇跡が起こります。

 軽業師の純真な気持ちと独自の才能、それこそが比類ない尊いものです。物語はキリスト教的なものですが、そこにあるのは、全ての人が尊重されるべきだというテーマです。

【解説】

このオペラは、12世紀ころの「マリア崇敬」の伝説がもとになっています。「ノートルダムの曲芸師」というタイトルで知られていますが、今回は小説の原題を使用しました。
 
 札幌室内歌劇場のマスネのオペラは、「シンデレラ」「舞姫タイス」に続く3作品目です。
マスネ特有の甘く美しいメロディーはもちろんのこと、町の場面では中世フランス風の素朴な俗謡、また修道院の場面ではラテン語の聖歌など、さまざまなイメージの音楽が登場します。

 日本初演にあたり、わかりやすい日本語歌詞を作り、オーケストラ部分を室内楽アンサンブルに編曲しました。軽業師のトレードマークの古い弦楽器は、ヴィオラで表します。

 フランス近代の色彩豊かな音楽にのせ、感動の人間讃歌をお楽しみください。

田中 誠 (テノール) 

 1980年にオトマール・スゥイトナー指揮「アチスとガラテア」でオペラデビュー。以来「カルメン」「さまよえるオランダ人」「椿姫」、及び邦人作品「沈黙」「愛怨」など多数のオペラで主要な役を務める。また日本歌曲の演奏にも定評がある。
 岩河智子作曲「雨情とひろとお月さま」の初演の雨情役、札幌室内歌劇場のオペラ「魔笛」「家庭争議」では、のびやかな歌声と緻密な役作りで観客の心を掴んだ。
 国立音楽大学、くらしき作陽大学講師、東京二期会会員

公演当日配布用パンフレット

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