見出し画像

2019年8月4日 やっと渡仏

 予定より2ヶ月遅れで赴任することができた。羽田を発ってすぐ、機内からは美しい虹が見えた。嬉しい。人生二度目の海外赴任なので、そんなに緊張もない。フランスもアメリカも対して変わらないだろうし、だいたいのことはなんとかなる。逆に楽しみかというと正直そうでもない。というと怒られるか。花の都パリ。

画像4

 赴任時の荷物は多い。とりあえず持てるだけの荷物を持って来た。基本的には布団に衣類。あと少しだけ食器。カメラ機材も忘れていない。空港からはレンタカーでパリ市内へ。会社から車が支給されるまではしばらく相棒。久しぶりのMT車はかなり疲れた。信号待ちではエンストも多発したし。でもGoogleMapさまさまでなんとかホテルにたどり着いた。

画像5

 住居下見の後はサポート会社がマンション契約を済ませていてくれたので、ホテルには2泊するだけでスムーズに入居することができた。ちなみに、この時期のフランスはバカンスシーズンなので、担当者が休みに入ると何も進まない。社内や役所で担当者間の引き継ぎという概念はこの国にはないらしい。バカンスも人によっては一ヶ月取る場合もあるらしいので、最悪一ヶ月ホテル暮らしの可能性もあった。アメリカのときは結構苦労したのでなんか拍子抜け。

画像6

 借りた部屋からはセーヌ川が見える。エッフェル塔こそ見えないがそれは流石に贅沢というもの。十分気持ちの良い眺め。おそらく築50年以上の建物だが、2年前に内装はリノベーションされ、家具もきれいだ。ただ共用設備はやはり古く後で困らされることとなる。

画像6

 まずは食べることが重要。近所のスーパーMonoprix(モノプリ)で買い出し。もっと美味しいものもあるのだろうが、最初はそんなに余裕がないので、必要最低限のものを。気づけばイタリアン的なものを買っていた。ま、パンとコーヒーがあれば生きていける。

画像6

 腹が満たれば少し快適に過ごしたくなるもの。西日を遮るためのカーテンやバスタブ用のシャワーカーテンが欲しい。突っ張り棒が見つけられるか不安だったが、近くのCastoramaというホームセンターで見つけることができた。キッチンや洗面所で使うタオルなどをかけるフックも購入し、少しずつ快適に。こういった不便を改善するプロセスは楽しめる性格である。

(投稿をすっかりサボってしまいましたが、写真を見ながら思い出しながら書いてみました。たぶん続きます。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?