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1年ぶりの復帰宣言


昨日、4月7日HEAT-UP新百合ヶ丘大会で8.20HEAT-UP後楽園大会での復帰を発表させて頂きました。

ちょうど約1年前の2023年4月9日HEAT-UP新百合ヶ丘大会での試合を最後に私は欠場に入りました。

あれから1年。あっという間といえばあっという間。長かったといえば本当に長かった。

私は今回の頚椎ヘルニアの他にも以前「黄色靱帯骨化症」という難病にもなっています。普通ならどちらか片方でも引退してもおかしくはないし、実際プロレスを辞められた方もいます。

実際、欠場直後はもうレスラー人生は終わりだと思ったし、その後も多くの方に色んな方にエイドして頂いたりしながら必死にリハビリを頑張るものの、なかなか状態が良くならない現状はかなり辛いものがありました。

その中でも1つの転機だったのが欠場してから4ヶ月後に開催された8月のHEAT-UP後楽園大会。

この日まで欠場してからほとんど表には出ておらず、この時もあまり首の状態は良くはなかったのですが、ファンの方の声援を生で聞いて「これは頑張らないといけないな」と感じました。そしてこの後から道場の指導にも戻るようになり、優しい道場生の皆さんの輪に入りながら、少しずつリング上でのリハビリ生活が始まります。

リング上でのリハビリ生活はHEAT-UP道場だけではなく伊藤薫さんの伊藤道場さんや名古屋のスポルティーバまで広がり、私にとっては「教える事がプロレスを考える事のリハビリ」にもなりました。貴重な機会を頂いて本当に感謝です。

そして何よりも大きく私の欠場生活を変えたもう1つの転機がバイタルリアクトという治療方法。

数多くのレスラーが通い、特に頚椎ヘルニアを治療している事で有名な「のぞみ整骨院」さんを、たまたま会場でお会いした米山さんに紹介して頂いて、このタイミングで教えて頂いたのも何かの転機かなと思い、コツコツ通院しているうちに本当に徐々に動けるようになってきたのです。

そして恐る恐る軽く受け身の練習を少しずつ少しずつ再開。特に後ろ受け身が取れた瞬間は本当に嬉しかった。


これは私だけかもしれませんが、欠場中というのは不思議なもので自分の発する言葉になかなか魂が乗らない。この感覚は欠場中のレスラーならなんとなく理解してもらえる気がします。でも魂を乗せる為にはやはり自分が頑張るしかない。

復帰戦までしっかり仕上げていきます。

私は空いた席に座るのではなく
自分の席は自分で用意します。

本当にありがとうございました。この先のお礼はまた復帰戦後に改めて言わせて下さい。

宜しくお願い致します。

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