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強くなる為の防衛戦、、の巻

昨日はHEAT-UP新百合ヶ丘大会でした。

今回で3度目の防衛戦。対戦相手は槙吾選手。

槙吾さんと初めて会ったのは、自分が去年背中の手術をして、リハビリを終えてようやく合同練習に参加し始めた時。


初めてスパーリングをやった時に「マジか、、めっちゃ強!」と驚きました。後で聞くとパンクラスのチャンピオンにもなっていた事があるとか。そりゃ強いわなと。


自分も格闘技の世界にいたので分かるのですが、格闘技の世界で、たとえ一瞬でもチャンピオンになるというのは本当に凄い事。

そんな人が自分の持っているタイトルに挑戦してくる。これは燃えてきます。そしてその反面、恐怖心が一気に襲ってきました。

槙吾さんはHEAT-UPの合同練習にもよく参加しているので、槙吾さんの攻撃力はよく理解している。攻撃力ではまず勝てない。


勝てるところはどこか。色々考えた結果、耐久力と持久力しかない。この試合が決まってから今まで以上に練習量を増やしました。

ひたすら受ける。

相手のスタミナが無くなるまで受けて受けて受けまくる。1人ロッキーバルボア状態。


昔から耐久力にはかなり自信がありました。が、、、槙吾さんの攻撃力はハンパなかったです。内臓が何度も飛び出るかと思いました。

試合のほうは最後の最後になんとか畳み掛ける事ができてなんとか防衛する事ができました。


次やったらどうなるか。やられちゃうかもしれない。でもその時はその時。

本当にハードな試合だったけど楽しかった。
タイトルの価値も上がったと思う。昨日の敵は今日の友という事で、来週のDEEP後楽園大会応援行く事にしました。勢いでリング上でチケット取り置きのお願いしちゃいました。


自分もDEEPの会場に行くのは10年以上ぶりかも。槙吾さん頑張って下さい。マジで応援してます。

そして試合後、自分のほうから次の挑戦者にTAMURAさんを指名させて貰いました。

本当は挑戦表明してくるかなと思ったのですが来なかったので自分から。


自分はHEAT-UPに入って8年になります。その間に色んな人が入って辞めていきました。でも誰一人TAMURAさんを倒す事なくいなくなった。


それはそれで個人個人色々あるからそれでいい。でも自分は「自分がチャンピオン、挑戦者にTAMURAさん」という立場で正式に勝つ事が、自分の筋の通し方だと思っている。

この写真は2017年で初めてタイトルマッチに挑戦表明した時。この時から5年経ってようやく逆の立場になった。


ただ【兼平🆚TAMURA】のシングルはこれで最後。TAMURAさんがシングルのタイトルに挑戦するのもこれが最後という条件をつけました。


なぜこの条件をつけたのか。それは団体の為。田村vs兼平がビッグマッチのメインをやっていたら駄目なんだ。


10.1とどろきアリーナでHEAT-UPの歴史に節目をつけます。



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