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2021年6月23日のぼやき

私は子どもが好きです。
我が子が「私いつか捨てられるのでは…」と不安を覚えるくらい(笑)子ども、という存在が好きです。

なんで好きなのかな~と振り返って、いつか何かに気付くことがあるかもしれませんが、特に大きな事件も、何らかの悲しい出来事もなく、ただ、子どもが何かに真剣だったり、キャー!っと笑っていたり、体全部で泣いていたり、珍しい発言をしていたり、本当に、好きなのです。

今のお仕事は「子どもの自由な表現を引き出したい!」と思うから行っていることなのですが、そもそも、子どもという存在を考えれば、そういう姿は「普通」なわけで、今なぜか「自由に」「表現できない」子が多いのか、その辺から科学していかないといけない(個人的趣向です)ので、思考が詰まってしまったりすることが多く、めちゃめちゃ本音を言うと「いや、見なかった振りして、よくある売れるだけの工作教室開いちゃえよYou」なんて自分の中の悪魔がささやくことも、未だにあります。あぶない。

さて、そんな風にややこしい頭脳構造をしておりますので、2016年末ごろに「大阪総合保育大学に行ったらきっとあなたの知りたかった答えがある」と、お友達のピアニストに誘われ、どういう意味や!と思った翌日、大学院の学長にアポをとり、幼児教育って何ですか!?どうあるはずのものなんでしょうか!詰め寄ったのでした。恐ろしいw
学長は素晴らしい方で、私の支離滅裂な質問も的確に読み取ってくださり、わかりやすく答えてくださり、今の教育の問題、そして教育界という狭い世界だけで生きている人に新しい世界を見せるために、君みたいな人が来てくれたらうれしいな。と口説いてくださいました。(ほんまにおそれおおおい)新しいパンフレットができたらすぐ送るね、と言ってくださり、実際に届いた時には感動したものです。

当時、会社の経営は3年を過ぎ、徐々な拡大と同時にどんどん膨らむ赤字…。
20年の経験値のある司会収入を全て注ぎ込み、家計も着服し…って今だから言える恐ろしい選択ですが、価値はお金じゃない!てか、その分絶対取り返す!!!と決意。お誘いから4か月。なんとか入試の小論文もクリアし(この大学院の場合、学ぶ意欲が一番必要っぽかったので多分入試までが試験だよね)2017年春より、大阪総合保育大学大学院で乳幼児の専門知識を学ぶことになったのです。

そこで、今につながる、思考の転機となる教授方と出会うことになります。

お一人は、もともと物理の専攻で、なんだかんだやってるうちに幼児教育にたどり着いた、瀧川光治先生。主査として私の論文をいつも笑いながら指導してくださいました。言葉の情報量が多すぎて、当時は先生のおっしゃりたいことの1/5理解できてたかどうか、というところ。
最近になってやっと1/4近くは理解できているのではないかと思う次第(笑)
このコロナ騒動でたくさんアドバイスをくださり、先生と一緒に幼児保育~小学校教育へつながる、学びの原理原則の部分を、楽しく読み解いていく会を行っていくところです。
こちらはまた改めてご紹介します。
瀧川先生からリレーをいただき繋がった永淵泰一朗先生は、なんと…2020年に設立した一般社団法人の中に名前を置いてくださいました(TT)先生とは、保育士等キャリアアップ研修や、レッジョの研究の少しでもお手伝いを!という流れで、これからご一緒していきます。

もうお一人が、私の知りたかったこと、言語化したかったこと、全部知ってる神様みたいな先生!
松岡宏明先生です。
先生は、優しい顔で、これまで出会った誰より怖いです。
東京の芸能のお師匠、水木一郎先生より、怖いです(笑)

私の怠け心、私の横柄な性格、そういうところずばりと見抜いてご指導くださるところが、水木先生と松岡先生とも共通(笑)
想いや直感、行動力を認めてくださるところも同じかも。

その厳しさって、子どもの世界をとてつもなく愛していらっしゃるからで、そして私のその部分が足りないから!という意味ではないのですよね。
やっていることが誰かに誤解されないために必要なこと、きちんと向き合うことの大切さ、そういうことをきちんと教えてくださる、優しさなんだと…え、信じて大丈夫ですよね?私のことほんまは嫌いで軽蔑してたらすみません(笑)

松岡先生の書籍に、ピカソプロジェクトで伝えたい、わかってほしい!どうやったら言語化できるんだろう!!と、もどかしく思っていたことが本当に分かりやすくまとめてあります。この書籍に出会ってから、ピカソプロジェクトの教科書と呼んでるくらい、たくさんの方にご紹介しています。

まずは子どもの世界を楽しく知ること。

どうやってそれを実現するのかはともかく、知ること。ちょっと考えてみること、からはじめてみよう! 

三元社,2017/1/26,松岡宏明「子供の世界 子供の造形」

是非読んでいただきたい♪ 読んだら是非感想シェアしませんか~♪
ちょいちょいとこちらでもこの書籍に触れていきたいと思います。



冒頭で、我が子を不安にしているという話がありましたが、早くほしくてほしくて仕方なかった我が子だから、まあ、手放さないけど、他の子たちのように「かわいいかわいい」と構うこともなかなか理想的にはできないよね~親って難しいよね(笑)


また、適当にぼやきます

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