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OM-1で撮る365日の小豆島暮らし

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OM SYSTEMのミラーレス一眼カメラ〈OM-1〉で小豆島での日々の暮らしを撮ります。最近は普段の暮らしの中でいいなと思った瞬間を撮りそびれたり、ついiPhoneで撮ってしまっ…
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2023年2月の記事一覧

畑のレモンの木の下で

今日のお昼はとても暖かかった。 太陽に照らされた土を触るとポカポカしてて、ちょっとホッとする。 畑のレモンの木の下で眠るペコ。 友だちがごはんや花を持ってきて供えてくれた。 近所のお母さんがお線香をあげてくれた。 嬉しいなぁ。 お墓なんていらないと思っていたけど、寂しくなった時に会いに行く場所というか、拠り所みたいな場所があるのはいいなぁと思った。 しばらくは毎日行ってしまいそうだけど、そのうち間隔が開いて、草が生えて見えなくなったりして、また水仙の花が咲いて、そうやっ

ペコ、ありがとう

今朝、16年間共に暮らしてきた愛犬ペコが息を引き取りました。 高齢により体調を崩してから1年ちょっと。 去年の年明けには、春まで生きられればと言われていましたが、その次の春がやってくる直前までがんばりました。 大好きな鶏ササミもよく食べ、一体いつまで元気なんだろうと思っていましたが、数日前から調子を崩し、あっという間でした。 去年の夏ごろからこの部屋の半分はペコの介護スペースとして使っていて、コルクマット、その上にシートを敷いて、まわりは低い柵で囲み、小さな牧場みたいな

スイス積みに屋根をかける!

薪活日和の土曜日。 今日はひたすら薪を割って割って切って割って、最後に今シーズン4棟目になるスイス積みを積み上げました。 スイス積みは想像よりもたくさんの薪を積むことができて、今日割った分は2人で30分ほどで高さ1mくらいまで積み上げて終了。 それと今日はもうひとつ挑戦。 スイス積みに屋根をかける! 保存してあった茅(かや)を使って、雨が漏れないようにするにはどうしたらいいか、風に飛ばされないようにするにはどうしたらいいか、試行錯誤しながら、茅の屋根をかけながら途中で時間

あんこが最強です

数日前から愛犬ペコ16歳が調子を崩している。 崩しているというか、本当に辛そうで、立ち上がることもごはんを食べることもできなくて、そろそろお別れかもしれないなぁと思いながら介抱している。 思い返せば去年の年明け頃から、ちょっとぼけ始めて、足がふらつくようになり、耳の下に腫瘍ができて、それが何度も破裂して出血騒ぎになり、その度にもうそろそろかなと思いながら看病して、奇跡の復活をとげ、なんだかんだと最近はいい調子だった。鶏ササミ大好き。 今日はあまりにも辛そうだったので動物病

最近購入したサーモスのスープジャー

久しぶりのお弁当。 冷蔵庫の中にあった少しずつ残っていたおかずたちをタッパーに詰め込んでできあがり。 いつも旦那さんのお母さんがお惣菜をつくって送ってくれるのですが、だし巻き卵、肝煮、レンコンのきんぴらが加わって贅沢弁当になりました。 母の味、ありがたし。 そして最近購入したサーモスのスープジャー! これずっと欲しいと思いながら、買うタイミングを逃してたのですが、先日欲しいと思ったその場で注文。 この日はスンドゥブチゲスープ。 お湯だけ入れておいて、食べる直前にフリーズ

人間と菌の力でおいしいものができあがる

味噌仕込み3日目。 初日から仕込んでおいた米麹17kg 昨日の夜から浸水して、今朝から4時間ほど煮た大豆6.5kg(煮ると14kgほどに) 塩3.7kg 大豆の煮汁2kgほど を大きな鍋で混ぜ混ぜして、ミンサーでミンチ状に。 時間をかけて仕込んできたものを最後に組み合わせて、樽に詰め込む。 そしてここからまた時間をかけて発酵していくのを待つ。 仕込むっておもしろいなぁと改めて思いました。 大変だけど。 ワインもビールも日本酒も醤油も、人間と菌の力でおいしいものができ

米麹づくりの作業が一番緊張する

昨日仕込んだ米麹。 発酵機の中でこうじ菌たちが活動してくれて、昨日はただの蒸したお米だったのに、1日経った今日は米麹の香り。 朝と夕方、2回切り返しを行い、あとは明日のお昼頃まで待ちます。 毎年毎年この米麹づくりの作業が一番緊張する。 温度設定間違ってないよなぁ。 お米の蒸し具合ちょうどよかったかなぁ。 こうじ菌の量ってあってたかなぁ。 いろいろ心配になる。 でもこうやっていつもちょっと緊張しながら、何度も確認しながら作業を進めることも大切大切。 明日は朝から大豆を茹で

私たちの味噌仕込みは米麹づくりから

毎年恒例の味噌仕込み。 今年で9年目になります。びっくり!もうそんなに経ったのか。 私たちの味噌仕込みは米麹づくりから。 初日はお米を蒸すところからスタート。 一斗(15kg)の米は洗うだけでもまぁまぁ大変。 蒸し器で蒸して、40度くらいに冷ましてからこうじ菌をふりふり。 まんべんなく混ぜたら、発酵機へ。 これから2日間、こうじ君たちの活動を見守ります。 今年もおいしい味噌ができあがりますように。

続けることは難しい。文章は、短くてもいいからとにかく毎日書きなさい

大学生の頃、永井宏さんの『夏の見える家』というエッセイが大好きで、あー、なんて素敵な人なんだろう、素敵な生き方なんだろうと憧れて読んでた。 その時の気持ちを久々に思い出した。 『愉快のしるし』という永井宏さんの短いエッセイを集めた本を読みながら。 20年経っても、自分が憧れてるもの、好きなものって変わらないんだなぁとちょっと驚きもあった。あの時の自分と比べたら、もう随分と歳をとったし、暮らしてる場所も変わったし、何もかもほとんどが変わってるのに。 「始めるのもやめるのも

ウバメガシの山道を歩いたり、島の歩きへんろ

週末のお休み、いつもの友人たちと小豆島歩きへんろに。 2020年の春、世の中がコロナで大変な状況になった時、学校も休みになってどこにも行けないし、島を歩こうか!と始めた歩きへんろ。 小豆島には八十八ヶ所霊場(お寺など)があって、そこを全部歩いてまわると約150km。ちょっとずつ歩き続けて70km以上は歩き終えたはず。 今日は10km、二十八番の薬師堂、二十九番の風穴庵、三十番の正法寺をまわりました。 海眺めながらおにぎり食べたり、ウバメガシの山道を歩いたり、島の歩きへん

今年はしっかり冬を味わってる

今朝起きて洗濯しようと外に出たら、家の隣の畑は霜で真っ白に。 土の上にも、水仙の葉っぱの上にも霜。 朝陽に照らされてきらきらきれいだった。 霜というのは、空気中の水蒸気が氷になって、0度以下に冷やされた土や草などの表面にくっついたものらしい。 うちは山に囲まれた盆地みたいな地域だから、冷えた空気がたまりやすいそう。 なるほど、そりゃ冷えます。 今年はしっかり冬を味わってる気がします。 そろそろヒートテックを着なくていい季節が恋しいな。

冬の活動としてはぴったりの薪活

3週間ぶりの薪活。 まずはすぐに燃やせる薪を確保。 しばらく薪活を休んでしまったから、すぐ使える薪の在庫がだいぶ少なくなってしまった。 寒い日がまだ続きそうなので、薪が無くなってしまっては死活問題! 何年か前に切られてしっかり乾燥してる木をもらってきて、カットしてひとまず安心。 続いて、来シーズンに向けての薪づくり。 丸太をひたすら切って割って。 先月積み上げたスイス積みの薪は日に焼けてちょっと色が濃くなってました(割ったばかり木はもっと白かった)。いいねぇ。このまま来シ

おいしい野菜の食べ方を伝えていかなくちゃ

自分たちが育てた野菜たっぷりのまかないごはん。 畑作業の日は、共に働くみんなで一緒にこのお昼ごはんを食べます。 真ん中にどーんと置かれているのは「日野菜かぶのロースト」。葉っぱを焦がさずにパリッと焼くのはとても難しい。オイルを丁寧に塗って焦げないように。全体に火が入るように温度調節しながら。丸ごとローストというのはシンプルに見えて実はいろいろ手がかかっている。 これだけおいしい野菜料理を週3日食べ続けて、作り方も何回も聞いて、写真も何度も見返して、私の頭の中に野菜のおいし

野ノ湯でお風呂リラックスタイム

友人のおすすめで購入した入浴パック「野ノ湯」。ビワの葉、月桂樹、ヨモギ、千日紅など瀬戸内で採れた植物を乾燥させてミックスしたもの。 お風呂に入れると、植物たちのめちゃくちゃ良い香りがして、ハーブティを飲んでるような気分になる。てか思わず香りにつられてお湯を飲みたくなる。(飲みませんよ、笑) 人工的な匂いが強い入浴剤がどうも苦手で、でも何かお風呂に入れてリラックスしたり温まったりしたいなという時があって、この野ノ湯はちょうど求めていた感じ。 これは二つ入りなんだけど、二つ