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それでも育てる

毎日お迎えの度に、お友達にまで

「ねぇねぇ〇〇くんのママ~今日ね、〇〇くんにバカって言われたー」

「ねぇねぇ〇〇くんのママ~今日はね、〇〇くんに順番抜かしされたー」

「ねぇねぇ〇〇くんのママ~今日はね、〇〇くんにブロック投げられた~」

。。。。。。

毎日、毎日お迎えの度に、代わる代わる長男の同じクラスのお友達にチクリ?というか、クレーム?というか、本当に長男の行動に困った上のヘルプの声なのか、とにかく毎日、長男のお友達にも、先生にも長男の行動についてのクレームが私の耳に入ってきました。

もう、なんでちゃんとできないの?なんでお友達と仲良く出来ないの?なんでトラブルばかり起こすの?

と、段々と長男を育てる事に疲れ、周りの人の声に疲れ、自分の中の理想のママにも慣れない自分を責め、ただただ長男を叱る毎日でした。

ある日、発達障害という言葉を耳にした私は、なんの勉強もしてないのに、勝手に分かった気になり、

(えっ!〇〇って発達障害じゃんっ!これだ。絶対コレだ!!)

と、知識もないくせに決めつけ、保育園の担任の先生に相談しました。

。。。しかし、保育園の先生の答えは

「気にしすぎだし、私は今まで色んな子を見てきましたが、〇〇くんはそんな事はないと思います。申し上げにくいのですが、〇〇くんは寂しさからの行動だと思います。」

真っ暗、真っ青、真っ白もえ訳わからないくらいの怒り。悲しみ。もう訳わからない状態で、一言言えたのは、

「全部私のせいですか。。。」

その一言だけ言い、涙が溢れ、怒りが溢れ、

(私のせいだ。シングルマザーだし、叱ってばっかだし、周りのママより若いし、派手だし。。。)

実際長男を産んだのが22歳の時だったし、

見た目は、当時のヤンママとか言われる部類の人でした。

見た目は派手だけど、中身はちゃんとしてる!

と、勝手に自分で思い込んでました。

なので、もう完全ノックアウトな上に、仕事も忙しいし、長男は反抗的だし、周りの友達はまだ学生だったり、フリーターだったりで、完全に自分の殻に閉じこもった瞬間でした。







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