〜〜JAZZ PIANOに憧れて〜〜

第4回 ペース配分

皆様こんにちわ!

今、9年前の1番初めのJAZZスクールのレッスンを思い出して書いています。
9年前の5月10日(火曜日) 22日(日曜日)2回とも雨☂️でした。私が雨女なのか?そこのスクールの先生が雨男なのか???
前回、ブルーノートスケールのお話をさせて頂きましたが、雨に合いますね。ブルーな響きは🥀

その時のレッスンで、ブルーノートだけ使ってアドリブして下さい。と先生に言われ、これがその時の私には、これまたサッと出来なくて再び暗闇の世界へ・・・益々ブルー・・・🥀🥀

コードを理解していない方は割とサッとやりやすい様で、反対にコードのお勉強をされた方は、そのコードで自分なりのメロディーを作ってしまい、かえって6つだけの音を選んで限定されると非常に作りにくい様です。
私は後者で、とてもやりにくかつたです。
かなり頭の中で、6つだけ6つだけと考えないと6つ以外の音を弾いてしまいます。
そう、JAZZのブルージーなフレーズを少しは聞いた事あっても体の中に入ってないし、何より指が覚えてないのですから。

ですので、ブルージーなブルノートだけ使ったフレーズを一つづつ覚えていかないといけません。そしてそれを覚えたとしてもセッションに行ってすぐ使えるかといったら、頭の中から引き出すのにすぐには出ないので、それが自然に体から出てくるのを待たなければいけないのです。だから特効薬はないのですよね。

でも、そのスクールでは最初の1時間はグループレッスンで、ピアノ、サックス、ドラム、ボーカル、ギター、ベースの先生がそれぞれセクション毎にレッスンして、その後2時間目に、全員先生と生徒が集合してセッションをするという、かなりハードルの高いレッスンだつたのです。
先生方はJAZZ初心者の生徒さん達に、その場で使える特効薬を処方してセッションさせなければならないのです。

だから、そのセッションはプロに囲まれてセッションさせて頂けるので何という贅沢なレッスン❣️このスクールの売りですね❣️
それで、そのセッションで自分のソロの順番が回って来た時に、その1時間前に教えて頂いたフレーズを一回でも出せれば良いのですが、かなり集中していないと上手く行きません。

ドラムやベースの音も聞かずに小節分だけを追い、何とかコード進行を間違えない様にするのがやっと・・・
とりあえず、さっき覚えたばかりのフレーズをその場所で弾けた❣️❣️という時には皆さんがイエーイ❣️と言って下さって凄く嬉しかったです🥰
先生方も良かった〜〜出来た〜〜とホッとして下さった事でしょう。
手取り足取りおんぶに抱っこ状態の各楽器のセクション毎のグループレッスンと全員集合して5人づつのセッション。誰かがお休みすると編成は変わり、色々に対応する力をつける。

セッションでは、上手くいく方が稀で、どうしても今迄の癖で弾きすぎてしまい、音数の多い私に対してドラムの先生からは、僕の左手を見て❣️とスネアドラムの音を聞く様にって注意されたのに、セッションの中に入り、うっかりしてるとブルーノートスケールを完全に忘れてしまい、メロディーを弾きまくり、結果ブルーノートスケールも使えず周りの音も聞けず1人だけ暴走している状態になってしまっていた方が多かったですね😅

ドラムの先生🥁からは、1コーラス位アドリブ弾かなくてもいいからね、と言われて、それを実行したら、それはそれで周りの音は良く聞こえるけど、どうしたの?って事になり、ピアノの🎹先生からは弾かない選択をしてるのですか?と、不思議そうに尋ねられ、はい〜と言いつつ、どうすればいいの?と思っていたものでした。

今、思えば、ペース配分といって、弾く所、弾かない所を上手くバランスとって作れると周りの人といい感じで、コミュニケーションが取れるという事だったのですが、その時の私には全く意味がわからず、セッションの回を重ねるうちに、だんだん理解出来てきた事でした。

JAZZは会話なので、お話している人と気持ち良く会話出来ないと、なんですね❣️😊






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