〜〜JAZZPIANOに憧れて〜〜

第32回 The Rose

皆様こんにちわ
あっという間に10月も2週間目に入り
本当に日々過ぎて行く時間は早いですね〜
まだ少し暑いけれど、ちょっとだけ秋色時間
お元気でお過ごしでいらっしゃいますか?

前回から2ヶ月も空いてしまって・・・
発表会もあったし、新しいバンドメンバーとの
インターネットを通じてのセッションというものにも、取り組み始めたり、リアルなセッションもあちこち出掛けて、色々な曲にも出会い、日々
時間との戦いの毎日でした〜

今日は、やっと何もないお休みの日となりましたので、今書かなきゃ!と書いております。

今月のお題は The Rose

薔薇?私の好きなバラの花?ではなくて

ローズ 原題は The Rose

1979年製作のアメリカ映画の主題歌
女性ロックシンガー ローズ の愛と激情の
人生を描いている作品です。

ヒロインのローズは、ジャンヌ・ジョプリンが
モデルとなっています。
その役を、ベッド・ミドラーが歌い、数多くの
歌手がカバーしてスタンダードになっています。

ベッド・ミドラー Bette Midier
1945年12月1日生まれ 射手座
アメリカ・ハワイ・ホノルル出身の歌手・女優で
この曲は
1980年にリリースした楽曲です。

作詞作曲は
アマンダ・マグブルーム Amand McBroom
1947年生まれで、女優もされていた方です。

シングルとして全米3位、ビルボード誌の
アダルト・コンテンポラリー・チャートでは
1位のヒット記録。

また、2015年には、TBS系金曜ドラマ
アルジャーノに花束を の主題歌としても使用されました。

愛は花、君は、その種子  というタイトルの
日本語カバーも存在しています。

今回、ブログを書くにあたって、色々調べて
思った事は、歌は歌詞がやはり大きいなぁ〜
と、いう当たり前の事に、気づき、この曲は特に
歌詞がいいなあ〜と思いました。

2012年8月5日に、その音楽総合スクールで
私は初めて聞いて、この曲を知ったのですが

その時は、ピアノ的から見た、コード進行とか、
演奏スタイルとか、 JAZZとロックの違いとかばかりみてて・・・

いつもは JAZZのセッションのノウハウを教えて頂く教室ですので、 JAZZの曲ばかりでしたが
この日は、先生が、
ボーカルの人がよくやる曲ですので、今日は
この曲をやります。と言われて、ヘェーと聞いておりました。

あれから9年たった今、あらためて聞くと、やはり
歌の凄さ、歌詞の重要性が、ダイレクトに伝わってくるのを良いなあ〜と思います。

この曲は8ビートのロックの曲ですね。

JAZZとかクラシックですと、
Ⅴ7がとても大切で、和音の3番目、7番目
の音がとてもとても大切と習ってきてますけど

この曲の中には、Ⅴ7が1回しか出てこなくて
m7は2回、あとは全部3和音なんです。

C. G Fの3つの和音だけで、出来ている。

なんてシンプルな曲なんでしょう?

それから、通常クラシックや JAZZですと
C  F  Gという順番が鉄則なのですが、
ロックはそこが違っていて
C  G. Fという順番だったりします。

クラシックや JAZZでは、禁則とされている
コード進行を行なっています。
そこがロックなのでしょう〜

沢山ロックを聴いていなかった私は
その進行の感じが不思議でした。
そこが、ロックのカッコイイところなんですね。

ロックですと
1番目と5番目の2つの音だけで演奏する事が多いのですが、いわゆるパワーコードというものです

例えば、Cのコードですと
1と5はドとソ
この2つの音をピアノの下の方で弾くと
力強いですよね。

この曲のはじめの部分は2音だけです。
サビから3和音になって、コード感が出ます。
2コーラス目に入って9th.11thのテンションが
出て来ます。

ですから、とてもシンプルな曲なのに
ちょっとしたテンションの選び方で、とても
センスが問われるという、シンプルだからこその
難しさ、を凄く感じます。

間奏をどう弾くか、というところで
適当なコードの分散で弾いたりしても
カッコよくならず、ペンタトニック
また、出て来ましたよ!

Cの場合ですと、
ド、レ、ミ、ソ、ラに
ミ♭、ソ♭という、いわゆるブルーノートという
音を使うと、カッコ良いフレーズになると、教えて頂いていたのですが

 JAZZのお勉強を始めて1年と4ヶ月の私は
ペンタトニックスケールが中々、身体の中に
入ってなくて、全く、カッコイイフレーズが弾けなかったのです。

先生からは、とにかく
少ない音で、確実に意味のある音だけを
弾くようにしてください!

と、アドバイスを、何度も頂いておりました。

シンプルな曲程、一つ一つの音を気をつけて
演奏しないといけない!!

まあ、オシャレも同じですよね。

イヤリングもネックレスも、そのお洋服に対して、何を、つけるか?
センスが問われるという・・・

何事もセンスに磨きをかけないと・・・

今日はベッド・ミドラーの歌をよろしければ
お楽しみ下さいね〜


https://youtu.be/CB4EgdpYlnk


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