〜〜JAZZPIANOに憧れて〜〜

第25回 SO WHAT その②

皆様こんにちわ🌸💕🌸

3月もあっという間に3週間過ぎてしまいましたね〜😅

🌸桜もチラホラ🌸もう咲き始めているところもある様ですが🌸

日々色々な事が起こり毎日が何事もなく平穏無事に一日が終われる様に🙏と
願う感じで過ごしている私ですが
皆様はいかがお過ごしでしょうか?🌸

さてさて、今日は SO WHAT の2回目のレッスンという事で、前回の記事の続きといった所でありますが・・・

前回、1959年にマイルス デイビスがリリースした モードジャズ第1号としてのアルバム
KIND OF BLUEのその中の1曲目

  🎵 SO WHAT 🎵という曲について

今迄のビバップ奏法から脱して
コードの無い自由な空間での奏法
モードという調性の無い奏法
を、使ったジャズの歴史上の初めての試みの曲

について少し書かせて頂きました🎵

今日は実際、どの様にアドリブを作って
いくのか❓について

自分なりに復習として書いていきますので
モードジャズの手始めのアドリブのやり方として、参考にして頂ければ幸いです〜😊


まず、

✨調性もコードも無いのがモード✨

と言われても、


✨Dドリアン、E♭ドリアンだけでアドリブ✨


と言われても

わ・か・ら・な・い〜〜〜🤪

ですよね

マイルスを聞きまくって
わかった方は天才です😍


凄く簡単に言うと😅

🎵 Dドリアンの時には

C. F G いや、C のコードだけでもいいかな?
左手は、レ ソ ドと、4度づつ離れた
3つの音を弾いて、その上で、
右手は、レ ミ ファ ソ ラ シ ド
の白鍵盤なら何でも弾いても良いという事🎵
です〜

左手が4度づつ離れた音を弾いているこの
押さえ方がポイントで、この和音を弾くと
調性が長調なのか短調なのかわかりにくいのです❣️

ですので、その上で右手が
白鍵盤なら何でも良い和音を作れば
一応合うわけです

左手が レ ソ ド
右手がその上に ファ ラ と弾いて
レソドファまでは4度づつ離れて、最後のラはファから3度
という全部で5つの音を押さえる弾き方を

🎵 ソーホワットボイシング 🎵

と言います

この曲のバッキングがそうなっているので
そこから派生した和音の押さえ方をいいます🎵

例えば

左手が レ ソ ド で
右手に ド ミ ソ の3つの音

だけでソロをする (アドリブをするという事です)

ドーミーソー とくると
シードレド となるとソナチネになってしまいますが😅

ドーミソミド ソーミード

とか、リズムを色々変えて

それだけでなんか不思議感が出ます❣️

もう一つは

Cのコード以外に例えばDmのコード
と2つのコードを交互に弾く

ドーミソ レーファラ ミーソド ファーラレ

とか

とっても簡単に書いてしまいましたが😅

考え方として

何故、左手が レ ソ ド で
右手が C でも Dmでも 白鍵盤なら何でも良い
というのはどういう意味❓
かと言いますと

Dドリアン という音階は

レ ミ ファ ソ ラ シ ド 

という、7つの音でできています

その中から 5つだけ選んで作る音階が何種類かあります❣️

因みに 5つで出来てる音階の事を

🎵 ペンタトニックスケール 🎵

と言いますが

ドボルザークの家路のメロディーです
ミーソソーミーレドーレーミソーミレー

ドレミファソラシドの長音階の
4番目のファと7番目のシがないですよね?
通称,よなぬき といいます

5つの音だけて出来ているペンタトニックスケールは他にも色々あって、民族音楽に多く使われています

それで
今回のDドリアンスケールの中から

① C ペンタトニックスケール
 ド レ ミ ソ ラ
② F ペンタトニックスケール
 ファ ソ ラ ド レ
③ G ペンタトニックスケール
 ソ ラ シ レ ミ

の3つのペンタトニックスケールを
導き出す事が出来ます❣️

①のCペンタトニックスケールからは
Cコード ドミソ A mコード ラドミ

②のFペンタトニックスケールからは
Fコード ファラド Dmコード レファラ

③のGペンタトニックスケールからは
Gコード ソシレ E mコード ミソシ

の合計6種類の和音を、導く事が出来ます❣️

ですので


C Dm C とか A m G A m
とか、E m F G とか Am G F とか

この6つのコードを使ってアドリブが出来るのです😊💕🎵💕

ただ、Dドリアンの時にDmを使うと
しっかり、レの音の上にはまり過ぎるので
単調で、民謡とか演歌チックな響きがしてしまいます😅

ですので、それを避ける為、あえて
モーダルな感じ😙調性をわからなくする
浮遊感のあるミステリアスな感じを出す為に

C Am G Emを使うと少し浮いた感じに
なりますからDmと混ぜて使うといいかも?
ですね👌


マイルスも1コーラス目のソロの始めは
Dmだけで、ミ だけを使って
Cのコード感を意識したりしてますね🎵

2コーラス目のソロは、ずっと8小節
Cコードだけ ドミソ だけです😙
あえて、レ ファ ラ Dmを避けてますね

例えば

Dm C Dm Cというイメージで
レファラ ソミド ラレファ ミドソ
とか

C Dm Em Fというイメージで
ドミソ レファラ ミソシ ファラド
とか

🎵 そのままコードの分散 アルペジオだけで
モーダルになるのです〜🎵


そんな感じで、ペンタトニックスケールを使ってアドリブフレーズをモーダルに演奏しちゃいましょうね〜💕🎵💕

と、書くのは何とか復習になっていますが

実際のモードのアドリブフレーズはジョン コルトーンとか、マッコイタイナーとか、
ハービーハンコックとか、
もっともっと色々聞かないと身体の中にモードのフレーズが染み込んでないと
勝手には出て来る訳がないので

まあ、沢山聞いて👂
すこーしコピーして🎹
慣れましょう〜💕🎵💕

ですね😊


では、今日はミッシェル ペトルチアーニの
演奏をよろしければお楽しみください〜🎵

https://youtu.be/4hdH2RfBENo





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