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月刊ぷてぃらじ「5月号!!」

はろーピアニストのDaiです。
ぷてぃらじの記事をなんとなく月刊にしてみました。
ということで、この1ヶ月のぷてぃらじ解説行ってみよう!(唐突)


4月27日ぷてぃらじop.73「燦燦」

op.73はウォン・ウィンツァンという作曲家の曲をお届けしました。
タイトルは「燦燦」
辞書で調べてみると「太陽などが明るく光り輝くさまのこと」
その曲からもなるほど、ほんと燦燦という言葉そのものだな、と思えるような爽やかで素敵な曲です。

何故この曲を今回選んだかというと、今年の4月は例年より早く暖かい日が到来し、普段は5月のGWで咲き乱れる桜も一週間早い4月下旬での開花となり、本当に太陽の輝く陽射しが世界を照らしてくれるような美しい日が録音日だったので、この晴れてる幸せな日常を感じれる曲はないかなと探してたところ、まさにぴったりな一曲に出会えたというわけです(文章長い)

まあ要約すると「太陽らびゅ・太陽しかかたん・この曲ぴったり」こんな感じです。

もうだいぶ暑いけど爽やかな気持ちになりたい時など、是非この曲を聴いてみてください。(ちなみに今日の札幌の最高気温14度さむ)


5月11日ぷてぃらじop.74「水のうた、森のねむり」

op.75も前回に引き続きウォン・ウィンツァンの曲をお届けしました。
2回連続で同じ作曲家の曲をお届けした理由は単純に曲の印象を強める為です。
誰もが知っているであろうメジャーな曲を演奏する時以外は、単品で一回弾いてもあまり人の記憶には留まらないことが多いです。
だからぼくは配信やメンバーシップでも一時期に集中して同じ曲を弾くことが多々あります。
そういった意味でも前回に引き続き同じ作曲家をチョイスしてみました。

「水のうた、森のねむり」

その題名の通り、水や森、精霊の息吹を感じるような静寂で、時にその鼓動を感じるような一曲で、ある意味前回の「燦燦」の対極にあるような曲とも言えます。

実は前回の「燦燦」を決める前にこの曲の存在を知り、動画で演奏しようと思ってたのですが、視聴者の方々にその明暗をお伝えできるように、敢えてまず「燦燦」で「陽」を提示し、「水の歌、森のねむり」で「陰」を提示するような感じでこの並びと曲を選びました。

冒頭は、静かな水の溜まりに水滴が一滴落ちて、その波紋がゆっくりと全体に広がるような静寂なイメージで演奏しています。
「水のうた」と「森のねむり」と一見同じような雰囲気を感じますが、
水は「静」森は「動」を意識して演奏の住み分けをしてみました。
これがもし題名が「水のうた、森のねむり」ではなく「森のねむり、水のうた」だとまた演奏でのアプローチが全然変わってくるのですが、「水のうた、森のねむり」なので、冒頭は「水」後半は「森」というように個人的に解釈してみました。
星の数ほどある数多の曲それぞれに作曲家の魂と意志が込められており、それを全てその通りに理解するのは不可能ですが、時には拡大解釈をし、できる限りの想像を持って曲と接することが、作曲家へのリスペクトに繋がると思っています。

そんな素敵な自然を思わすようなメロディーを是非お聴き下さい。


と今日は2曲のぷてぃらじをお届けしました。
これまでお付き合い頂きありがとうございました!

ちゅーすばっばー
Dai

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