現代の罠

親がYouTubeでずっとリベラルアーツ大学、キンコン西野、岡田斗司夫をループしている。

やはり彼らがあげている動画の数により、YouTubeを一定以上見るとどこかのタイミングで当たるらしい。
親がこのあたりの動画をずっと見ているのはちょっと嫌になるので「やめな」と伝えると「ラジオとして聞いてるんだよ〜」と言い訳し始め、趣向をどうにか変えたらしく、最近は粗品やロザンを見始めた。いや変わらんて。
ちなみにリベラルアーツ大学はお気に入りのようなので未だに見ている。
今日も両学長が「貯金をしたくないのですがどうしたらいいですか」みたいなアホの質問にまじめに回答していた。もはや現代の救いだ。

うちの実家にはテレビがない。
親がアンテナ代をケチったからだ。
引越し先にはもともとテレビのアンテナがなく、つけるなら5万円で購入できるよ!みたいなはずだった。「テレビは見ない」という親の独断でその購入の道は閉ざされた。

時は流れ、ガラケーはスマホになり、親もスマホになるとまんまとYouTubeを見始めた。その成れの果てが、リベ大、西野、斗司夫だ。たまったもんじゃない。

でも楽しいならいいか、どうせならデカイ画面で見ればいいだろうと思い自分のiPadをあげた。
買ったはいいが使いこなせず、でっかい画面でゲームをやるかKindleでマンガを読むかの二択となってしまったので老眼が進んでいるであろう親に活用してもらうことに決めた。
これでたくさん学長も西野も斗司夫も見ればいい。
ついでに私のアカウントでアマプラもネトフリも見れるようにしておいた。
次大阪に帰るまでに文化度が上がっていてほしい。


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