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ヨントンが下手な女のヨントンドタバタ奮闘記



遡ること1ヶ月前

私は有難いことに推しである河野純喜くんと話す
3回目のチャンスを掴み、
JO1 4thシングル「STRANGER」
オンライントーク会(以下ヨントン)の
2日目3部に参戦することとなった。


先述しておくが、私はヨントンが下手だ。
ヨントンが下手、という表現が正解かは分からないが
これまで声を大にして成功した!と言える経験はない

初めてのヨントンでは時間配分を失敗して
いつもの調子でゆっくり喋ってたら
思いの外純喜もゆっくり喋ったので
え!?その調子で来るの!?とあたふたしてるうちに
画面が暗転してしまい終了

2回目は3つネタを用意して
2つで我慢しておけばよかったのに欲張って早口で
最後の質問を詰め込んだせいで純喜の回答が聞けずに
終了してしまうというモヤモヤパターンだった



来たる3回目


推しと話す30秒は本当にかけがえなくて儚い

ヨントンという素晴らしい特典がいつまで続くか分からない、コロナが収まれば対面で会う機会が増えるかもしれないし(それはそれでめちゃくちゃ嬉しい)
売れっ子になればなるほど話せる時間は
どんどん減ってしまうかもしれない


今でも十分に多忙なJO1が
オタク一人一人に30秒も割いてくれてるなんて
今更だけど本当に本当に有難い話だ


今回こそはこの30秒を無駄にしないために
ちゃんとネタを考えて練習して
推しにとっても楽しい時間になるよう努力しよう!


これは、そう心に誓った限界社会人オタクの
ヨントンドタバタ奮闘記である


(前置きが長い)



ヨントン当日

10/17 10時


私は今までのヨントンは
実家の自分の部屋から参加していた


だが、この日は両親が揃って家にいたのと
ネタの内容がだいぶ限界だったこともあり
カラオケから参戦することにした


(この後、あんなことが起きるとは知る由もなかった)


最近では1人カラオケする人も増えてきてるし
何も臆することなく「1人です」と言って来店したが

・ネタを書いたボード
・リングライト
・大仏のお面(純喜を笑わせるために購入したが
      匂いがキツすぎてお蔵入り)
・これ以上仕上がりようがないのに
 一応持ってきた化粧ポーチなどなど

これらが詰まったバカデカカバンを肩にかけていたので
何となく店員さんから疑いの目で見られた気がした
(疑いの目とは)



そんなこんなで入店し、着々と準備を進め
しばしの間Twitterでレポを漁りまくった


ヂャムのレポを漁るのは本当に楽しい
そんなネタどうやって発想したの!?というような
秀逸なネタが多くて本当に頭が上がらない

同時にもうすぐ自分も同じ世界線に行けると思うと
緊張と期待で胸がいっぱいになってきた

そしてあっという間に時は経ち、
私が参加する3部の時間になった


本人確認の画面で待機していると、事件は起こった




君をまも〜るた〜め
そのためにう〜まれて〜きたんだ〜
あ〜きれるほど〜に
そうさそばに〜いてあげる〜
ねむったよ〜こが〜お
ふるえるこの〜むね らいおんは〜〜と




⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️



何事!?!?
なぜ急にSMAPのらいおんハートが!?!?!?
刻一刻と推しとの対面が迫っているというのに!?!?


そう、何を隠そうここはカラオケである
隣の部屋から突然らいおんハートが聞こえてきても
何も違和感を覚える必要はない

むしろヤバいのは私である
カラオケに来たのに一曲も歌わずにただひたすら
1人黙々と酒に酔った女をシラフで演じる練習をしてるのだから…

らいおんハート少年は何も悪くない


そうだ、ここはカラオケだ
歌声が聞こえてくるのが当たり前なんだ、落ち着け…


だがしかし私は突然のらいおんハートに動揺してしまい
本人確認3番目になったのに入室し忘れてしまい
本人確認65番目へと飛ばされてしまった
(本当にヨントン3回目?)


まあとりあえず猶予ができたから
らいおんハートは歌い終わりそうだな…
歌ってもらうのは全然構わないけど、
なんか著作権引っかかって退場とかなったらどうしよう!?イヤホンも持ってないし!?


そんな私の不安を煽るかのように


む〜ぎわ〜らの〜ぼうしのき〜みが
ゆれたマリーゴールドにに〜てる〜




次はマリーゴールド!?!?!?



らいおんハート少年はマリーゴールド少年になった
そう、彼は何も悪くない
ただ気持ちよく歌っているだけである
悪いのはカラオケを選んだ私…



そんなこんなで私は
マリーゴールドをBGMに対面の時を迎えた


(ここからがヨントンレポです)
(第二の前置きが長すぎる)



私(名前を書いたボード持って待機)


🌱「〇〇〜」

私「純喜く〜ん!!!」

🌱「〇〇〜」


純喜ヨントン特有の落ち着いたテンション

ふわふわした喋り方で2回も名前を呼ばれ即死


そして息つく間もなく一つ目の爆弾を投下




私「これ!これやってほしい!」

🌱(目を細めて呼んでる)

私(時間がない…私から仕掛けよう…)
 「純喜〜ただいま!」

🌱「は?なんなんそれ?」


え…
めっちゃ怖い…
さっきまで優しく微笑みかけてくれてたのに
目つきが変わって首を傾げながらこちらを睨んでいる…

純喜、あなたそんなに演技派俳優だったの!?

そして手元を見るとイヤホンの線をいじいじしている…

ごめん、ごめんよ
そんなに怒ってるなんて思ってなくて…
ちょっと遅くなっただけじゃん…(フィクションです)

どうしよう…なんて返そう…


私「なんで怒ってんの?」


推しが演技派俳優になってくれているんだ
私も期待に応えて女優になろう
私は石原さとみ、もしくは綾瀬はるか、
願わくば浜辺美波…

と唱えたが気持ちとは裏腹に
推しがガチギレしている顔が癖すぎてたまらなくなって
でろんでろんににやけた顔で返答した


🌱「なんやねん、その態度…」



あ〜!!!!!!めっちゃ怒ってる〜!!!!!!
かわいい〜!!!!!!!!!!
私のために怒ってくれてる〜!!!!!!!
推しの滅多に見ない喜怒哀楽の「怒」〜!!!!!!



私「なんで怒ってんの!?」


ここにきてコミュ障が発揮されてしまった
本当はもっと「寂しかった?」とか
「私のこと嫌いになった?」とか考えていたのに
(それはそれでなかなか気持ち悪いが)
まさかの同じ返しをしてしまうという大失態
純喜ごめん、気の利いた返しできなくて…



🌱「遅い、帰ってくんの…」



私「ドゥフッッッありがとう!!!」


あまりの可愛さにオタク特有のドゥフが出てしまった
睨んでるけど少し上目遣いで口を尖らせて
発する言葉が可愛すぎて頭がおかしくなりそうだったが
我に帰って次の爆弾を投下した




私「これ聞きたい!最新版!」


私は人呼んでケミ大好き芸人だ(誰も呼んでないよ)
今までメンバー絡みの質問はしてこなかったが
様々なケミの絡みが増える昨今、
初期にめちゃくちゃ聞かれていたこの質問の答えを
改めて聞いてみたくなった



🌱「え〜!!
  付き合いたいと思うメンバー!?」


さっきまでの拗ね彼氏はどこへやら
睨みつけていた目はきゅるきゅるお目目に変わり
前のめりでボードを読み始めた


あ、なんか楽しそう、良かった…
前半私利私欲まみれでごめんね…
誰って答えるんだろう…ワクワク…



🌱「え〜〜〜〜〜〜〜」
 (周りを見渡して選んでる)


ブチッ



私「ガ〜〜〜〜〜!!!!!!
  おいまたかよ〜〜〜!!!」


fin...


順調かと思えた私のヨントンは
あっけなく終わりを迎えてしまった


また質問の答えが聞けないという失敗をしでかした
でも周りを見渡して選んでる純喜はめちゃくちゃ可愛くて、少しでも楽しんでくれたなら本望です…
と思いながらアプリを閉じた


ちなみに端的にたとめたヨントンレポは
Twitterに投稿しております、こちらです



そんなこんなで限界オタクの3回目のヨントンは
またしても成功とは言えない形で終わってしまったが
結局何が言いたいのか



やっぱりどうしても推しが生き甲斐



たかが30秒、されど30秒
30秒という長いようで短い時間に
数えきれないほどのオタクを幸せにしてくれる推しは
本当に天才、神様、国宝

どう考えてもオタクが幸せになれるイベントなのに
なぜかいつもオタクに感謝を述べてくるので
当たり前のようにまた前を見据える
(前を見据える=金を貯める=CDを積む)


ヨントン中に話すネタはいくらでも考えられるけど
ヨントン後の感想って絶対に伝えられないから
今ここで綴っておこうと思う

今回もキモオタの私利私欲ネタに付き合ってくれて
ありがとう!ゆっくり休んで美味しいもの食べて!
純喜あなたは本当に頑張ってる!
頑張ってる純喜の力に少しでもなりたい!
アイドルしてる純喜が世界一かっこいい!
世界一幸せになって!大好きだよ!


(赤の他人の推しへのバカデカ感情を黙読する時間を作ってしまい、申し訳ございませんでした)




まとまりがなくなってきたが、
やっぱり推しが生き甲斐の毎日って楽しいよねって話
推しの幸せが私の幸せ
自慢の推しがいることが私の何よりの自慢だ


今日も今日とて、幸せをありがとう


オタクって本当に楽しい、CANMAKE TOKYO









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