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ラーメンズのお話1

身の周りに
「ラーメンズ好きぃ!!!!」
っていう友人はほとんどおらず。

私が「ラーメンズが好きです」というと
だいたい、「ラーメンズってなんだっけぇ?」
と言われる。

ちょっと知っている人だと、
「あ〜〜 新橋!の人だぁ!」と言ってくれる。

なかなか知ってる人に巡り会えない・・・
そう思ってるこの私も、この4〜5年で好きになったのだ。
いわゆる本公演に行ったことない組の人間。

好きな作家さんがラーメンズまとめをされていて
ばっちし影響を受けたので。
今回、自己満ではありますが
私がスキな10本のコントについて書いてみようと思います。

前半、5本いきます!

1. 英語で話そう

「news」という公演より、「英語で話そう」

これは、「意味がわかるだけに、意味がわからないw」

この言葉の意味がわかるコント。笑

仁さんが英語を使って話そうとする、
よくお笑い番組とかでありそうな企画ですが
私的にツボです。

英語でふざける仁さんに、本気で笑ってしまっている賢太郎さん
(これは台本・演出通りかもしれないけど、それは一旦置いといて)
そんな2人を見るのも好きなんです。
そんな2人を見て、もうめろめろメロンなわけです。

コントの中で、賢太郎さんが
仁さんの身体の一部を叩いて、仁さんがそこを英語で答える
というシーンがありますが、
ここは、日替わりだったりするのかもしれない。
つまりここはアドリブなのかもしれない。

そんなところも最強に面白くって
落ちもほっこりしてて好き。

純粋に、元気になりたいときに見ます。

2. 男女の気持ち

「雀」という公演より、「男女の気持ち」

大好きダァ!

これは、女にフラれた時の、男の気持ちと
男にフラれた時の、女の気持ちについて

ではなく、

男をふった時の、女の気持ちと
女をふった時の、男の気持ちのコント。かな。

とにかくいろんな人のモノマネというか
オマージュ?されたものが出てきます。

モノマネのクオリティもいいけど、
ラーメンズオリジナルの歌やセリフがたまらんのですな。

男にフラれた女 × 賢太郎さん のターンで
独特の世界観と歌(うまい)。

男にフラれた女 × 仁さん のターンで
ガラガラ、ぴしゃん!「すいません!内臓を買ってください!」

もしかしたらラーメンズのセリフの中で一番好きかも。

セリフだけでなく、
この頃のラーメンズが一番ツボかもしれない。

久しぶりに、「ラーメンズの基礎を見直そう!」
というタイミング(いつだよ)で見てます♪


3. 片桐教習所

残念ながら、公式チャンネルの動画はありません泣

ラーメンズ特別公演『零の箱式』のDVDに入ってます。

これはこの公演を順番通りに流して見ると
より楽しめるコントです。

名前に「片桐」と入っているのに
仁さんはほとんど出てきません。

ラーメンズのコントの中には、
2人のどちらかしか動かない喋らない、みたいなコントが
いくつかあるんですが、
その中でも賢太郎さんの能力の高さと個性が光る作品
だと勝手に思ってます。

たかしと父さんの下りをやらされてる(でも台本書いてるのは自分w
その時の賢太郎さんが恥ずかしそうにしているのが
たまらなく、いい。笑

そして、最後のオチまで続く怒涛の小林賢太郎ワールド。

これは、腹筋崩壊もいいところ。
何度見ても笑います。
賢太郎さんしか出てないのに、仁さんが霞んで見えます。

公演のコントを順番通りに見た方が、と書きましたが
最低でも、「たかしと父さん」というコントを見てから
見るのがいいです。

思いっきり声出して笑いたい時に見ます。

4. いろいろマン

「STUDY」という公演より、「いろいろマン」

仁さんファンにはたまらん作品。
ギリジンの知名度と人気度が高いですが、
私はいろいろマンが好きです。

「いろいろマン、ショック!」のくだりが
ほんとに可愛い。

そして、美大出身らしい色に関する豆知識が出てきます。

江戸紫とか、このコントで知った。

そして舞台が「結婚相談所」ってw
このサムネからは全く繋がらない題材。笑

ふ〜んふ〜ん♪って言いながら
写真を眺める仁さんを見て
笑いを堪える賢太郎さん。

仁さんの取扱説明書を持っているのは
やっぱり賢太郎さんなんだな〜と
改めてほっこりします(親目線w

さりげな〜く散りばめられた伏線を
ささっと回収してどかーんと笑いが起きるラスト。
ほんと、芸術。

5. 新噺

「ATOM」という公演より、「新噺」

「新噺」で、いまようばなし、と読むようです。

落語は何度か観に行ったことがあるんですが、
学生時代に落研にいた2人ならではのコントかもしれません。

「1人じゃん!なぁ、うん!」のくだり、
新しすぎて面白い。

1つのコントなのに
コントの中で、いきなりコントが始まったり終わったりして
なんか、パラレルワールド的な感覚に陥るのもいい感じ。

そもそも、ラーメンズのコントは、
「お笑い」というくくりに入れていいものかわかりませんが、
後にも先にもこんなコント、ないんじゃないかな。

よく芸術、とかシュールとか言われているけど、
「ラーメンズ」という新しいジャンルなのではないかと。思うわけです。

そして、落語的な要素が入っているからか、

落ちがとてつもなく上手い。というか小粋?
うまく表現できないですが、思わず拍手したくなる
秀悦な終わり方。


ここまで5作品。
まだまだいける。

後半へ続きます。

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