映画「バイプレーヤーズ」を観ての感想

最初に言ってしまうと、発売されるDVDか、いずれやろうであろう地上波TVを録画したのを、何回も観ればよい、と思う。
要は、数多くの俳優さんが出てくるので、誰がどのシーンで出たか、なんてものは、いちいち覚えていられない。
ストーリー的には、撮影所に住む、一匹の犬の行方不明になったことがベースとなっているよう。
そして、撮影所の中のいろいろな建物、野外で行われる撮影シーンが流れる。
そのあたりは、映画マニアにはたまらないのかもしれない。

私的には、撮影監督を演じる濱田岳さんと、役所広司さんがよかったと思う。濱田さんのこっけいな役柄と、役所さんの顔の表情がおもしろい。
また、最後に、出演者全員がメドレーみたいに出てくるのだが、こんなにもすごかったのか! と思わせるくらい、役者の顔ぶれに唖然とした。

さて、最初に否定的な事を言ってしまったが、それでも、この「バイプレーヤー」が映画化された理由がある。最後の方で、納得ができた。ある一枚の写真がスクリーンに映し出される。それが映画化の出発点であったのだ、と気付かされる。ぜひ、観た際は、確認してほしい。

でも、早く、地上波TVで放映されるのを期待している...

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