「立山」な2021年を振り返る。
『年末に1年間を振り返る。』
これは私も含め、大体の人間がしている恒例行事だと思っている。もちろん私も恒例行事として毎年しているので2021年の年末も「この1年間どんなことをしたっけな。」と思いを馳せていた。
2021年は「とにかく立山!」な一年だった。
私は山が織りなす稜線や尾根が大好きだ。それを手っ取り早くカメラに収められて、色んな稜線も見られて、剱岳も拝めちゃうし、遠くに槍も拝めちゃう。
高コスパなのが立山なのである。
2021年は夏に1回、秋に1回、冬に1回立山に行った。
本当はあと3回ぐらいは通いたかったのだが、私の財政が破綻しそうだったので泣く泣く諦めた。
これは全ての山行前に共通して起こることなのだが、私は気合を入れていかないといけない山が待っている週は常に緊張してしまう。
「ええ写真撮れるかな…」「天気持ってくれるかな」「忘れもんないかな」などなど、いらぬ心配をたくさんしてしまって結果緊張してしまうのである。
特に立山の週は他の山行に比べて特に緊張する。
2021年も緊張しっぱなしの立山だった。
夏
夏は3泊4日のテント泊(くっそなげぇ!)でアタック。
この時、死ぬほどでかい台風が北陸に接近していたのだが、ヤマテン的には「いけんじゃね?」な感じだったので強行突破。この判断が本当に正しかった。
台風が来ているとは思えないほどの静寂と雲海と青空を拝みながらのトレイル。爆焼けの夕方と朝。
一度も雨に打たれずに3泊4日を過ごすことができた。これはもう奇跡としか言い表しようがない。
こんなのがじゃんじゃか見られるのが立山。大好きだ。
秋
秋は、ウエディングフォトを撮り回った。
全ての植物が色づきを迎えており、鮮やかな暖色が迎え入れてくれた。
秋の立山自体は2回目なのだが、本当にいつも美しい姿を見せてくれる。夏とはまた別世界のようであった。
冬
冬は言わずもな良い景色ばかりで、唾を飲む光景が所狭しと並ぶ。冬の立山は人もさほど多くなく、静寂の中で雪山と向き合える。
この日は雷鳥荘に泊まったのだが、冬の雷鳥荘はオアシスだった。暖炉が焚かれ、ぬくぬくと過ごせてしまう個室。朝日を拝むつもりだったが、当然のごとくぬくぬく過ごしてしまい見れず。雷鳥荘はそういう過ごし方をする場所だと思っている。
終わりに
というわけで立山の夏・秋・冬を堪能した2021年。2022年は、残雪期の立山にも訪れたいと思っている。立山はいつ・どんな時に・どんな気持ちで訪れても私たちを待ってくれている。
2022年は何回立山の山達に会えるかな。今から楽しみだ。
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