赤尾由美氏の動画2023.12.9


赤尾氏のChannel AJERでの「私の政治始末記」という動画について

今更ながら赤尾氏の動画を見た。
どうせ大したことは言ってないだろうと思っていたが予想通り大した発言はなかった。
赤尾氏は一番肝心なことに答えてないで自分の弁明に終始していた。
まず武田氏が某政党と参政党を結びつけようとしたのは事実か?
赤尾氏はそのことを知っていたのか?
某政党と武田氏の密会に赤尾氏が関係していたのか?
全く知らなかったことなのか?
自分が全く無関係ならそう宣言することが一番の弁明であるはずなのにそれができないということは、関係があった疑い濃厚だ。
つまり武田氏との関係、某政党との関係があるだろうという推察をしながら赤尾氏の弁明を聞くことが必要だと思う。

ボードの重要性

もう一つ重要なことは赤尾氏はボードに入る気がなかったと言っているが、他の2人、武田氏、吉野氏はどうだったのか?
赤尾氏は2人がボードに入る気があるのかないのかを知っていたのか?
3人ともボードに入りたいとも思ってなかったとしたら、仮にそれが撤回されたとしても何も怒る必要はないのに不思議にも怒っている。
ボードに入ることで利権があると考えていた人が3人であったと考えるのが自然だろう。
赤尾氏ら5人の会談ではボードに入りたいという要請は出なかったとしても、
武田氏と神谷氏と某政党とのやりとりが2人だけで行われたことが事実なら、そういう5人の会談とは別に武田氏や誰かから要請もありえたのでは?

参政党は企業で言ったら資金力抜群な超優良企業なので、
少なくともボードというのはそれを左右できる存在だ。
なので、何十億単位のお金を左右したい人にとってはボードになることは重要なことである。
赤尾氏は知らないふり、自分は欲のないふりをしているが、起業家なので人から聞いたにしろ参政党の資金問題に関して知っていたと思った方がいい。
赤尾氏の答弁も参政党の資金問題に関しておそらく知った上での行動だと思って見てみることが必要。
参政党は資金的に言って優良な政党であって、そのことは少なくとも赤尾氏の功績ではないことも事実だ。

独裁というストーリー

もう一つ重要だと思える話は、赤尾氏はボードメンバーであった時は、
神谷氏が一人で決めていた、つまり独裁だったと言いたかったようだ。
赤尾氏は従う立場を普段から印象を付けていて、それはある程度事実だったとしても、例えば赤尾氏がボードを辞めたときは、辞任するか解任されるかになったはずだ。
解任はもし本人に投票権があるとするなら、残り4人中3人が賛成しないと解任されないので、赤尾氏がボードを辞めたくなければ自ら反対してそこで正式に解任されればいい。どんなことにも神谷氏に従うという態度でボードにいるなら、赤尾氏がボードでいる必要はない。
赤尾氏が自らボードとして判断を決めて、その結果、たとえ解任されたとしてもそれは仕方ないことだと思うが、どんなことにも神谷氏に従うという態度でボードにいたとしたらそういう人がボードにいる資格はないし、いたら参政党にとって迷惑な存在だ。
そして赤尾氏本人はそういう態度だったとしても、他のボードメンバーも赤尾氏と同じように、どんなことにも神谷氏に従うという推測は他のボードメンバーに非常に失礼な憶測だろう。
不思議なことに参政党アンチとなった人は、参政党に反する意見を言えば、参政党を辞めさせられるという神話を作っているが、もし仮にそうなら覚悟を持って参政党に反する意見を言って参政党を辞めさせらればいいだろう。参政党に未練をもつ必要もないし、居座る理由もない。
彼らは参政党は独裁的で意見が言えない、または内部から改革するという惨めな言い訳をしている。
自らの信念を貫く覚悟がなくて、辞める時になって文句をいうような人について行く人は誰もいない。

細かいところで怒り爆発

会見での神谷氏の発言が事実と違うから離党?
それだけで離党はちょっと納得できない人が多いかもしれない。

武田氏は参政党に関して噂レベルの根拠のない話を繰り返しているが、
赤尾氏として当然それは知ってるだろうが、武田氏のすることはなんでもOKで、参政党が事実と違うことを言ったらそれに対して怒りが起こって離党するという奇妙な判断基準を持っている。

赤尾氏は武田氏を非難しないで赤尾氏自身の正当化をしようとしているが、
赤尾氏は、現在の武田氏の行動は当然知っているので、武田氏の根拠のない参政党への言いがかりを容認している、または共謀していると考えるべきだ。
だからこの2人は強い共通目的があったと考えるのが自然だ。

赤尾氏に関してはあまりにお気軽で物事を慎重に考えなかったので、神谷氏に重宝がられたりしたのかもしれない。
また武田氏に騙されたりした可能性もあるが、
自分は関与してないふりをしているという可能性もある。

言葉は信頼できるか?

政治の世界で言えば、赤尾氏も武田氏も含め、例えば言葉で日本のためということは実は簡単なことで、どういうやり方でそれを実現するかはそれと比較にならないくらい難しい問題だ。
本当にそれを自分の気に入る方法で実現したければ自らが主体として活動し共感者を集めればいい。
それを実現しようとしている組織の中に入って自分の気に入るやり方でやれというのは単なる言いがかり、乗っ取りの手法だ。
評論家的に立派なことをいうことは比較的楽で、その種の才能があれば自分の話す理論で、たとえ他人の理論でもそれが理解できていれば、それで人を説得することはできる。
その時人を騙すことの一番いい方法は自分は欲がないように見せることでそれはある程度才能が必要かもしれない。
武田氏の実績や年齢や赤尾氏の女性としての物腰の柔らかさは、人を騙そうとすると武器になる。

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