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来年のインターンへ向けて(27年卒向け)その3 大学入試との違い 

大学入試。現在は様々な入試形式が存在する。

慶應義塾大学 法学部の場合は

「一般入試」「総合選抜型入試(FIT入試)」「学校推薦型(いわゆる指定校)」「IB入試

と4パターンの形式+附属高(NY含め5校(塾高・女子高・湘南藤沢高・志木高)からの入学

が現在は存在しているようである。どの形式にしても様々な「試験」(附属高からの場合はそれぞれの入学試験)を課されるがほとんどの場合は「何分(何時間)以内で解答」という制限があるはずである。

アナウンサーの選考、特にカメラテストでは「言われて直ぐに対応」が求められることがほとんどである(時間を与えられても1分程度か?)。

「時間をかけて考えて答える」vs「その場で直ぐに答える」

この点が大学入試(あるいは資格試験など)とは大きな違いなのか?と考える。

要するに「その時点での自身が持っている経験・学力・表現力・言葉のストック・知識・見識・考え」をもとに「素早く課題に対応」するという、いわゆる「瞬発力」が問われるということになる。しかも「発した言葉」が「選考側の過半数から支持を得られること」というものになるので「付け焼き刃みたいなものでは難しい」ということになる。

時間をかけて最適な解を導き出す・・・というものではないようである。普段の生活シーンで例えるなら、LINEでの返事を速やかに的確に返すか、じっくり考えて丁寧に返信するか・・であるが、アナウンサー志望の場合は「前者」のような人の方が良いのかと考えている(あくまで自身の経験に基づいた考えであることは理解されたい)。

この点がエントリーシート(ES)を熟考、あるいは第三者からのアドバイスをもとに練りに練ったもの・・・とは違うということになる。よって難関大学アナウンサー志望の多くの人がカメラテストで落選して「呆然」となる理由でもある(呆然となる理由は難関大学在籍の人は今までの入試などで「落ちた(不合格)」経験がほとんどないからでは?と推測する)。

確かに時間をかけて良い課題も存在するが(筆記試験・作文など)アナウンサー職選考の多くのシーンで「その場でお願いします!」という課題を課される。

インターンでも同様。局アナがニコニコしながらエゲツない(と言っては失礼か?)課題を課してくることもあるとか(もちろんその局アナには全く責任が無く会社の命に基づいて任務を遂行しているだけであるが)。

自身が今まで見た中では日本テレビの黒田みゆさん(2021年入社)が瞬発力が凄いと感じて本日時点でも彼女を上回る人はいない(と思う)。

そんなアナウンサー選考、本年度のインターンはキー3局は現時点で結果待ちであるが、通過したら(結果発表はTBSが5月14日(火)(書類通過者には面接がある)・テレビ朝日が5月15日(水)・日本テレビは5月20日(月))そんな課題があることは理解しておかれたい・・・・と3年生向けになってしまったので軌道修正。

アナウンサーの選考では「瞬発力」が問われる。よって「幅広い知識・見識・教養・学問」を「しっかり時間をかけて取り組み」、「良い表情で分かりやすく話せる」ことの「高いレベルの演習」を行うことが肝要となる。

それをやらずにES通過しても・・・・・・とこれはまた別の記事で述べてみようと思う。

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