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インパクトを残せ!に異議あり

アナウンサーに限らず就職活動においてまず必ず行う

「自己紹介」

この自己紹介において、各所で「インパクトを残すように!」と指導があると思うのであるが、果たして各所が意図するようなインパクトは必要なのだろうか?

自身の考えを記すと

「インパクト!よりは好印象の方が大切」

だと思う。

「好印象を残した上でインパクトのある話」

が出来るのがベストだとは思うが、それはなかなか難しい話なので、まずは

「好印象が一番大切」

であると思う。そもそも「好印象」でないアナウンサーいないと思うが。

先ほど「各所」でと述べたが、これがまた様々な「各所」である。アナスクの方々、先輩、就活マニュアルなど、結構多い。多いから学生自身も「インパクト」というものを良く理解しないまま「悪目立ち」して選考に沈んでしまう人が多いのではと毎年感じるのである。

では好印象とは何なのか?

「良い表情」と「丁寧な所作・言葉遣い」

なのでは?と思う。もちろん人によって考えがあるとは思うが、自身がESの撮影担当した「キー局アナウンサー」のお1人に、内定の決め手はどこでしたか?と伺ったところ

「人事面接時の入室ときの挨拶が好印象だったと採用担当者から言われた」

という答えが返ってきた。やはりそれくらい「好印象」が非常に重要なのかと思う。

インパクトを残せ!と指導を受けた場合は、それを実際にやる前にまず「好印象」の練習をした方が良いと思う。それを差し置いて「インパクト」に走ると前述のように「選考では沈む」可能性が非常に高くなると思う。

好印象な動画・面接・カメラテスト・・・・・をこなせることが出来れば、それが結果的に各所で言われるようなインパクト以上に効果を発揮すると思うのであるが、いかがだろうか。

今週からテレビ朝日・テレビ東京の面接が始まると思うが、好印象を残せるよう、普段の表情・所作にをレベルアップして通過者の方々には臨んで頂きたい。(了)



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