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ES落ちたらアナスクで学んだことは役に立たない??

アナウンサーのES周辺に携わっていると、どうしても「不合理」と考える事が多くなる。それは「表に出せない」事があまりにも多いからである。

「おっ?ここでは表に出せないこと載せてくれるのかい?」と感じた人がいるかも?であるが「そんなことは載せない」のである。

そもそも有益な情報や裏(と言っては語弊があるが)情報などはそのあたりに転がっている訳ないし、そもそも真偽の程が定かではないと思う。

まあ、そんな状況なのであるが、表に出せるような「考え」を述べたい。

多くのアナウンススクールで「ES対策講座」は存在する。アナトレならば

アナトレに実際に通い通過した方のエントリーシートをみながら対策をすることが出来ます。

https://anatore.fujitv.co.jp/shukatsu/es.html

学生の本音「実際に通過した方」より「実際にアナウンサーでやっている方」を見たいのでは?と思うが、もっとやってほしい事が

一人一人にあったアドバイス!
あなたの個性を引き出し、ES(エントリーシート)で重要なポイントをお教えいたします。

https://anatore.fujitv.co.jp/shukatsu/es.html

重要なポイントを教えてくれる・・・のはまあそれで間違いはないけど、本音を言うと「ES一緒に「創って」欲しいんだけど。お金は多少(人によって差があると思うが)払うから」という人もいそうである。

要は「ゼロからとは言わないが、ある程度の段階からESの作成を指導して欲しい」

と考えている人が多いと思う。

なんでこんなことを述べているかと言うと「アナスクでESの対策を徹底的にやっているところは自身が知る限りない」からである。

なぜなのか?アナウンススクール(アナスク)は「アナウンスのスクールなので」であると思う。いつも述べていることになるが「就活塾」ではないので、どうしてもES周辺は弱め(薄め)になる。拠り所は講師の方が実際に採用試験で提出したものか、そのスクールでアナウンサーになった人のES(動画)がベースになるので、データベースがそんなに多くないので「ES特講!(3日間)」みたいな「尖った」講座をまず見たことがない。

参加した!って良く聞くのは

【1日目】書類審査を突破して面接へ
1. 最初の関門!エントリーシート(ES)の攻略法
2. 就活のデフォルト「自己PR」で、何をどう話すのか?
3. 面接のFAQに、あなたは答えられるか?
【2日目】技術とセンスで差をつける
1.「ニュース原稿読み」“即戦力”を印象付ける必須能力を磨く!
2. カメラテストの定番!アドリブでしゃべる「映像描写」のコツ
3. 応募時のマストアイテム「自己PR動画」の指導
【3日目】自分のチカラで成長するために
1.《収録》カメラに映る自分の姿は? ニュース読みと喋りをチェック
2.《収録》模擬面接 短い時間でどんな印象を与えられるのか?
3.《講評》今の自分を収録映像で客観視。講師のアドバイスで成長のヒントを手に入れる!

https://www.tv-asahi-ask.co.jp/dept/インターン&就活ゼミ-10/

3日間の講座なのであるが(詳しくはリンクを参照されたい)ES対策は1日目の「1」と2日目の「3」(項目で言えば22.2%)ほどである(実際の時間は不明なのであくまで項目ベース)。

1日目「2」と2日目「3」以外は「通過してから活用(運用)」する項目であると思う(間接的にESに役立っているパートもあると思うが)。

確かに「通過してから」は、とても大切なのであるが、本年度は

「キー3局は通過が異様に難しかった」

現実がある。そう

「ESが通過しないとアナスクでやった事が全く役に立たない」

のである。これはホント厳しいところである。「会ってくれもしない」のである。

これは他業種も同じではあるが応募者総数から考えて「参加出来る(ES通過の)人数がかなり少ない」アナウンス職では非常にツラいところである。

アナウンサーのES。重要な点は多くの考えがあると思うが、キー局の場合は

「写真」

であると考えて間違いないと思う。理由としては事務作業の都合が大きいのかと。「結構な数」の書類全てに目を通すなんて実際のところは難しいと思うし(本当のところはもちろんわからないが)目に留まった人だけを集中して中身(テキスト)をチェックして実際に参加した時に「どんなこと聞こうかな」なんて考えているのでないか?もちろん全員のESをじっくり見たいという意向は各社(局)あるとは思うが人員的な要因などで(キー局ES通過難易度が上がっている(通過者数が少ない)のもそれが理由かな?とも思ったりもする)その意向が叶わず、キー局では写真でまずチェック!動画でさらにチェック!(以前も述べたが同時に表示しているパターンもあると思う)が基本線なのか?とは考えている。

そんな本年度厳しいES選考なのであるが、どこか「ES特講!」みたいなものは実施出来ないのか?と思う。

1 良い雰囲気を出すには?(総論・方法論)
2 写真の映り方(表情・姿勢)
3 動画の映り方(同上)
4 動画 話すことの組み立て方(基本)
5 動画 上位通過者のキホン
6 ESの設問にどう対応するか?意図のくみ取り方
7 カメラテストの実際 対応力を提出動画との関係性を考慮して

これを「習熟度別」に分けて「1日でやってしまう!」みたいな講座はどこかでやらないか・・・と考えてしまった。

どこもやらないのなら・・・自身が近い将来やってみようかと思うが、個別対応なら期間限定で実施することにはしてみた(上記では除く6と7)。

2024年5月21日付け記事に載せているので必要だ!と考えている方いれば!である。(了)

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