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落ちる動画パターン2024

(昨年度アップしたものをまた修正して再アップ)

最近撮影依頼を受けた3年生の学生さんは通過状況がなかなか厳しいケースが多い。そんな皆さんには提出した動画を見せて頂くことにしている。

通過状況が厳しい方々は共通するポイントがある。それを記してみる。

(1)写真の表情は良いけど動画の表情が「酷い」パターン(2024NEW)

これ、このままの動画でもし通過しても「絶対」次で落とされる。早めに直した方が良い。修正しないと年内のES 選考「全部落ちる」可能性がある(特に日テレ・カンテレだけ通過の人)。目が開いていない、口の形がおかしいとか。なんでそんな表情になるのか?みたいな。秋のフジテレビ・テレビ朝日では「絶対上位で戦えない」と思う。

(2)自分の考えた原稿を棒読みパターン

とにかく「棒読み」。原稿間違えなければOK。そんなので通過してもカメラテストで「帰ってください」となること間違いなし。

(3)レポーター風のパターン

「レポーター風」バリバリの人。ホントに学生?みたいなセミプロ感。プロ風でもホントのプロから見たら「?」

(4)普段とは違うくらいテンションが高い話し方のパターン

本来の「あなた」ではなくなっているパターン。声大きい。声大きくなくてもマイク付ければなんとかなるのでは?本来のあなたの話し方はどうなの?が会社側の観たいポイント。

(5)飛び出て来たり顔近づけてみたり変化が大きすぎるパターン(特に関西)

「インパクト」を残そうとやっているかも知れないけど「悪目立ち」。関西でそんな人が「かなり」多いのはなぜなのか?関西だから「一発当てよう!」なのか?
「元気が良い」のと「暑苦しい」とでは「違う!」

(6)名前のプレートを持って自身をゴリ押しパターン

覚えてもらうのは「顔」と「表情」。名前では無い。

(7)他の事ばっかり話して自身の紹介をしないパターン

動画は基本的に「自身のプレゼン」。自己紹介(PR)はしっかりと。

(8)「インパクト」は「イイ感じ」の表情で。

清潔感がある服装で良い表情で話すとそれだけでインパクト。変わったことやって通過しても面接で「動画ほど面白くない」でジエンドのパターンが多い。時代は変わった。

(9)修正した写真を提出している人

これはもう「論外」。写真と動画が「別人」になっている可能性が非常に高い。これも一種の「あなたらしくない」ケース。写真を修正して通過出来たのは 2020年入社(2018年〜2019年採用)まで。気を付けたいポイント。

「普段のアナタはどんな話し方をしているの?」が出題者(放送局側)の知りたい情報。写真の修正を見抜く以外にも様々なチェックがされているのがアナウンサーES動画。

「普段の話し方」の質を上げるのが(何回も載せた)良い動画への近道。というより、動画だからと言って普段と違うことやるのがそもそも違うと思う。目の前(撮影している機材)に相手がいると思って話す。それが「あなたらしい」のではと思う。

時間はまだ残されている。通過状況がイマイチな人も一次以降が厳しい人も今一度「普段の話し方」に注意してみては?

*写真撮影では動画の指導は基本的にやらないです(ここに載せているのを見ればほぼわかるはず)。それ以上にお知りになりたい方、どこが悪いのか?はこちらでお願いします。

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