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配点ウェイト変化の潮流

ここでは競争率が高いアナウンサー選考について述べているブログであるが、採用側ではなく採用される(予定)側の視点で4年半ほど関わっていると最近変わってきたのでは?と感じることがある。それは

採用時におけるアナウンス技術のウェイトが下がったのか?

である。メディア経験ありでアナウンス技術が「ある」人があっさり選考の序盤戦で落選を見たり聞いたりすることが一昨年ぐらいから「かなり」多くなった。

選考のポイントは高校の主要5教科に例えると

英語 アナウンス技術
数学 映る技術(カメラテスト 提出動画)
国語 志望動機 自己PR対策
社会 面接対応(アナウンス技術以外の「話す」力
理科 筆記試験

なのか?

英語は大学入試では「超重要」な科目。入試科目では

慶應義塾大学 法学部 英語 200 地歴 100 小論文 100
早稲田大学  文化構想学部 英語 75 国語 75 地歴 50

のように英語のウェイトが高いのは他の大学でも同じであると思う。アナウンサー選考ならば英語=アナウンス技術→高得点で内定に近づく!ということであったと思うし、そうでなければアナウンススクールの必要性が無くなる(あくまで仮定のお話)。入試科目で英語の比率が高い大学は「それだけで」合格するケースもあると思う。

話が少し逸れたのであるが、アナウンサー選考にフォーカスを戻す。

最近は

「映る技術」「面接対応」 =数学 社会

の配点が高くなったような印象を受けている。あるスクールではアナウンス技術と並行して他の分野(上記で言うと国語・社会か)もしっかりと対策をされていると聞いたことがある。

要するに

「今までの放送局系アナウンススクールのやり方ではこれからは難しいのでは?」

である。

多くの学生が通う「キー局系アナウンススクール」も学生の要望に応じて「学生目線」の動画対策講座を対応したり、面接での対策を徹底的に行う!みたいなものも必要ではないかと思う次第であるが、そもそも「キー局」アナウンススクールは「アナウンス」のプロであり「就活」のプロではないのでなかなか難しいのではないか?と思う。

社会 面接対応(アナウンス技術以外の「話す」力)

ここの部分は現状では自身で普段から学ばないと伸ばせないポイントである。

(以降順次加筆)

アナウンススクール通う以外からどのように自己を高められるのか?正解は一つではなく無数(要は内定に至ることが出来れば正解)なのであらゆる角度から様々な「手段」を見つけて頂きたいものである。


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