覚悟ってこういうことなのか。

自分の中にわいてくる、あらゆるすべての「不平不満」を、どんなに微妙で小さいものに見えようが、あらゆる不平不満のすべてを、その根本から完全に断ち切ってもらっていいんだ、という覚悟が必要な感じがする。

この賢太という設定や、人間という条件づけにまつわる不平不満(死や老い、病気など)も含め。

「ある程度不平不満を言える立場に自分を保っておいたほうが有利だ」という勘違いからの決断を、あるレベルでしてしまっている。


昨日、自分という「設定」に心底うんざりしたい、、、と思って、じゃあ自分という設定に基づいて自然に湧いてくる不平不満や文句、そこから透けて見える設定について書き出してみたいと思った。

(NSさんが平安へのツールの経験について話してくれたことがとってもたすけになった🙏)



書きだしたこと。

・カープが負けると俺の価値が下がるじゃねえか!!!!!
・俺には価値がねえんだよ!!!!せめてカープで勝たしてくれよ!!!!
・俺はファンクションで役に立ってちゃんとやるものとしてしか人から認められねーんだよ!!!!!
・そうやって一人でやろうとしていることを指摘されると死ぬほど悔しいんだよ!!!!おれはこうやって一人でやるしかねーーんだよ!!!俺はそうやって神に勝つ、全員に勝つしかもう道がねーーーーんだよ!!!指摘すんじゃねーーーよ!!!
俺は密かに全員に勝つ必要があるんだよ!!!!無価値だからよ!!!!
・一人でやってファンクションで人に勝つしかねーーーんだよ!!!
・それでしか俺の存在はゆるされねーーんだよ!!!!
・こっそり俺一人だけ勝つしかねーーんだよ!!!!
・「おめーらとは違うんだよ!」っていう"俺像"を維持していかんと生きていけねーーーんだよ!!!!無価値だからよ!!!!!
・俺は女性に取り入ってお世辞を言うことでしか女性と関係がもてねーーーんだよ!!!!!!俺には女性からありのまま愛される価値なんかねーーーんだよ!!!これまでの経験がそれを証明してんだよ!!!!!
・いいねをたくさんもらうやつの方が価値があるんだ!俺は価値がねーんだよ、クソが!!!!
・こういう”俺”でなんとか時間をやりすごしていくしかねーんだ!!!俺にはもうそれしかねーーんだ!!!こうやって密かにこっそり全員に勝とうとしながら時間をやりすごしていくしかねーーーんだよ!!!!


背景にある舞台設定。

賢太:
価値を与えられていないため、存在するためにさまざまな条件を押し付けられている。かわいそうな悲劇のヒーロー。
心の中の口グセは「おめーらとは違うんだ!」(ただし人前では隠して言わない)
世界(神)、人々:
賢太から賜物を奪い、理不尽に賢太をコントロール、条件づけ、支配しようとしている、邪悪な存在。

こういう設定、こういうことを言える立場に自分を保っておくことが有利だ、だからそうしておこうと、決断してしまっている。

この決断によって温存している感情。
悔しさ、怒り、プライド、被害者意識、うらみ、恐れ、苦痛。


これらすべてについて間違っていたいと望むということは、自分という存在のなかにある、あった、これからあるかもしれない、あらゆるすべての不平不満が、その根本からすべてきれいに完全に取り払われてもいいと覚悟するということなんだな。


その決断ができるのは、今ここでしかない。


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