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[鳥さんの本音なのだ]アニメ「笑ゥせぇるすまん」を視聴して思った事

今日は、藤子不二雄A原作の、笑ゥせぇるすまんというアニメを視聴して、思った事を書いていきます。
先に言っておきますが、ここに書いてある内容は、私の主観です。

このアニメは、喪黒福造という人物が、心にスキマがある人間をターゲットに、その人間(以後、お客様と呼びます)が望んでいる事を叶える手助けをしてくれるという、一見何の変哲もないアニメに思えますが、最後はほぼ確実にBAD ENDとなります。

なぜBAD ENDとなるのか?
これは私が思った事なのですが、そのターゲットとなったお客様の運命が、元々悪いからではないかと思いました。
喪黒さんは手助けして、一時的に夢を与えてくれますが、一生を面倒見るわけではありません。

現実に引き戻すきっかけを作る為に、喪黒さんは必ず忠告や約束事をします。
その約束事は決して難しい事ではありません。なのに、みんな破ってしまいます。
その原因は、見栄、欲望、そして将来です。
将来とは、例えば、約束を守れば生活が出来なくなるから、仕方なくその仕事をやる。そしてそれがバレてドーンされて、BAD ENDとなるわけです。

ただ、あくまでも視聴者側の価値観でBAD ENDと思っているだけなので、当人は必ずしもBAD ENDとは思っていないかもしれません。

このように、喪黒さんに助けられたお客様は、どのみちBAD ENDになる人生なのです。
喪黒さんはそういう人間で遊んでるんじゃないですかね?
ちなみに、人助けはボランティアでやっているそうです。

私はこのアニメを観て、何事も軽はずみに行わない、期待しない、常にダメ元で行動する、深入りしない、これを心掛けて居ればドーンされないのではないかと思いました。

今の私は、過去に求めていた事の一部を叶えた事で、後悔しています。
結局、本質的に変わらなければ、部分的に変わっても行き着くところは同じなのです。

この物語のお客様も、本質的には変わっていません。

それならば最初から望んではいけないと思いました。

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