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ルフィが主犯格?…バカ言っちゃいけません。

かなり報道も落ち着いてきましたが、一連の全国強盗事件及び強盗殺人事件は全国に大きな衝撃を与えたのではないでしょうか。
事件の悪質性もさる事ながら、指示役が海外のしかも収容所からだったなんて、まるで漫画の世界みたいですもんね。
主犯とされるルフィ(渡辺優樹容疑者)を始めとした4人の実行犯は既に逮捕送還されましたが、今後はさらに実行犯が次々と逮捕されることになるでしょう。

主犯格が捕まり、実行犯も続々と逮捕…
ここまで逮捕者が多いと供述も集めやすいので、事件が収束に向かうのは時間の問題かと思われそうですが…
そんな甘いもんじゃあありませんよ。

実際の首謀者(要するにこの集団の真のトップ・BOSS)は他にいます!


これは自信度90%で断言できますね。
主犯であるルフィを始めとする4人の指示役も、所詮は雇われた「現場のリーダー的な人間」です。
その現場を全て仕切っていたのが渡辺容疑者なのかは知りませんが、彼は要するに現場監督みたいなものです。
ひとつの組織を率いていたのですから「主犯」であることは事実かもしれませんが、本丸は無傷ですのでほとぼりが冷めればまたチームが生まれて同じような事件が繰り返されるでしょうね。

こうした詐欺や委託強盗をビジネスにしているブラック組織には、例外なく弱みというか弱点があります。
それは「ヤクザや半グレに目をつけられやすい」という事です。
詐欺ビジネスを行う連中は必ず逮捕されない為の対策を行いますが、それに使用される「飛ばしの銀行口座」や「飛ばしの電話」「決済代行業者」「出し子」などは反社的な業者との取引が不可欠であり、そうした所から詐欺会社の情報は闇社会では簡単に噂されます。

裏社会こそ弱肉強食の業界なのです

詐欺組織の住所や実行犯が把握できていれば、あとは恐喝し放題です。
理由なんてなんでもいいでしょう。
「ウチの身内に詐欺くれやがってケジメ取りに行くから待ってろコノヤロー!」
って感じですかね。
そして詐欺会社に乗り込んだら存分に恐喝し放題です。
多少はぶん殴って脅しても、彼らはそもそも《組織詐欺》をやっているのですから簡単には警察には訴えられません。
現場の連中なんて、かき集められたチンピラにも成れない半端者の集まりですから、本物に恐喝されたら「秒」でバンザイです。
まさに「恐喝無双」です。
月間で何千万〜億単位を稼いでいる詐欺組織への恐喝ですから、その恐喝金額は最低でも一撃で数千万円に及ぶでしょう。

そういった背景から勘のいい方はお気づきと思いますが、詐欺組織にはほとんど例外なくヤクザや半グレが「ケツモチ」にいます。
というよりヤクザや半グレといった連中でないと、こうした恐喝や叩きに対して対応できないのですから、主犯はそういった連中(もしくはそういう業界に顔が利く連中)であることが多いのです。
素人がヤクザや半グレに「ケツモチ」を頼んでもいいでしょうけど、そうなると良いように利用されて金ヅルにされるのがオチです。
いずれにせよ普通では詐欺組織をやるのも簡単ではないのです。

そこで話は戻りますが、あのルフィと名乗る渡辺容疑者を始めとする4人はそんな連中に見えましたか!?
自分より立場の弱いものには残虐な一面もあったなどと噂されていますが、私にはとても暴力世界に強い人間には見えませんでしたけどね…
むしろ良いように利用されて、ある程度の報酬をエサに詐欺会社の運営を任されていた半端者にしか見えませんでした。
金を持って勘違いして、素人相手にはイキがってたでしょうけど、裏社会ではペコペコしてる小物にしか見えません(個人の感想ですが)

彼らは主犯ではないと思います。

現在は「逮捕られない対策をする」時代から「逮捕られてもいいようにする」時代へと変化しています。

そうした理由もあるので、この事件にはルフィを利用していた「誰か」の存在はかなりの高確率で「いる」と思われます。
まぁ仮にいたところで捕まえるのは至難の業でしょうけどね…
その人物がある程度判明したところで「コイツが真のBOSSだ」と立証するのは至難の業でしょう。

日本では大事件として扱われたこの事件ですが、フィリピンの裏のネットワークに聞くと実は現地のフィリピンではそこまで大事件として騒がれていないそうです。
その業界では「誰かがヘタ打ったみたいだな」程度のことであり、今でもどこかで特殊詐欺や委託強盗は行われています。
今回のルフィの一件は「世間にその存在を認知させた」という意味では良かったと思いますが、結局は氷山の一角でしかないのです。

監視カメラなどの防犯対策意識を高めていきましょうね!

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