デイリーインサイト②

保険とデータ活用

昨今では保険料をAIやデータを活用することによって一人一人適正化することができるようになってきた。

今回は保険の中でも自動車に関して書いていく。

日本でも自動車保険が車の使用頻度によって変わるなどはあったが、世界ではそんなものではない。

アメリカのProgressiveと言う保険会社では、急発進や急停車などもデータとして解析して保険料を算出している。

従来保険の査定は時間がかかるものだった。ましてや個人個人に異なる保険料を出すとなるとその作業はさらに複雑化する。そして、さらなる面倒は保険料の支払いの時に発生する。どんな風に事故をしたのか?誰の過失なのか?など金額に関わる部分が曖昧なのだ。

そんな中、中国のアントフィナンシャルが提供する技術を利用すると支払われる保険金額が10秒とかからず算出される。定損宝と言うサービスでは損傷箇所の画像から画像認識技術を活用し事故状況を再現すると言うものだ。これによって誰がどんな風に事故を起こしたのかが明らかになる。


今後保険料や保険金の支払いの質はどこの保険会社でも変わらなくなっていくだろう。どのような施策でそれぞれの保険会社は戦っていくのか。勝負はもう始まっている。


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