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あなたに訊かれた7つのこと #2.5

今日も書こうと思います。元の記事はこちら。

7つの質問というのは、もちろん回答には答えた人のキャラクターが出るのだけど、質問のチョイスというか、質問のしかたにもその人のキャラクターが出るのだなあと改めて思いました。じゃあ7つ質問を用意してください、と言われたらすごく困るけど。そういうセンスは壊滅的にないのです。
さあ、そんなわけで、今日も私は答える方に徹するとしましょう。

1. 他人から言われた自分の性格について、印象的だったものがあれば教えてください。
A. 「意外とドライ」
そっか〜ドライか〜ってなりました。ドライな時は冷酷なほどドライになれることを自覚しているので、それがその人にとって意外に映ったということにびっくりして、印象に残っています。
そういえば、自分の性格について他人に何かしらの言及をされること自体がなかなかないなあと思いました。かといって、厳しい言葉で知らされるくらいなら聞かないほうがマシだなあと思う、甘ったれな自分もおります。
2. これまでの人生における、あなたの喜怒哀楽の割合について教えてください。
A. 喜: 2.2  怒: 2.7  哀: 2.6  楽: 2.5
なんか答えとしては面白みに欠けますね。普段の感情の起伏が激しい割には、これまでの28年間は割と大きな波がないように思います。それでも怒と哀はちょっとだけ多め。傷ついたことや腹が立ったことは割と根に持ってしまうタイプなので。ずっと怒ってるわけじゃないしずっと傷ついているわけでもないけど、ずっと許せないし、できるだけずっと避けて通ろうとする。結局全部自分が可愛いので、自分を守る方に行ってしまうのですね。
楽しいの方が嬉しいよりもちょっとだけ多いのは私らしさかなとは思います。楽しいかどうかは結構大きなポイントで、楽しめないなら意味がないとそこそこ思ってしまうので。その後で喜びがついてきたらラッキーだし、喜びが単独で転がり込んできたら私の勝ち。
3. あなたが転がる石だとして、それはきっとどんな形をしていると思いますか?
A. まだまだぶつかったり止まったりを繰り返しているので角が残っていて、すり減らした神経と心の分、少し小さくもなっているかなと。
上手に世渡りもできないし、長いものに巻かれてmummyになることもできない。反抗的な角を削ることもできないまま、あっちにぶつかって、こっちで引っかかって、それでも変なところで神経質ですぐに気に病んでしまうので別のところばかりすり減っていく。そんな感じです。不器用なんです、と自分で言うのは何だか憚られるので、「生きるのに不利な性格でして」と笑い話に。
いつか、いつか、綺麗なつるりとした丸い石になることはできるのでしょうか。
4. 24時間のうち、最も集中できる時間と、そうでない時間を教えてください。
A. 最も集中できるのは、深夜1時から2時に文章を書いている時。あとは睡眠にはそこそこ集中できているようです(睡眠波形によると)。それ以外は大体思考がうろうろしています。午後なんかは圧倒的に集中できないなあと、仕事をしながら思っています。
大学の夜間学部に通っていたせいか、すっかり夜行性になってしまいました。1日を長く使いたいと思うから早起きしたいのに、だからと言って早く眠れるわけではなく、むしろてっぺんを回ってから相棒のMacBook Airを開いて文章を書き始めてしまったりなんかします。そして例によって集中して、筆がノってしまって気づいたら4時、みたいなことも多々。
5. 五本指の中で、強いて言えば自分の役割はどの指に似ていると考えられますか?
A. 中指。意外と使えない。でも怒りの表明には(品はないけど)雄弁。
むしろ指に喩えられるほど私は有能でも必要とされているわけでもないので、この質問は少し残酷。だってどの指も重要なんだもの。使いづらさでいえば薬指が勝つけど、薬指にはこれ以上ないってくらい重要で素敵な役割と意味があるので。
ちなみに、自分の手の指で一番形が気に入ってるのは右手の薬指です。
6. あなたの対義語のような人物が居るとすれば、それはどんな人だと思いますか?
A. 素直で新しいことに物怖じしない、眩しい人。
私は頑固で変化がいつも怖いから。私の対義語、というのはつまり私がなりたい姿だとも言えるので、そんな人を選びました。
素直で、何が起きてもしなやかに周囲に合わせながら信念を貫ける、眩しい人。とってもとっても憧れます。
7. あなたが思う、理想の音楽、理想の楽曲について教えてください。
A. 気づけばそばにあって、無意識に口遊んでしまうようなのが理想の音楽。
聴くときの精神状態によって同じ曲中でも違うフレーズが刺さる楽曲、コンパスのような、光を射してくれる楽曲が理想の楽曲。
これまでの人生、私が「音楽が好きだ」と自覚するよりも前から、音楽はいつもそばにあって、今でもキャロル・キングやスティーヴィー・ワンダーやエリック・クラプトンを聴いては幼かった頃を思い出します。そんな「そばにあった音楽」は音楽的にも美しいけれど、ふとした瞬間に頭の中で鳴っていたり、口をついてメロディーが溢れたりなどもして、私にとって居心地の良さを感じるようなところがあって、それがすごく理想的に美しいなあと思うのです。
そして理想の楽曲については、私が「音楽が好きだ」と自覚して、その中にどっぷりと肩まで浸かるようになってから知った感覚です。何の気なしに聞いている時でも、そのときの自分の状況や状態によってふとある言い回しに気付いてハッとしたり、涙したり、新しい視界が開けたり……その奥深さというか、多義性みたいなものがある楽曲はすごく自分にとって大事になるし、たくさん出会えなくても、1曲でも、手元にあってくれたら嬉しいなあと思います。突き詰めて言えば、それは往々にして光を射してくれるものでもあり、コンパスとなってくれるものでもあるなあと、今書きながら気づきました。

一旦Google formsで答えた後、改めてここにも書くことで、より回答を深く掘り下げることもできるし、なんならやっぱり変えたい!ってなることもあるし、もっと説明したくなったりもするし、なんだか楽しいですね。11週間生きる理由になりますね。たのしい。

文章作成と思考整理のリハビリ中です。他愛もない日記のようなものですが、読んでいただけたら幸いです。