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あなたに訊かれた7つのこと #6

今週も金曜日がやってきました。このプロジェクトが終わっていくのが寂しいです、正直。でも本当に楽しい。楽しかった。個人的にこういうインタビュー的なものは続けてやりたいなあと思いますが、なかなか、ね。影響力も交友関係も対して大きく広くない人間なので、大体自問自答が関の山でしょう。

さて、今夜も滑り込みで投稿です。(王子に届け)

1. 説明書はきちんと読みますか?それともとりあえず電源を入れてみますか?
A. とりあえず電源を入れてみる。
そうなんです。何かの比喩とかじゃなく、私は本当に見切り発車で電源を入れてから考えます。なんでもそう。感覚で使ってみて、壁にぶちあたってから初めて調べたり、説明書を読んだりします。ということはつまり、使えれば大して性能や付加機能にはあまり興味がないということにもなりましょう。iPhoneもMacBook Airも、テレビもコンポも、洗濯機も炊飯器も、多分全部の機能を上手には使いこなせてないと思います。確か私の炊飯器、蒸し器にもなるはずなんですよ。保温機能でローストビーフ作ってる場合じゃない。
とはいえ、すんなり日常で困らない程度に使えるようになるということは、極度の機械音痴とかではないのだと思いますし、それは一人暮らしの生活を続けていく上で助かるなあと思います。
2. 自分の体の悪くないところがあれば褒めてみてください。
A. 首が白くて長いのは、タートルネックとネックレスが似合って素敵だと思いますよ。
自慢できるような見目麗しいルックスや人が羨むスタイルを持って生まれたわけではなく、むしろ残念な方のポイントだけ無数に稼いで生まれてきてしまったビジュアルの私ではありますが、首が長いことと比較的色白なのは褒めたいと思います。タートルネックが似合うのが嬉しくて、冬場はいつも何かしらハイネック以上のものを着用しています。あったかいし。このnoteのプロフィール写真にも使用していますが、深緑のタートルネックのセーターにシトリンのネックレスを合わせるのが好きで、ここぞという時のよそ行きにしています。
色白なのは本当に良かった。幼い時は全然そんなことはなく、すごく焼けやすい体質で、地黒(politically incorrect?)とまでは言わないにしても夏場はすぐに日焼けで真っ黒(politically incorrect.)になっていたのですが、高校生の頃くらいから焼けにくい体質に変わり、日頃から日の当たらないところなんかはかなり真っ白になりました。シルバーアクセサリーが似合うのがとても嬉しくて、気づけばシルバーばかり増えます。首元から歳を取るぞと常日頃自分に言い聞かせているので、日焼け止めやら化粧水やらといったケアはしっかりしています。なかなか大変。

パーソナルカラー診断受けたいですね。セルフチェックじゃ全然わからない。おそらくブルーベースだろうなという程度。コロナのせいでサロンが大体クローズしてしまっていて行けないのが辛い……

3. もしも自分が嫌われているとしたらこんな理由だろうな、と思い当たる節があれば教えてください。
A. 感情的なところと、顔色を伺って怯えてしまうところ。
もしも、というより本当にこれが理由で嫌われていると思います。あともうひとつ追加、依存しちゃうところ。自分でわかってるなら気をつければいいでしょって話なんですが、なかなかそれが難しい。というか、そんなことができたらこんなに人生苦労してない。感情的なところと依存しちゃうのは私が悪いし、前者はできるだけ波を大きくしないように抑えようと意識はしているし(できているとは言っていない)、後者は本当に意識して、大好きな友人に対しては自分からできるだけ距離を置くようにしています。自分がべったりになってしまうのが最悪のパターンだと分かっているので。でも顔色を窺って怯えてしまうのはもうどうしようもない。これは一回そのスパイラルにハマると終わりです。声色やちょっとした表情で「あ、この人いま私にイラついてるな」と思うと、その瞬間に距離をとってしまって、その後も接点があるたびに、注意深く声のトーンを聞き分け、様子を窺い、相手の出方をみてしまいます。それがオドオドしているように見えるのでさらに嫌われる、私はまたそれを感じ取ってさらに様子を窺ってしまう………今世紀最大のデフレスパイラルです(今世紀に入ってから何回起こす気なのか)。
4. もし稀代の窃盗団の一味だとして、どこから何を盗んでみたいですか?
A. 好きな人の心。
そう、あの名作「ルパン三世 カリオストロの城」の一幕よろしく、さらっと好きな人の心を奪ってみたいものです。無理です。
この回答は全然ここから広げられないなあと思ったのも当然、現在「好きな人」と言えばもう、手の届かない憧れの存在ばかりなのですから。奪うも何も、出会えもしないよというお話。
ここまで書きながら、もう一つ閃きました。「憧れの人の視点」。
私は人に憧れると、「その人になりたい」と思ってしまうのです。もしくは「頭の中身を見せて欲しい」と。元NICO Touches the Walls 光村龍哉、元Applicat Spectra ナカノシンイチ、SEKAI NO OWARI Saoriをはじめ、Tom HiddlestonやEddie Redmayne、Lily Collins(以上、敬称略)に至るまで、その人の視点と考え方で私も世界を見たいと、その人の持つ知識を私も吸収したいと、どれほど思ったことでしょうか。どんなに頑張ったってなれるわけもないのに、真似できるところは見た目でも真似をして、とにかく何か一つでも自分のものにしたいと躍起になったこと数知れず。脳(の中身)、盗みたいですね。

BIGMAMAの首謀者であり、我らが共犯者・金井王子については、なりたいというよりは一挙手一投足を見つめていたいって感じです、どちらかといえば。

5. 熱しやすく冷めやすい、熱しやすく冷めにくい、熱しにくく冷めにくい、熱しにくく冷めやすい。あなたはどのフライパンに親近感を持ちますか?
A. 熱しやすく冷めにくい。
悩みました。これは本当に悩みました。熱しやすく冷めやすい か 熱しやすく冷めにくい か。私が何かや誰かに熱を上げる時、そのきっかけは本当に些細なことで、一気に恋に落ちます。面白いほど滑り落ちていきます。ジェットコースターに乗れない私でも、その急降下なら何度となく経験しています。だからまず間違いなく「熱しやすい」。でも問題はそのあとです。冷めやすいと冷めにくいがちょうど半々くらい。でも頻度としては、やっぱり冷めにくいと言ったほうがいいのでしょう。冷めたのは誰ですか、と聞かれてもパッと思い浮かばないし、思い浮かんでもそれは「冷めた」というよりは「好きなのには変わらないけど距離をとっている」というだけだと気づいてしまいました。結局好きなままなのです。
6. あなたが気の乗らない誘いを断る時に、よく使う定型文があれば教えてください。
A. 「行けたら行くわ。」
世界の鉄板です。英語でも通じます。実際 "I'm gonna in, maybe, if I make it." 的なことを言った人で、当該のパーティーやピクニックに現れた人はいません。というかその回答が出た時点で誰も信用していませんでした。グラスの数も出していません。
ただこの鉄板文句、みんなが瞬時に全てを悟れるのはいいのですが、乱発できないところが難点なんですよ。というかこの世にはそんなに「気の乗らない誘い」しか来ない人はいない…いや、私ほど気の乗らない人間がそうそういないんですね。というわけで、私が時々使うのも一応書き添えておきましょう。
「明日朝早いんで…」
「その日はちょっと実家に帰らないといけなくて…」

ご自由にお使いください。

7. あなたの思う最も理想的な別れについて教えてください。
A. 想っていた気持ちだけが残る別れ。
あくまで私の経験上ですが、思い出も些細なもので構いません。なくたって構いません。ただ想い、想われたという気持ちだけが残ると、その記憶はいつまでもみずみずしくあり続けてくれます。どんな関係性であっても、快い感覚がちゃんと残ります。でもそれと反対に、その人と深く繋がった思い出や、想っていたことさえも悔やむことになるような、傷つけ合うように暴力的な別れは、のちのち痛みとトラウマしか残しません。そういう意味では、およそ恋愛関係の別れというのに理想的なものは生まれないと言えるのかも知れません。片想いか、もうちょっと特殊な関係性ならあり得ると思いますが。
ここまでが生者同士の別れの話だとして、別に付け加えるとすれば、つまり、亡くなった人とのお別れという意味であれば、「ちゃんとお別れを言えた別れ」というのもシンプルでありつつも理想的だと言えると思います。ちゃんとお別れを言えず、棺に入った姿を見ることもなく、ただ逝ってしまったことだけを知らされる別れは、いつまでも心に穴を残し続けます。理解しててもどこかで受け入れきれていない、「あるはずなのにない」みたいなぽっかり感だけが残り続けます。これはいい別れでは、ねえ、ないでしょう?

配属後2週間で突然逝ってしまった同期とは研修の2週間しか一緒に過ごしていなかったのに、それから5年経った今でも彼の声が耳の奥に残っていてずっと忘れられません。私は28になったのに、彼はずっと22歳のままなのです。
私が離れている間に逝ってしまった祖母は、今もあの古い家の2階にいるような気がします。最後に会った日を、何でもない会話を思い出すたびに、なんでだろうなとやるせない気持ちになります。

何だか重い話で終わってしまいました。明日6.5を書くので、そちらは楽しくしましょうね私!!!


文章作成と思考整理のリハビリ中です。他愛もない日記のようなものですが、読んでいただけたら幸いです。