Amorphis "Halo"－かじぃの2022年に買ったアルバム 第2回

2022年リリースの北欧はフィンランドのバンド、アモルフィスの14枚目のアルバム。
評価は☆4.5です。

もう14枚も出してるのかこのバンド。
音楽性は壮大でメランコリーなプログレにちょっと寄せたメタルに、グロウルと暖かなクリーントーンを切り替えるヴォーカルが乗るスタイル。
決して速くはないけど「王道のメタル」を思わせる壮大さを持っています。

この方向性において、完全にオリジナリティを確立していて、毎回クオリティの高いアルバムに仕上げてくるのはさすがの一言。伊達に年季は入っていません。
マンネリ化していると言えばそうかもしれないけど、飽きさせないドラマティックさとダイナミックさを持っているので、ここは「安定」と取るべきでしょう。

特段「ここは進化した」という部分はないのだけども、哀愁の歌メロの充実っぷりと楽曲の壮大さでゴリ押しできる稀有なバンドっていう評価は健在で、今作も傑作との評価の高いQueen of timeに引けを取らない出来に仕上がっています。