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GRⅢのファインダーが「写真を撮りに行こうよ」って呼びかける

GRⅢにミニファインダーを付けてみた。

私のGRⅢは、ストリートエディションでオリジナルのボディー色、山吹色のリングが付けられています。発売当時は、これに、ミニファインダーと革製ストラップがセットとして販売されていました。……現在は、本体のみでも買えるんじゃないかな?
で、革製ストラップはなんとなく使いにくく感じ、ミニファインダーも電子ビュー式じゃないからと思ってどちらも引き出しの奥にしまい込んだままにしておきました。

で、ときどきリコーの正式のユーチューブの動画を見ておりました。すると、プロの方々が結構ファインダーを付けているのに気づきました。プロってファインダーを使うんだと思いました。

ミニファインダー。これってなくてもいいじゃんって思っていました。ごめんなさい。

自分自身はファインダーを使う方がいいと思っております。ソニーのα7C(初代)を使うときはたいていファインダーをのぞいて撮影しています。
液晶モニターを見るとどうてもカメラ本体を体から離すことになり、手ブレしてしまいそうだからです。また、人間が古いからカメラを使うときにはファインダーをのぞいて撮影するってのが普通って感覚を持っているのかもしれません。

で、ファインダーをGRⅢに付けて撮影してみました。
これが、なかなかにいい感じなのです。
やっぱりカメラってファインダーを使って撮影するほうがいいよなぁって思ってしまうのです。

ミニファインダーを付けるといい感じなんだなぁ。

電子ビューファインダーじゃないから、フォーカスや露出がどんな具合なのか? ってのはわかりません。また、クロップしてもどれくらい大きくなっているのか? ってのもシロートの私には想像できません。

でも、PかAvのポジションにして、あとはカメラ任せねって感じで、ファインダーをのぞきながらシャッターを切ることが多くなりました。そちらの方がしっくりいく感じなのです。そして、撮影するのが楽しいって感じさせてくれます。

ズボンのポケットやケースに入らないじゃん

少々残念なのは、ファインダーを付けたままだとズボンのポケットや自分が多用しているケースに入れることができないということ。これが、なかなか不便なのです。
ぱっと取り出してすぐにスナップショットを撮れるっていうのがGRⅢのよさですから、ポケットからすぐに出せないってのは大問題なのです。

……が、冬になってこの問題は解決しました。
上着のポケットならファインダーをつけっぱなしでも入れることができるからなのです。
コートとかジャケットとかのポケットはズボンに比べるとゆったりしていますから、楽に取り出しができます。これで、問題解決! って感じです。

机の上のGRⅢのファインダーが「写真を撮りに行こうよ」って呼びかける

で、ファインダーを付けっぱなしにしていたら、あることが起こりました。
机の上に置いているファインダー付きのGRⅢが自分に「今やっている仕事はいいからさ、写真を撮りに行こうよ。」って呼びかけているように感じられるのです。

「世界は美しい」という思いから、できるだけGRⅢかGRⅢxのどちらかを携帯するように心がけています。で、引き出しにしまい込むとつい忘れてしまいますから、机の上の目につくところに置くようにしています。
GRⅢにファインダーを付けてから、写真を撮りたいという気分が強くなったのかもしれません。
故に「写真を撮りに行こうよ」って言っているように感じられるのでしょう。

それまでも、GRⅢを見ると「写真を撮りたいなぁ」と思うことはありましたが、ファインダーが付いただけで、それがより強化されたように感じられます。

これまでは、余計なものを付けて高く売りつけられたって思ったりしていましたが、それは間違いだったようです。リコーさんごめんなさい。

上着を切る冬の間は、ファインダーを付けっぱなしにしてGRⅢを使っていこうと思っております。


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