EV化の超重要な流れby竹内 昌義

どうも、メンディ先生です。

HEnDA主催の第15回全国高校生英語ディベート大会 “Online” に向けて調査中です。大会要項はこちらhttp://henda.global/seminar/

論題:Resolved: That the Japanese Government should ban production and sales of fossil-fueled cars, including hybrid cars, by 2035.
日本政府は,(ハイブリッド車も含む)化石燃料車の製造と販売を2035年までに禁止すべきである。

太陽光0927

興味深い記事がありました。

日本はEV化の超重要な流れをわかっていない
自動車の「EVシフト」はどこから来ているのか
竹内 昌義 : 建築家、大学教授2018/01/07 5:00

2018年ですので、参照している方も多いと思います。

引用開始)

まとめましょう。ドイツでは、社会全体ですでに電力が余る状態が見えているので、エネルギーの低炭素化が進まない自動車のエネルギーも「どんどん電気にしていきましょう」となっているのです。

もちろん、作りすぎた電気を貯める蓄電技術も重要視されています。しかし、ドイツでも、蓄電池の価格はまだ高いのです。そこで余った電気で水を分解して、水素と酸素を作り、さらに二酸化炭素を結合させて、メタンを作って保存する技術である「パワートゥガス」(Power to gas)や、余った電気を使って水を温め、その熱(つまりお湯)を保存する「パワートゥヒート」(Power to heat)という技術が注目されています。

実際、これらの技術の方が、蓄電池に比べ安価なので、その実験も始まっています。 このように、ドイツは社会全体で化石エネルギーを効果的に減らし、再生可能エネルギーにシフトしているのです。その根底に流れるのは、バックキャストという考え方です。冒頭でも少しふれましたが、とりあえず社会の目標を決め、それに向かってあらゆる技術を試しながら、今までに全くなかった方向を実現しようとする考え方です。

(引用終了

ざっくりいうと電気が余りすぎているので電気自動車(や水素に還元した)燃料電池自動車で需要を高めましょう、ということですね。

日本でも特に再生可能エネルギーが余りすぎているという話もありますので、余剰電力を捨てる現状から移動コストとして消費させるということは日本でも成り立ちそうですね。記事内にある「バックキャスト」というのは日本の政策にも求められることかもしれませんね。日本から見ると先進的に見える欧州の考え方なのでしょうか。

大会に向けて頑張りましょう!

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