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歳をとるにつれ自尊感情が低くなる

自分のことが好きになれない。
いつだって人生を終わらせたいと思うし
死んだところで後悔はないと思ってしまう。
母のところへいきたいと何度思ったか。

母の自尊感情が高かったかは分からないが
余命を知った時、彼女は生きたいと言った。
まだ、生きたい と。

人は死を目の前にすると
まだ生きたいと生きる事にしがみつく。

でも自殺をする人はそれが無い。
自殺する人は弱いと言われがちな世の中。
じゃあ、そう言っているあなたは自殺できますか?と問いたい。
自殺できる人が強いと言いたいわけでは無いし、自殺を肯定も否定もする気はない。
ただ、自殺をする人を弱いとか逃げだとか言うのは間違っていると思う。
生きる選択をできなかった人は弱いのだろうか?
そこではなく、なぜ死ぬ選択をしたのか考えるべき点はそこだろう。

私は死ぬ選択ができる人は勇気があって羨ましく思う。私は。

少し話はそれてしまった。

自尊感情というものをいつから感じていたのか考えてみた。自尊感情が低いと感じるようになったのは大学一年生の頃からな気がする。そして自尊感情が低くなり始めたのは母が亡くなってからだろう。

大学生になり関東で一人暮らしを始めた。

ど田舎から都会へ、、

周りの女の子がきらきらしていた。
おしゃれで可愛くて堂々としている。

その時、私ははじめて自分がぶさいくなことに気がついたんです。
中学高校では自分がぶさいくだと思っていなくて、むしろ可愛いと思っていました。
何で彼氏ができないんだろうかとか。笑
今思えばそう思っていた自分がこわいです。
死ぬほどぶすなんです笑
そりゃ男も寄り付かないわけだ。笑

それを自覚し始めてから自尊心が低くなりました。
デブでブスで男に寄り付かれない自分に価値がないと。
しかし今まで育ってきた環境から培ってきた人間性には自信があります。
それだけは救いだったかもしれません。

それから私は彼氏を作ることに必死になりました。
いない自分が、もてない自分が恥ずかしいと思ったから。
だいぶマシな見た目になって彼氏ができました。
20歳の時です。
私は好きではないけど、相手は好いてくれました。
まあ限界を感じて別れましたが。

それ以降
男を作ること、男に愛されること、ちやほやされることで自分の価値を見出していたんです。
浮気もしましたしされました。

浮気をしてしまう原因はひとつしかないんですよね。

自尊心の低さ。
自分でもわかっています。
悪気がないんです。
自信を持つために浮気をする。
自分のことしか考えていない行動であることも自覚しています。

いまだに自尊心を高めることはできていない。
でも自信を持てるように可愛くなる努力はしています。
でもそれでも自尊心は高まらない。
男で保とうとする癖も治っていない。
一生治らない癖な気がしますが。

少しずつ自分を好きになりたい。
完璧を求めず自分の弱みを許してあげられるようになりたい。

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