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【9/6勉強会記録帖-13】他に国からの補助金を辞退した市町村はあるの?なぜ徳島市は辞退したの?

2020年9月6日に「徳島の未来を守る会」が主催した、山本武生徳島市議会議員を招いてのオンライン勉強会の記録を共有いたします。

Zoomで参加してくださったみなさまからも、直接山本市議にたくさん質問をいただき、とても活発な意見交換ができました。

《山本市議への質問13》
内示が決まっていた国の補助金を辞退した徳島市。
全国や徳島の他の市町村はどのくらいの申し込みがあったのですか?

このこども園事業というのは国の事業で、厚労省が全国の市町村に募集をかけ、「国のほうから補助するから民間施設をどんどん増やしてください」という国の施策ですよね。
その中で全国で「徳島市だけが辞退」という話ですよね。
全国ではどのくらいの事業者の申し込みがあるんでしょうか。
徳島でも他の市町村では何か所くらいあるんでしょうか。

《山本市議の回答》

他の市町村の事業者まで全てはわからないのですが、この事業は実は今年だけの事業ではなくてずいぶん前からやってるんです。
今、手元にデータがないので正確な数値はお伝えできないのですが、確か今回と同じタイミングでいうと、藍住と、どこかがあったと思います。

(参考)
令和2年度保育所等整備交付金(令和元年度繰越分)の内示について
(第7次)

https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/000616219.pdf
徳島県では徳島市、北島町、藍住町が内示を受けています。

《質問者から》

では全国では恐らく数百〜千に近い事業者さんの応募があったと考えられますが、どうして徳島市だけが辞退したのか。
それが私にはわからない。全く理由がわからないんですね、
内藤市長は「財政的な理由」と言っていますが、全国どちらの自治体も財政が豊かなところってどこにもないと思うんですね。だから財政が厳しいとか保育士不足などというのは、これもう全国共通の話だと思うんです。
それなのに、どうして徳島市だけがそれを理由に中止したんでしょうか。

《山本市議の回答》

うーん...
私はもうこの事業続けていただきたかった議員の一人なので、仰る通りで「なぜ内藤市長は辞めたのか」ということを本当に思います。
私は辞めたことに正当性はないと思っています。

反対をされた方々の理由を市民団体のクリネット徳島さんが答えを求めてるんですけど

・再編計画ができていなかったということ
・財政面が厳しかったということ
・一か所の事業者の建設場所が変わったということが議会に報告されていなかったということ
・市長が判断したことは重い


というようなこと、などが回答として上がっておりました。

これを理由にしてしまうと何もできないですよね。

参考

補助事業に対して、3月議会・6月議会でそれぞれの市議が「賛成」「反対」どのような意思を表明したかまとめた一覧表

6月議会賛成反対

3月議会で賛成し、6月議会で反対に回った森本さとこ市議の「議会報告」

山本市議の「紙面演説」もぜひ併せてご覧ください


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