ペットが事故に合った時のチェックポイント
院長の水越です
ペットが事故に遭遇すると、パニックになりますよね
事故は急にやってきます
交通事故、落下事故など、ペットにも様々な事故が起こり得ます
パニック状態でも、重症かどうか?判断できるように、チェックポイントをお伝えします
①元気に歩けるかどうか?
まず、これをチェックしてください
元気に歩ければ、
②目立った外傷がないか?
体をよく見て、触って、確認してください
①と②が大丈夫なら、90%以上大丈夫です
少しの間、自宅で様子を見ても構いません
1時間くらい様子を見て、気になることがあれば、電話で相談するということでいいと思います
100%正確とは言えませんが、多くの場合、この基準で判断していいと思います
・3階から落下した
・車にはねられた
など、明らかに大きな衝撃を受けている場合は、すぐに電話をして受診するようにお願いします
①が大丈夫ではない場合は、電話をください
そこまで重症に見えなくても、お腹の中で出血していたり、膀胱や肺を損傷していたり、、、というケースは時々あります
①が大丈夫で、②が大丈夫ではない場合
かすり傷程度であれば、救急受診は必要ないと思います
傷が軽いか?重いか?判断に困る場合は電話で相談してください
傷が明らかに重い場合は受診が必要です
出血が続いている場合は、タオルなどで圧迫止血をしながら病院に向かってください
「元気に歩けるかどうか?」
これが今日のポイントです
とても簡単なチェックポイントです
これは、人間の救急の「トリアージ」を元にしています
体の中で何か問題が起こっていれば、元気に歩くことはできない場合が多い
ということです
頭に強い衝撃があり、脳にダメージを受けた場合、症状が現れるのに時間がかかる場合があります
72時間は安静にして経過を慎重に観察する必要があります
これも覚えておいてください
頭への衝撃を受けて時間が経ってから症状が出る場合は確かにありますが、多くはありません
後に症状が出るケースでは、受傷直後に元気に歩けることは極めて稀だと思います
なので、上のチェックポイントはこういうケースでも有効です
以上です
院長
水越健之
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