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【全頭見解】白鷺賞2021(@姫路競馬場)

初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。

姫路2000mで行われる神戸新聞杯 第50回白鷺賞(重賞Ⅰ)。
昨年に引き続き、今年も姫路開催はあります。
この競馬場の特性は、とにかく砂が深く時計がかかること。
この点に注目して全頭見解をしていきます!!

白鷺賞全頭見解

ここからは近走の内容から、各馬の個性について探っていきます。 

1アンバラージュ

前走中島記念は時計のかかる馬場での勝利。
平均よりも1秒近く時計のかかるトラックバイアスだった。
佐賀競馬場は砂が深いイメージだが、時計のかかり方で言うと実は川崎競馬場よりも少し速いくらい。
園田、そして今回の姫路の方が時計はかかる。
そういう意味で、中島記念の勝利は価値が高い。
馬場は合うと思う。
1800m以上においては安定感があり、昨年で大崩れしているのは交流重賞のみ。
勝ちきるまでは想像できないが、馬券圏内は想像できる。

馬券的妙味:★★★★☆

2タガノジーニアス

飛びが大きい差し馬なので小回りの園田コースは合わない。
園田は1周1051mと地方競馬場でも最も短く、かつ直線も213mしかないので差しが届きづらい。
本馬の特性は真逆で、直線が長くコーナーもゆったりしていたコース向き。
そういう意味では1周1200mの姫路コースの方が走りやすくはあるだろう。
ただ、姫路コースは園田以上に砂が深く時計がかかる。
砂の深さで言うと、本馬の得意な名古屋<園田<姫路の順で時計がかかる。
馬場的には姫路向きではない。

馬券的妙味:★★★☆☆

3ナムラヘラクレス

前走の新春杯は大逃げを打つ完璧な騎乗。
これ以上ない結果。
それでも2着だった。
勝ち馬のエイシンニシパは斤量57.5kgで本馬は54.0kg。
この馬は園田金盃で2着の実績馬だが、今回はその時の勝ち馬ジンギが出走する。
これだけのハンデをもらいながら、そして完璧な騎乗をしてもエイシンニシパに勝てなかったことから、能力的な物足りなさを感じる。

馬券的妙味:★★★☆☆

4マイネルプリサイス

前走は3番目くらいのスタートながら内枠だったので逃げることができた。
道中はペースをがっつりと落とし、上がり3Fは39.1と後傾ラップ。
自らスローペースを作っての策がハマった勝利だった。
その割に着差が0.2秒差しかないのが気になる。
本馬の前走はA2B1クラスというOPよりも一つ下のカテゴリー。
下のクラス相手で展開も味方したのなら、もっと圧勝が欲しかった。
今回枠の並び的にも内に前走大逃げを打ったナムラヘラクレスがいるので、そもそも逃げることも難しい。
距離延長で折り合いに不安もある。
自分の競馬も難しく、重賞初挑戦というハードルは厳しい。

馬券的妙味:★★☆☆☆

5ジンギ

時計のかかる馬場を好み、かつ小回りコース向きのピッチ走法という、まさに園田巧者。
これは姫路にも通ずる。
姫路は園田よりも時計のかかる馬場なので、それは本馬に味方する。
姫路に適性が高いのはピッチ>ストライド。
実績的にも上位だが、適性も上位。
姫路では1800m戦で1度だけ走っているが、その時も2着に0.5秒差をつける快勝だった。
重賞自体は初だが、危なげなく勝てるのではと思う。
好位から競馬をする馬なので、ハイペースで先行総崩れにでもならない限りは大丈夫。
人気になっても勝つ確率が高ければ、妙味はある。

馬券的妙味:★★★★★

6サージュ
本馬にとって2000mは長い。
2走前の新春賞(1870m)でも直線で垂れてしまっており、現状は1400mの方が距離は合う。

馬券的妙味:★☆☆☆☆

7オオエフォーチュン

前走の新春賞は3着で、今回2着のナムラヘラクレスも出走する。
ここは逆転できると思います。
まず、距離延長で差しが決まりやすくなること。
また、姫路の馬場は深く時計がかかるのでピッチ走法の方が走りやすい。
本馬は中団からの差し馬ながらピッチ走法である。
この走法によりコーナリングも上手く、前走・前々走と内ラチ沿いからの差しを決めている。
因みにナムラは1完歩が大きい。
適性では本馬が上回る。

前々走はA1A2の特別戦で2着だが、その時の勝ち馬は中央でOP勝ちもある実力馬で、園田金盃で4着の実績馬。
その馬にゴール前では差を詰めてフィニッシュできている。
本馬はここ2戦で勝ててはいないが、内容はいずれも良い。
コース・距離替わりで上積みも見込めるので、期待できる。

馬券的妙味:★★★★☆

8ショートストーリー

本馬は時計のかかる馬場になればなるほど力を発揮できると思います。
2走前の高知1600m(B4)はクラスは下なのでレベルは低かったが、注目すべきは高知では珍しく「良馬場」での開催だったこと。
日本一降水日数が多い高知県において、良馬場で行われることは少ない。
そして、高知競馬場の良馬場時はとにかく時計がかかる。
そこで持ったままの大楽勝をしているので、こういった馬場が得意だと分かる。
前走の報知オールスターCも時計のかかる川崎競馬場で良馬場だった。
レベルの高い南関競馬で5着というのも、本馬の馬場適性を考えれば不思議ではない。

そして今回。
姫路競馬場は高知競馬場の良馬場に匹敵するくらいの時計のかかる競馬場。
そして2000mとスタミナも要する今回のレースなので、適性はドンピシャリ。
陣営の狙いすましたように見えるローテに感嘆です。

ただ、テンのスピードがないので前走のように後方になりすぎると勝ちきるまでは難しくなる。
中団辺りを取れれば、少なくとも馬券圏内は射程圏に思う。

馬券的妙味:★★★★☆

9エイシンミコノス
近走の内容からは狙いずらい。
戦績的にも1400mの短距離向きなので、2000mの距離適性も感じない。

馬券的妙味:★☆☆☆☆

10トイガー
前走は移籍初戦で大出遅れの6着。
本来はスタートに関しては速い方で、中団よりも前で競馬をする馬。
それでも、中央時代には3勝を東京・京都というスピードの出やすい競馬場で挙げているので、砂の深い競馬場は合わないのではないかと思う。
高速馬場向きなので、笠松あたりで見てみたい。

馬券的妙味:★★☆☆☆

11シゲノブ
前走笠松1400mで勝利しているも、A3クラスとまだ格下。
元々中央馬で、前走も砂の軽い笠松での勝利。
砂の深い姫路は合わない。

馬券的妙味:★☆☆☆☆

12コウエイワンマン
実績的に厳しい。

馬券的妙味:★☆☆☆☆

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以上、神戸新聞杯 第50回白鷺賞(重賞Ⅰ)の全頭見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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それでは、次の記事でまたお会いましょう✋

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