ヒューイットソン

フラワーC想定1人気・タワーオブロンドン騎乗予定のL.ヒューイットソンってどんな騎手!?

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回はフラワーCレッドルレーヴ、高松宮記念でタワーオブロンドンに騎乗しより注目度が増しているヒューイットソン騎手特集です。

3月から短期免許を取得した南アフリカの2年連続リーディングジョッキー
5/4までの短期免許なので、GⅠだと高松宮記念、桜花賞、皐月賞、天皇賞(春)の最大4レースに騎乗できます。
先日行われた弥生賞ではオーソリティで3着になりましたので、皐月賞の優先出走権を獲得
皐月賞出走を叶えました。

そんなヒューイットソン騎手ですが、来日して2週間が経過しました。
今週行われるフラワーCでは想定1人気のレッドルレーヴに騎乗予定。
初めての重賞1人気での騎乗となります。

そこで今回は南アフリカの新鋭L.ヒューイットソン騎手の特徴、長所短所について解説していきます。

プロフィール

名前:ライル・ヒューイットソン
年齢:1997/10/30 22歳(5年目)
出身:南アフリカ
実績:南アフリカリーディング(2回)、GⅠ6勝(全て南ア)
契約馬主:吉田勝己
身元引受調教師:国枝栄

イケメンで話題になっている騎手ですが、地元での実績はすさまじく、2年目から2年連続でリーディング獲得中です。
同期は日本で見ると藤田菜七子騎手、坂井瑠星騎手、菊沢一樹騎手など。
日本でも重賞勝ち騎手が4人とゴールデンエイジ感のある年代ですが、ヒューイットソンはすでに本国でリーディングを獲得しているという抜けっぷりです。
今年は香港でも騎乗機会を増やし、今後グローバルな活躍が期待される騎手です。
契約馬主が吉田勝己なので社台系の馬に乗る機会が多く、ゆえに人気馬に乗る機会も多い。
また国枝さんが身元引受人なので関東を拠点に活動しています。

特徴

2020/3/15現在5勝しており、ダートで3勝、芝で2勝しています。
本国では芝のレースがメインなので芝の方が適応しそうですが、実績的にはダートよりです。
ちなみに芝の2勝も雪の降った馬場でのものです。

比較的スタートから位置を取りに行くタイプで好位差しが得意。
ただ、外国人騎手らしくないといいますか、あまりインにこだわるタイプではなく、枠なりにコース取りはします。
残り600m手前からの早めの仕掛けで、外差しが勝利パターン。
逆に人気馬での負けパターンは早仕掛けで標的にされたり、ゴール前で脚が上がって差されるパターン
ここからヒューイットソン騎手の長所、短所、そしてどんな馬に乗ると好走しやすいかなどがわかってきます。 

長所

・位置取り
積極的に好位を取りにいってくれます。
これは本国の競馬がそうなのでしょう。
南アフリカはもともとオランダ→英国の植民地なので、競馬は英国の影響を強く受けていると思われます。
重賞は全て芝レースらしいですからね、おそらくそうです。
なので騎手も英国スタイルで好位からの好位差しが王道なのでしょう。
欧州の競馬は日本ほど差し・追込が決まりませんから、積極的に位置を取りにいく傾向が強いです。
ヒューイットソン騎手も例に漏れず、位置を取りにいきます。

・ロングスパート
早めの仕掛けが特徴で、ロングスパートで馬を持たせるのが勝利パターンです。
なので瞬発型よりもスタミナとパワーで押し切るタイプの馬と合っています。
ダートで戦績が良いのも、そういった理由が含まれていると思います。
個人的にはスタミナ勝負になりやすく、かつ直線が長い中京コース、小回りコースですが洋芝でコーナーがゆったりしている札幌コースなんかが合いそうなイメージです。
まぁ札幌で乗ることはないのですが。。。
タワーオブロンドンで臨む高松宮記念は、コースという点では良さそうです。 

短所

・インを捌くのが苦手
そもそもインを突くことが少ないのですが、数回インを捌くレースをみてもスムーズさを欠いています。
マーフィやレーンなんかはインにこだわりイン突きするイメージが強いですが、ヒューイットソンは基本外を回します。
それは開幕週の芝レースでもそうだったので、馬場を考慮して外に回しているわけではないでしょう。
道中イン→直線で外というのもないですからね。
直線でドン詰まっているレースもありました。

・パターンが少ない
勝ちパターンが好位からの外差しくらいで、あまりパターン数を持っていない印象です。
展開を読んで仕掛けどころを変えるだとか、4角でペースが上がるのでそこで目一杯追わないで上手くやり過ごしてから直線で仕掛けるといったような、周りをみての柔軟性には欠けるイメージです。
良くも悪くもパターンがないので、ハマればハマるしハマらなければハマらない騎手です。
周りがどうというよりも、馬の特徴を活かすことに重点を置きます。 

こんな感じ

相性の良い馬、悪い馬
・スタミナ型⇔瞬発型
・長く良い脚を使える馬⇔一瞬のキレ型
・逃げ・先行馬⇔差し・追込馬
・反応の鈍い馬

得意なレース
・緩急の少ないレース(短距離戦)
・ダート戦全般

苦手なレース
・芝の長距離戦
・緩急のあるレース(新馬・未勝利戦) 

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以上、ヒューイットソン騎手特集でした。

ありがとうございました。

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