クイーンズリング

【傾向・血統】先週の結果から府中牝馬Sを分析する

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第67回アイルランドトロフィー 府中牝馬ステークス(GⅡ)で好走する傾向・血統について分析しました。
枠順や天候によって馬場が変わることもあるので、ここではざっくりとした傾向をお伝えします。
コースや馬場を分析しその舞台にあった適性・血統を探っていきます。

府中牝馬S適性分析

東京1800mと先週の毎日王冠と同じ舞台で行われます。
違いは先週は開幕週だったのに対し、今週は2週目ということ。
ただ先週は晴れての開催でしたので、馬場は引き続き良好でしょう。
スタートは2角途中からなので距離ロスがない分内枠有利。
高低差は2.7mで1周で勾配が2つあります。
一つ目は向正面残り1300m地点で約1mの勾配、そこから残り800m地点まで約2mの下り坂がありそこからは平坦が続きます。
直線は529mで残り400m~300m地点まで2mの上り坂、そこからは平坦となりフィニッシュを迎えます。
比較的勾配は緩やかで、直線も途中で上り坂がありますが、ゴール前300mからは平坦なのでパワーよりも瞬発力のある馬が好走しやすいコース形態です。

外差し高速馬場

先週のサウジアラビアRCはレースレコードを更新、毎日王冠もレコードにコンマ2秒まで迫るタイムでした。
上がり3F最速はサウジアラビアRCがサリオスとクラヴァシュドールの33.1、毎日王冠がダノンキングリーの33.4と速い時計をマークしています。
その他にも芝のレースを観ましたが、外差しの瞬発力型の馬が好走傾向でした。
馬場的には先週は開幕週だったのでフラットであったと思われますが、外差しが決まっていたので外を回って瞬発力で勝負する馬が今の東京コースには合っていそうです。
持ち時計の良い馬、上がりを使える馬がねらい目です。
また府中牝馬Sは毎日王冠同様スタートしてすぐにコーナーがあるので内枠が有利。
そのことも踏まえると、高速決着に強い内枠の先行馬も良さそうです。
イメージ的には毎日王冠のアエロリット(2着)

血統傾向

・過去の府中牝馬Sから

Bering持ちは昨年の勝ち馬ディアドラに2着馬リスグラシュー、そして2016年の勝ち馬クイーンズリングにも入っている好相性血統。
Beringは欧州の短距離種牡馬でノーザンダンサー系です。
父サンデー系はもちろん良いのですが、ディープインパクトよりもステイゴールドやハーツクライといったややスタミナ寄りのサンデー系種牡馬の方が目につきます。

・先週のレース(1600m~2400mの3R)から
母系にスタミナ系の種牡馬を持つ馬が好走していました。
特に目立った種牡馬がいるわけではありませんが、例えばネオユニヴァースやエルコンドルパサー、ニジンスキー系のカーリアンなどを母系に持つ馬が好走していました。
日本ではマイナー血統のインリアリティやカロ持ちがそれぞれ2頭馬券に絡んでいるように、大きな傾向はなく、母系にスタミナ系種牡馬を持つ馬くらいの傾向しかありません。

・血統からわかる傾向
瞬発力が求められる馬場状態なので、父はサンデー系が良さそう。
ディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライといった瞬発力系の種牡馬。
母系にはスタミナ系を合わせて、どこかにBeringがいれば尚可といったところか。

今年の出走馬では・・・

カンタービレ
サトノガーネット
ディメンシオン
プリモシーン

ここら辺が傾向・血統面でマッチした馬です。
というかディープ産駒が今回は多すぎますね。
週末にはこのブログをもとにした予想をブログにしますのでお楽しみに!

以上、第67回アイルランドトロフィー 府中牝馬ステークス(GⅡ)の傾向・血統分析でした。
ご覧いただきありがとうございました。

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