ロアリングライオン

【予想】愛チャンピオンS(2019)~負けられない1戦~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第44回アイリッシュチャンピオンステークス(GⅠ)の予想です。
予想したポイントは以下の通り。
①今年の3歳勢
②実績
③血統では父系ならガリレオをはじめとしたサドラー系、母系ならブラッシンググルーム系、デインヒル系、シャーリーハイツ系
ここらへんも踏まえて予想していきます。

インターナショナルS予想

◎マジカル
相手関係を見ればこの馬が断然。
昨年の凱旋門賞での10着以降、8戦して連対率は100%。
負けているのはエネイブルorクリスタルオーシャンという超強力な馬が相手の場合のみですから、その2頭がいない今回は陣営からしたら勝たなければならない1戦という位置づけでしょう。
今回A.オブライエン厩舎から4頭出走しますが、主戦騎手であるR.ムーアはマジカルをチョイス。
一流ジョッキーの目でみて厩舎で最も勝つ確率が高い馬がこの馬ということです。
距離も2000-2400mまでが許容範囲なので不問。
コース適性的にも直線が約400mと欧州の競馬場にしては短いので、先行馬であるこの馬に向いています。
他の馬のキャリアを見ても、エネイブル・クリスタルオーシャンクラスは見当たりませんので、ここは素直に本命です。

〇エラーカム
愛チャンピオンSの前走として相性の良いのが英インターナショナルS。
中3週で距離も同じ2000m、レースレベルも高いので英インターナショナルSで好走できている馬は愛チャンピオンSでも好走率が高いです。
そこでジャパン、クリスタルオーシャンに次ぐ3着に好走したのがこの馬。
このレースでは3歳のマイル界の強者キングオブコメディ、サーカスマキシマスを下しています。
ジャパンを物差しにすると、英ダービーで勝利したアンソニーヴァンダイク、2着のマッドムーンがエラーカムより上になりますが、距離を考えるとアンソニーヴァンダイクは2400mの馬、マッドムーンは1600mの馬で2000mの馬ではありません。
一方エラーカムは2000mがベスト距離。
英インターナショナルS組は昨年の勝ち馬ロアリングライオン、2着のサクソンウォリアーを輩出しています。
今年このローテを踏んでいるのはエラーカム1頭。
ねらい目であります。

▲ディアドラ
この馬は外国人騎手との相性が良いのでしょう。
前走ナッソーSではテン乗りでO.マーフィーを招き、待望の海外GⅠ勝利をもたらしてもらっています。
秋華賞を獲った時も鞍上はルメールでしたし、香港C2着、ドバイターフ3着もルメールと外国人騎手で結果を残してきている側面もあります。
今回2回目の騎乗でディアドラの癖も前走以上に把握できているでしょうし、その分上積みが期待できます。

また今年の欧州3歳牡馬牝馬は弱いと思っています。
英ダービー馬アンソニーヴァンダイクはキングジョージで10着に大敗していますし、牝馬では英愛1000ギニー勝ち馬ハモーサ、仏オークス馬チャンネルがナッソーSでディアドラの後塵を拝しています。
古馬vs3歳勢で見ると、3歳馬で強さを示しているのは英インターナショナルSで勝利したジャパンのみです。
となると古馬から狙っていくのが定石です。

レースが行われるグッドウッド競馬場は坂はあるものの、欧州のイカれた高低差ではなく、競馬場といえるレベルの起伏だそうなので、日本の馬でも対応できるコースだと思います。
欧州での競馬になれてきているディアドラとその陣営、そのディアドラに慣れてきている鞍上マーフィーと、人馬ともに上積みがあります。

△2頭一気に
△1ヘッドマン
先述したように今年の3歳勢はレベルが低いと見積もっているので、3歳で狙うならクラシック組よりも非クラシック組。
狙うはヘッドマン。
2000m戦で3連勝中で、うち2戦がGⅡと着実に力をつけている馬。
クラシックとは無縁でGⅠも今回が初出走ですが、力関係がまだ不明確な分、期待ができます。
直近のGⅡ2戦を見た限りでは脚質は差し・追込なのでディアドラに似たタイプです。
成長力を買って抑えておく。

△2マッドムーン
この馬の強みはコース適性。
今回と同じレパーズタウンで(3-1-0-0)と連対率100%を誇っています。
そのすべてがマイル以下のレースなので、2000mという距離で同じことができるかという懸念はぬぐえませんが、英ダービー2着、愛ダービー4着の実績を持っているので距離が持たないということは考えられません。
2000mが得意な馬が集まる中で、マイラーとしてどこまでやれるか。

買い方
◎マジカル
〇エラーカム
▲ディアドラ
△1ヘッドマン
△2マッドムーン

【3連単】
◎→〇→▲△1△2
◎→▲△1△2→〇
計6点

予想を終えて・・・

マジカルの不安点は負け癖が付いていないかということくらいです。
最近2着が多いのでここでも2着、というのはやめてもらいたい。
エネイブル、クリスタルオーシャン(引退しちゃいましたね)不在の中では負けられないでしょう。

以上、第44回アイリッシュチャンピオンステークス(GⅠ)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?