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【頂上決戦】中日杯2020予想見解

残り5

初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は金沢の中距離最強クラスの馬が集まりました。3歳対古馬!中央でも地方でも、この時期はこの戦いが面白いです。
今回は12頭立ての6頭見解。
それでは、第56回中日杯(重賞)の出走馬見解をしていきましょう!

中日杯見解

【お品書き】
・金沢競馬場の特徴
・2000mに求められる適性
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・有力馬見解(6頭)
・予想(12/4時点)

展開や馬場状態は当日やってみないと分からない不確定要素ですが、コース形態・競馬場の砂の深さ・スタート位置は基本変わりません。
この変わらない条件から、求められる適性を探っていきます。
その上で、展開予想を含めて好走可能性の高い馬の見解を述べていきます。

金沢競馬場

・1周1200m
・直線約300m(正面、向正面)、コーナー約300m×2(1~2角、3~4角)
・最後の直線は236m
・馬場は重めで時計がかかる

【2000m】
・スタートは向正面
・スタートから最初のコーナー(3角)までは250mと短め
・コースを1周半=コーナー6つ
→前半のペースは落ちやすいので、好位~先行有利

5ハクサンアマゾネス(逃げ)

・逃げという脚質

不安要素はないが、逃げ馬と金沢2000mとの相性を嫌って2番手評価にした。
前走お松の方賞(1900m)の内容は秀逸。
勝ちタイムの2:03.1は重馬場というのを差し引いても優秀なタイムだし、1900mという距離を逃げ切れている点も今回に通じる。
ペースも速く、逃げ馬には厳しい流れだった。
トウショウデュエル・ティモシーブルーの2走前は同距離で2:04.0と2:04.1(良馬場)。
その差は0.9秒・1.0秒だが、馬場差を考慮すると以下の通りとなる。
2:03.1→2:05.9(-2.8)
2:04.1→2:06.5(-2.4)
()内は当日の馬場状態を鑑みてのタイム調整
本馬のレース時の方が時計が速く、平均よりも約2.8秒速い馬場だった。
その分を調整すると上記のタイムとなる。
それでも、トウショウ・ティモシーのレースよりも0.6秒速い。
今回は52kgという軽い斤量で走れるの点も〇。

ただ、今回は100m距離が延長され、その分スタートからの直線距離が長くなる。
最初のコーナーまでの距離が長くなるということは、それだけペースを落としづらくなるということ。
逃げ馬にとっては、この100mの距離延長は好ましくはない。
脚質だけが不安要素。

6トウショウデュエル(先行)

・得意な展開/苦手な展開

直近では以前よりも前目でレースができており、それが好走につながっている。
本馬は元々追込馬で、後方一気の馬だった。
それがある程度の位置が取れるようになり、戦績に安定感をもたらしているのではないかと思う。

ただ、相変わらずスタートは速くない。
今回の逃げ馬であるハクサンアマゾネスは速い流れで逃げるタイプなので、道中の追走が懸念点となる。
ここ2走はいずれもスローペースで、道中で逃げ馬との差を詰めやすい展開だった。
今回は真逆のような展開が予想されるので、これまで通りに道中で位置を押し上げられるか。
因みにレースレベルが非常に高かった4走前のイヌワシ賞では、8頭立ての6番手から位置を押し上げられず、かつ速い流れに苦労してそのまま7着と見せ場なく終わっている。
イヌワシ賞ほどのペースにはならないであろうが、それ寄りのペースにはなると思うので、危険な香りはする。
よって抑えまでの評価です。

4ジャーニーマン(好位)

・逃げ馬との相性

3走前に1900m戦でトウショウデュエル・ティモシーブルーに離されての4着。
勝ちタイムからは2.8秒も離されている。
ただ、本馬の戦績を見てみると、南関時代には川崎や浦和の2000-2100mでの好走歴が目立ち、距離的には今回の舞台はマッチしている。
金沢移籍初戦のオヤベエース特別(A1一)では、1900m戦で2着に1.1秒差をつける圧勝。

金沢移籍後の本馬の特徴として、上がりのかかる展開で好走している。
オヤベエース特別ではレースの上がり4F53.0-3F40.5で快勝したのに対し、3走前は4F49.7-3F37.8という上がり勝負で敗れている。

そこで今回。
逃げ馬にはハクサンアマゾネスという強力な馬がおり、この馬は前走で速い流れで逃げている。
本馬の得意なスタミナ勝負になりやすい逃げ馬なので、移籍初戦のような内容が見込めるのではないかと思う。
ハクサンをマークしつつ好位を取り、スタミナ勝負に持ち込めればチャンスはある。
抑え評価です。

1サノサマー(差し)

・金沢所属限定重賞なら

春には今回と同じ舞台の重賞:利家盃を勝利。
この時にはトウショウデュエルらを負かしている。
同じく同舞台のイヌワシ賞では8着と最下位に。
この2レースの違いは明確で、レースレベルが違った。
前者の勝ちタイムが2:12.0、後者は2:07.3と約5秒もタイムが異なる。
後者のイヌワシ賞は地方全国交流重賞なので、地方競馬の他地区の猛者が集まったレースだったので、本馬はレースに参加できずに敗れている。
利家盃は金沢所属馬限定の重賞。
今回も金沢所属馬限定の重賞なので、巻き返しが期待できる。
前走はレベルの高い門別のAクラスで3着に好走しており、改めて能力の高さを示している。
因みに、本馬が利家盃でマークした2:12.0というタイムは、良馬場においてはティモシーブルーの2:10.6に次ぐ持ちタイムの速さである。
今回のメンバーならば、好走が好走が期待できる。

8フジヤマブシ(追込)

追い込みという脚質上、どうしても展開に左右されてしまう。
ただ、同世代のハクサンアマゾネスとの相性は良く、石川ダービーではハクサンの2着(0.1秒差)、MRO金賞(1900m)では勝利している。
ハクサンの作る速い流れとも相性が良さそうで、追い込み一気が期待できる。
前走北國王冠は金沢勢では2番手の着順で悪くはない。
瞬発力の馬なので、雨が降って馬場が固まれば尚良い。
不良馬場ならば期待値は膨らみ、良馬場ならば割引が必要。
現時点では抑え評価です。

ご協力の後に紹介する馬が、中日杯の軸馬です。

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7ティモシーブルー(好位)

ここ2戦でトウショウデュエルに連敗を喫しているが、本馬の最大の評価ポイントはイヌワシ賞の4着。
ここまで何度か触れているが、このレースは他地区の馬も集まり非常にレベルの高いレースだった。
今年の金沢2000mの重賞レース(主要)を比較する。
石川ダービー:2:14.5(4F53.6-3F40.3)(良)馬場差:+1.7
利家盃:2:12.0(4F52.0-3F39.8)(良)馬場差:-0.1
イヌワシ賞:2:07.3(4F51.1-3F38.8)(良)馬場差:+0.2

石川ダービーは3歳の重賞なので、成長力を考慮しないといけないが、利家盃とイヌワシ賞のタイム差は歴然。
イヌワシ賞の方が馬場的には時計がかかっていたにもかかわらず、タイムは約5秒も速い。
本馬はこのハイレベルなレースで4着に粘っている。
もちろん、利家盃でも出走して2着になっているが、パフォーマンス的にはイヌワシ賞の方が上。
ここで考えられるのが、本馬は速い流れの方が得意ということ。
イヌワシ賞の前半1200mのタイムは1:16.2、利家盃は1:20.0だった。
本馬は好位の2~3番手で競馬をする馬なので、イヌワシ賞のペースならば垂れてしまってもおかしくはないが、それでも4着に残っている。
これは当然金沢勢では最先着で、この時トウショウデュエルは7着、サノサマーは8着だった。
ハクサンアマゾネスが速い流れを作れば、それだけ本馬の好走できる可能性があがる。
逆にスローペースになってしまった場合は、ここ2戦のようにトウショウデュエルに差されてしまうのではないかと思う。
個人的にはハクサンアマゾネスは速い流れで逃げると踏んでいるので、速い流れに強い本馬を軸馬にした。 

予想(12/4時点)

※最終予想はレース当日Twitterにて!!
◎7ティモシーブルー
〇5ハクサンアマゾネス
▲1サノサマー
△6トウショウデュエル、4ジャーニーマン、8フジヤマブシ

【3連複】◎-〇-▲△△△(4点)

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以上、第56回中日杯(重賞)出走馬見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは次の記事でお会いしましょう✋
(明日は中央競馬のチャンピオンズカップ(GⅠ)の見解です)

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