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【笠松競馬】10頭5分で読めるクイーンカップ(2020)全頭分析

※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
日刊スポーツ杯 第44回クイーンカップ(SPⅢ)の全頭見解をしていきます。
このレース、実はJRAの秋華賞ステップ地区代表馬選定競争に指定されています。
勝ち馬は秋のローズSor紫苑Sのどちらかに出走できる権利を得ます。
こういうところから中央に殴り込める馬が現れると、競馬全体が盛り上がって良いですよね。

クイーンC見解

逃げ・先行グループ

3クロワ
3角ポケットスタートということで、内枠の本馬が逃げ候補。
6ビックバレリーナも逃げ馬候補で、3走前の東海クイーンCでハナを譲っているが、この時はバレリーナが強引にコーナーで斜行している。
クロワはブレーキを掛けざるを得なくなり、道中2番手に甘んじたが、テンのスピードは五分。
今回はスタートしてすぐにコーナーが来るので、その利点を生かして本馬が逃げられるはず。

逃げ馬としての本馬だが、実は負けたことがない2戦2勝。
しかもいずれも楽勝。(展開が楽だったのもある)
3・2走前には重賞の1800mを経験し、掲示板に載れているのでスタミナ面は問題ない。
直近3走は逃げることができずに敗れている分、逃げやすい今回は思い切って主張してくるはず。
自分のペースで、自分のタイミングで仕掛けられるような、主導権を握れる展開がこの馬は向く。
笠松では前走ぎふ清流Cで8着と実績がないが、この時は大外枠でハナを主張できず。
4番手で馬3頭分外を回されて1角に突入するという距離ロスがあった。
逃げた場合と逃げれなかった場合ではレースプラン、求められる脚質が全く異なるので、度外視で良い。
逃げてなんぼの馬。

4サラベティ
園田所属馬。
1230m戦でも逃げの経験がある馬だが、逃げの安定感がない。
直近5戦でも2回出遅れており、前走も出遅れている。
そういった馬で、且つ今回は笠松へ遠征する身なので、ますます信頼は持てない。
逃げればラチ沿いを走れて距離ロスなく立ち回れるし、自分のペースで走れるので、初めてのマイル戦でもこなせると思うが、逃げれないと厳しいと思う。
1400mがギリな印象なので、他の馬のペースで走らされるとスタミナが持たない。
なので3クロワは本馬にとっては邪魔な存在だろう。
クロワの存在により、逃げれる可能性は低くなったので、好走の可能性も低い。

6ビックバレリーナ
キャリアを見る限り、今回のメンバーでは抜けている。
唯一の重賞勝ち馬。
ただ、本馬は逃げでしか勝ってきていない。
良いところとしては、並ばれてからの勝根性と、スピードの持続力。
逆に番手競馬では、前にいる馬を外側から抜かさないといけないので、内の馬よりも速いスピードが求められる。
その点に関しては、本馬は長けていない
つまり、スピードの絶対値では勝負できない馬で、持続力と勝負根性で勝負する馬。
なので今回もできれば逃げたいだろう。
テンの速さはあるが、3角ポケットスタートで6番枠、自身よりも内側に先行力のある馬が揃っているのでハナを切るのは簡単ではない。
前半で脚を使って無理してまで逃げるか、それとも先行争いを避けて前半は体力温存に専念し、しまいの脚にかけるか。

好位グループ

8タッチウェーブ
テンのスピードが速いので、直近5戦で3回も逃げているが、これは逃げたくて逃げているわけではない。
その証拠に、スタートから追ってのにげは1度もなく、毎回馬なりで先頭に立っている。
今回はメンバー的に好位くらいになると想定している。
その上で本馬の特徴だが、先行馬でありながら長くよい脚が使えない。
前々走蘇水峡特別(1600m)では先頭で直線に向き、しかもそこまで鞍上が追っていなかったので勝ち確かと思いきや、追ってから失速するまでが異常に速かった。
結果最後に差されての2着。
他の馬よりも追われだすのが遅いので、ものすごい期待感を持たせて直線に向くが、そこから案外伸びない。
ハナを切って後続に脚を使わせるというのが、最も好走パターンに感じる。

9ボルドープリュネ
好位からの競馬でも、前との差があると差し切れないキレのなさを感じる。
そういった意味では前走ヒロインカップ特別(1600m)は理想的で、終始逃げ馬をマークし、それも1馬身圏内でマークできている。
そこまで道中で差を詰められていると、直線でも危なげなく差し切れる。
一方3走前の春風特別(1400m)では、直線で2番手にいながら前の馬は捉えきれず、なおかつ後方からの馬に差されての3着だった。
決して垂れていたわけではなく、脚色は衰えていないながら、この結果だった。
これはまさにキレのなさを表している。
ちなみに、コーナリングは非常にうまい。
毎回3~4角では前との差を詰められているし、コーナーワークでアドバンテージを持っている。
なので、3~4角で差を詰めて、直線で離されるという展開が負けパターンとなっている。
コーナーが5つある1600mコースは合っている。
コーナーはあればあるだけよい。

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先行グループ

1ドリームレイ
最内枠がうーん。。。
この馬、砂を被るとひるんでしまうので、砂を被らない真ん中よりも外枠の方が良い。
結果的に3着に好走した3走前の鵜飼特別(1400m)はまさに砂を被って後方に追いやられたレース。
好位差しが勝ちパターンなので、なるべくなら前につけたい。

弱点は仕掛けどころのエンジンのかかり。
長く良い脚は使えるが、仕掛けどころで置いて行かれてしまう。
3角~4角で離されて、直線で差を詰めるといった感じ。
なので、なるべく前目の位置で、先頭集団から離されない位置にいたいところ。
それが最内1番枠だと砂を被る可能性が高いので、前目の位置を取ることが難しくなる。

7スカイガーデン
緩急の変化に弱い。
前走はレースレベルが高かったので度外視している。
注目は4走前のふじの花特別の8着。
仕掛けどころの緩急の変化に対応できずに、ズルズル下がってしまっている。
そこから巻き返すこともできずに大崩れ。
ラップタイムを見てみると、ラスト4F52.2-3F38.7だった。
好走した2走前の蘇水特別(3着)が4F51.5-3F38.6だった。
4Fと3Fの差、つまりその間の1Fラップはふじの花が13.5、蘇水が12.9。
上がり3Fはほとんど一緒なので、ふじの花の方が緩急がきつく、蘇水は緩急が少ないことがわかる。
このことからも、本馬が緩急に弱いことがわかる。

なので、本馬の場合は前半のペースが緩みづらい1400mの方が向いているだろう。
1600mだと3角ポケットスタートなので隊列が早めに決まりやすく、ペースが緩みやすい。
ペースが緩むと、仕掛けどころでのペースアップとの緩急が激しくなるので、本馬の苦手な展開となる。
本馬は1900mでも好走しているが、ここまで距離が延びると、単純にスタミナを要するので上がりの時計がかかるので緩急が少なくなる。
1600mは最も中途半端で、本馬にとっては難しい距離、コースに思う。

10ルミナスアロー
上がりのかかるレースに強く、3走前は上がりが4F53.8-3F40.0だった
一方前走、前々走は上がりの速いレースで、キレ負けしている。
前走ぎふ清流Cは力負け感はあるが、前々走鵜飼特別では仕掛けどころで遅れており、スピードアップについていけてない。
スタミナ勝負に強いので、1600mに距離延長してきたのは納得がいく。
今回は逃げ馬も多いので、ペースが上がれば。

差し・追込グループ

5チェリーピック
前走ヒロインカップはレースレベルが上がっての敗戦に感じる。
追走に苦労しており、仕掛けどころで主導権を握れていない。
前走は前々走の陽春賞から距離は200m延びているが、上がりは速くなっている。
本来距離が延びればあがりもかかるはず。
陽春賞はペースが上がりスタミナ勝負になったともいえるが。
いずれにしても上がり勝負になると分が悪いことは確か。
重賞で前走からさらにレベルが上がるので、相当なスタミナ勝負にでもならない限り厳しい。

2ミスマチルダ
追込というか、追走に苦労しており結果的に追込脚質の位置に追いやられているといったほうが良い。
このレベルだと自分の競馬をさせてもらえないので、好走は難しいだろう。 

予想について

予想は見解の答え合わせ、競馬の醍醐味でもあります。馬体重を見たいので予想はTwitterでレース当日30分前頃にツイートします。気になる方はそちらをぜひ!& Follow me!!

以上、日刊スポーツ杯 第44回クイーンカップ(SPⅢ)全頭見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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