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【浦和競馬】6分(4200字)で全頭分析~浦和スプリント(2020)編~

本記事は予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
浦和スプリント(OP)の全頭見解をしていきます。
今週は週中に地方重賞が少ないので、浦和のオープン戦である本レースもやります。
このレースレベルでGⅠ馬のブルドッグボス登場です。
しかも他の馬と同じ57kg!!
これは一種の反則ですね。
中央なら60kg以上背負わされますよ。
ということで今回の勝ち馬はブルドックボスです。
お読みいただきありがとうございました。


・・・


はい、嘘です。
それでも全頭見解はやります。
ブルドッグの単勝は1.0倍近いと思うので、2,3番手探しのお役立てとしてお使いください。
それでは参りましょう。

浦和スプリント全頭見解

1~5番枠

1ナイトフォックス(追込)
直近5戦で掲示板は1度もなし。
そんな馬がOP戦レベルで急に上位に来るとは思えません。
軽視で良いでしょう。

2ブルドックボス(先行)
・なんでおるの?
って思ってしまうくらいのメンバー。
OP戦でも57kgで出れるのは大きいですね。
というか、GⅠ馬に負担斤量とかないんですかね。

それはさておき。
直近5戦中3戦が今回と同じ浦和の1400m戦。
この舞台にめっぽう強いのが本馬です。
JBCスプリントではハイペースを差し切り勝ち、次走ゴールドカップではスローペースで勝利と展開に左右されず強さを発揮しています。
前走さきたま杯でも58kgの斤量と、中央馬を含む他の馬よりも2kg重い斤量を背負いながらも2着に好走しています。
この舞台だと崩れません。

しかもここにきて先行力もついてきたので、5~6番手くらいで競馬ができるようになっています。
そのおかげで、差し切る決定力が備わりました。
今回は9頭立ての少頭数でレースもしやすく、ペースもこれまで本馬が戦ってきた中でもかなり遅くなります。
好位から競馬ができると思います。

変な話、レベル差で逃げてしまい、いつもと違うレースをしない限りは勝ち確だと思います。
ペースも不問なので、逃げなければ大丈夫でしょう。

3ナガタブラック(追込)
3歳時には優駿スプリントを制する未来あるスプリンターでしたが、古馬との戦いになってからは4着が最高着順。
自身のクラスでも結果を残せておらず、格上挑戦の今回は見どころがなさすぎる。

4コパノチャーリー(差し)
今年の2月に南関へ移籍した元中央馬ですが、移籍後に掲示板に載ったのは1度のみ。(4着)
勝ち馬とのタイム差が1秒以内だったことは1度もありません。
南関の砂と合っていないのではと思います。
チャンスは感じられません。

5フォクスホール(先行)
4走前の新春賞(3着)ではスタミナ勝負で8スマートドレイクに敗れ、3走前の梅花賞(7着)では9マーガレットスカイに追走に苦労して敗れています。
ここ3戦で急に崩れだし、調子を崩しています。
好調時は逃げ馬のすぐ後ろの好位が取れていましたが、近走はもう一段後方になっています。
瞬発型の馬ではないので、その位置から差し切るのは至難の業。
好位からの粘り込みが本馬の特徴なので、その良さが出ていません。
前走も1000戦ですが、出ムチを入れても道中は9番手と前に行けていません。
調子が戻るのは、もう少し先になりそうです。

6~9番枠

6ベストマッチョ(好位)
・中央時代のマッチョ
主に東京1400mで実績をあげており、時折中山1200mでも勝っています。
スタートが抜群にうまく、位置取り的には本馬よりも前になるであろう7レッドゲルニカよりもスタートは良い。
なので、枠の並び的に今回は本馬の方が前に行くかもしれません。
(前に行きたいのはゲルニカだと思います)
好位からの差しを得意としており、2走前にOP戦で3着になっているように、まだその脚は錆びていません。

中山1200mでは芝スタートを苦手としているので位置取りが5~6番手となります。
またテンのスピードも1200mだけあって速く、その影響もあるでしょう。
小回りの中山でもコーナーワークは平均的。
前走千葉S(9着)は外を回された分、4角で遅れを取っていますが、苦手といえるほどのものではありません。

・浦和1400mの適性
以上から今回の舞台設定との相性を考えていきます。
まず、左回り・1400mという距離は本馬が最も得意としていた距離なので問題なし。
中山でのコーナーワークからも、浦和の小回りコースに関しても大丈夫だと思います。
苦手な芝スタートでもないので、相性としては良いと思います。

移籍初戦なので、環境の変化がスタートに出て、出遅れて好位が取れないというのが最悪なシナリオでしょう。
後方からスパッと差し切る脚は持っていません。
やるとしたら持続型なので、ロングスパートでしょう。
浦和コースで言えば、向正面からのまくり差し。
まぁスタートが上手いので大丈夫だとは思っていますが。

7レッドゲルニカ(好位)
・移籍初戦の前走
もしかしたら今回の逃げ馬は本馬かもしれません。
今回は逃げたい馬がいないので、テンのスピードと脚質を考えたらそうなります。
前走はマイル戦だったということもあり、中央時代は1400mを主戦場にしてきた本馬にとっては好位を取りやすかったです。
今回も1400mですがレースレベルが落ちるので、位置は取りやすいはず。
隣の6ベストマッチョか本馬かなと思います。
先述したように、テンのスピードならマッチョ、前に行きたいのは本馬です。

前走マイルグランプリTR(8着)は前半3F36.2とまずまず流れてしまったので、差し有利の展開でした。
参考までに、2ブルドッグボスが勝利した今年のゴールドカップ(1400m)は前半35.9、9マーガレットスカイの前走梅花賞は37.2です。
勝ち馬は道中8番手、2着馬は最後方にいた馬です。
本馬に関しては道中2番手で逃げ馬をマークする形でしたので、直線で苦しくなって失速しています。
ちなみに逃げ馬は4人気に支持されていたレベルフォーという馬で、着順は11着となっています。
8着ですが、そこまで気にする必要はないと思います。

・本馬の得意は
ベストマッチョ同様、本馬は中央時代東京1400mを最も得意としていました。
なので前走は距離も200m長く、右回りと適性面では少し落ちます。
逆に今回は得意舞台に近くなるので見直しができます。

8スマートドレイク(先行)
・スタミナ型
直近3戦を1500mで2勝していることからも分かるように、1400mは若干短い。
というのも、本馬はスタミナ勝負に強いからです。
前走プリムローズ賞(1400m)では2着に敗れていますが、この時は前半3F38.2の超スローペース。
向正面から各馬が加速を始めますが、それへの追走に本馬は苦労しています。
追っても追っても反応せず、3角突入辺りからやっとエンジンがかかりだします。
最終的には1秒差をつけられての2着ですから、完敗だといえます。
本馬は緩急への対応が苦手なので、瞬発力勝負には弱いです。

一方100m延びた2走前の新春賞(1500m)では2着に0.8秒差をつけて勝利しています。
この時のレースの上がり3Fは38.6。
プリムローズ賞は36.8でしたので、その差は約2秒。
上がりのかかるレースだったといえます。
上がりがかかる=ペースの緩急が少ないということですから、本馬の得意な展開ということです。

・格上挑戦の吉
以上を踏まえると、格上挑戦は本馬の場合はプラスに働く可能性が高いです。
その理由は2点。
1点目は単純に斤量が軽くなるということ。
今回でいえば、55kgで臨めます。
2点目はペースが速くなりやすいということ。
レースのレベルが上がるにつれてペースも上がるので、スローの瞬発力勝負にはなりづらくなります。
少なくとも、前走ほどのスローペースにはならないでしょう。
なので、本馬の能力が出しやすいレースになると思います。

9マーガレットスカイ(好位)
・移籍後無敗
元中央馬で南関移籍後は、好位からの好位差しで、逃げ馬をマークする形を取っている。
結果が出ているので今回も同じ先方を取ってくるであろう。
逃げ馬ぴったりマークで、直線に向くまで逃げ馬を遊ばせて差す形。
まくるといったことはしていない。
ということは、おそらくは瞬発力に自信があるのではと思う。
ここ2戦で上がりは最速、37.4と37.7を2番手から繰り出している。
今回のメンバーを見ても、これ以上の脚を持っているのは2ブルドッグボスくらい。
(中央からの移籍初戦馬6ベストマッチョは分かりません)

また、今回は純粋な逃げ馬が不在なので、ペースは落ちそうである。
そうなってくると好位に取り付ける本馬は位置取り的な優位性を得ます。
さらに瞬発力にも自信がありそうなので、スローの瞬発力勝負という理想的な展開に。
そうなれば、格上挑戦ですがここでもやれると思います。

・休み明けは
これまで休み明けは、新馬戦含め4度あります。
(0-1-1-2)で、人気を下回ったことはない。
叩き2戦目の方が結果を残しているので、休み明けはベストではないがベターといった感じ。

・負けパターン
中央時代のレースをみると、1600mだと先行できず、1800mだとスタミナが持たずといった印象です。
また東京コースでの勝利経験はありますが、直線の長いコースでは最後まで脚が持たない傾向がありました。
先頭に立つのは速いので、ギアチェンジは得意なのでしょう。
ただそこから最後の最後に差されてしまいます。
そういった意味では、直線が短くコーナーからの加速が求められる浦和は適性的にバッチリなのかもしれません。
また短距離で好位から競馬ができている今の競馬は理想的です。

2番手にこだわらずに、3~4番手の先行策でも差し切れる力はあります。
ただ、消耗戦になると直線で後方勢に飲まれてしまう、というのが負けパターンとして考えられます。
ハイペースは嫌でしょうね。

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以上、浦和スプリント(OP)全頭見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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