ゴールデンバローズ

時は来たヒガシウィルウィン~第12回大師OP(2020)予想~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
新年1発目は南関最初のOP戦、第12回大師オープン(川崎)の予想です。
予想のポイントは以下。
馬場:内目を走っている馬が好走している=内枠先行馬有利
川崎1600m:スタートから1角までは400m以上あるので先行争いはゆったり傾向、直線は300、コーナーがきついので先行有利
重視:トラックバイアス、枠、脚質
血統:ロージズインメイ産駒、ネヴァーベンド、ウッドマン持ち
ここらへんを踏まえて予想していきます。

大師OP予想

◎ヒガシウィルウィン

前走総の国オープンは3着だが1,2着馬は南関重賞でも勝ち負けレベルの強い馬。
メンバーを考えると今回の方が楽に感じる。
実績は言うまでもないので、問題は体調面。
前々走まで門別へ移籍しており、門別→南関→門別→南関という行ったり来たりをしている。
前走から南関にまた戻り再起をかけての3着。
転厩緒戦を3着は相手関係を考えると悪くない。
今回は転厩2戦目になるので状態面の上積みが期待できる。
その上で最内の1番枠と絶好の枠を引けた。
今の川崎馬場は内目を走る馬が有利なので、好位差しが得意なこの馬にとっては内でロスなく立ち回って脚を溜め、直線で差し切るという理想的な展開が望める。
メンバー的にも先行争いはそこまで激化しなさそうなので、楽に競馬ができるのではないかと思う。
鞍上は2019年キャリアハイで南関リーディングになった森騎手。
この上ないパートナーとともに久々の勝利が期待できる。 

〇マイネルバサラ

前走は大出遅れがありながら、東京大賞典2,3着馬がいる中での5着は立派。
もともと先行馬なので自分の競馬をしていたらと思うと、まだまだ死んでいない馬だといえる。
かつては浦和記念を制しており、その時にはJDDを制していた当時3歳のヒガシウィルウィンに楽勝している。
全盛期の能力ならばこの馬が大差でリードしている。
ただこの馬ももう7歳。
2019年は7戦して1度しか馬券圏内にきていない。
衰えは感じずにはいられない。
さらに、真ん中よりも外の8番枠と枠もあまりよくない。
川崎競馬場はコーナーがきついので、1~2角で外を回されるとかなりの距離ロスと体力の消耗につながる。
能力的に拮抗しているヒガシウィルウィンが最内枠ということを考えるとこの差はでかい。
この馬も先行しいだろうが、距離ロスなく立ち回るのは難しい。
枠の差がでそうなレースに思う。

それでもこの馬には血統面でのアドバンテージがある。
母母父にウッドマンの血が入っており、今回のメンバーで上記いずれかの血が入っているのはこの馬以外にバンドオンザランのみ。
母系にウッドマンは地方競馬と非常に相性が良く、中央勢でもこの配合で成功している馬が多い。
(コパノリッキーやチュウワウィザードなどが該当)
この馬も中央よりも地方に適性があるので、血統が適性を教えてくれている。

▲バンドオンザラン

この馬も血統に妙味アリ。
母系にネヴァーベンドの血が入っており、成長力を促すブラッシンググルームもいる。
父系にはダート血統のフレンチデピュティ。
地方ダートに合いそうな血がふんだんに入っているのがこの馬。

前走ゴールドCでは7着だったが、外差しが決まりやすい馬場の中この馬は終始内ラチ沿いを走っていた。
最後の直線まで最内を走っていたので、伸びない馬場を走り続けていたことになる。
それを考えると7着、というよりもこの時4着でJBCスプリント3着のトロヴァオと0.4秒差というのは合格点に思う。
前回に比べて今回はメンバーが弱化するので上位進出も十分に考えられる。 

△ドリームドルチェ

前走勝島王冠は8着で大敗しているが、この時は先行には厳しい流れで、後に東京大賞典2着になるノンコノユメも後方からモジアナフレイバーにしっかり差し切られている。
前々走は今回と同じ舞台の中原OPで快勝。
この時の3着アドマイヤゴッドは先週のゴールドCで3着に好走しているので、ドリームドルチェも今回のメンバーなら力は足りている。
4番枠と内目の枠も引けたので、先行して内に徹する競馬ができれば面白い。 

買い方

◎ヒガシウィルウィン
〇マイネルバサラ
▲バンドオンザラン
△ドリームドルチェ 

【馬単】
◎→〇▲△
〇→◎
計 4点

以上、第12回大師オープン(川崎)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?