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【金沢競馬】4分(2400字)でほぼ全頭見解~百万石賞(2020)~

※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第63回百万石賞(重賞)の全頭見解をしていきます。

早速ですが、今回はどう考えても4(5)頭立てにしかなりませんでした。
なのでここでざっくり切った6頭を紹介します。

まず前走マリーゴールド特別の4頭(1~4番枠)。
このレースに勝利した3ファストフラッシュは前々走利家盃で5着に敗れています。
今回、利家盃組が8頭もおり、ファストよりも上位の馬4頭(1~4着馬)も全て出てきます。
ファストフラッシュはこのレースで勝ち馬とは2.1秒差、3着馬とも1.2秒差と大きく敗れています。
逃げ馬なので目標にされていまい、それは今回も然りなので厳しいレースを強いられるでしょう。
マリーゴールド2着の4タンクティーエーは利家盃8着。
利家盃とほぼ同じメンバー構成なので、ここでも力不足感が否めません。
1アポロマンスターと2サノラブはマリーゴールド特別で5,6着。
ここでのワンツー馬ですら歯が立っていないので、この2頭も可能性は非常に低い。

6メジャーシップと10アイオブザタイガーは利家盃6着、10着馬。
利家盃を少し振り返ると、道中で2つのグループに分かれており、上位勢は全て前にいたグループでした。
メジャーとタイガーはともに後方グループ。
グループとグループの距離差がかなり開いてレースが進んでいて、着順もそのままだったのでそれがそのまま能力差といってよいでしょう。
後方グループにいたこの2頭も逆転は難しいと思います。

となると残るのはこの4頭。
5サノサマー
7ティモシーブルー
8トウショウデュエル
9サウスアメリカン

この4頭は利家盃組で前方グループにいた馬たちで、1~4着馬。
この中での入れ替わりはあるかなと思います。

なので今回はこの4頭の見解を述べていきます。

百万石賞見解

5サノサマー
スタートが悪いので、移籍初戦の1700m戦では手こずった。
というのも、最内1番枠からの発走で、スタートでダッシュが付かずに前に壁ができていた。
馬群が比較的ばらけていたので、1角手前ではすでに外に出しており、何とか勝利しているが、内枠だとひと手間加わる。
前走利家盃は大外12番枠だったので、相変わらずスタートは悪いが前に壁ができないので、1周目の3角までにゆっくりと先段にとりついている。
今回はさらに100m延びるので、スタートから3角までの距離も延びる。
つまり、本馬にとっては位置を確保するまでの時間(距離)が長くなり、それだけ取りたい位置を取りやすくなるといえる。
距離延長はプラス。

3~4角の仕掛けどころで若干遅れるのも弱点の一つ。
しまいの脚があるのでここまで勝ててきているが、隊列次第では手遅れになる可能性もある。
ただ今回で見ると、おそらく利家盃同様馬群が2つに分かれて少頭数のようなレースになるので、その心配はあまりないだろう。

しまいの脚に加えてスタミナもある馬なので、自分から動いていけば自ずと結果は出るはず。
スタミナにものを言わせて、大外ぶん回しでも能力でカバーできてしまう。
それは前走で証明済みなので、前走に比べて盤石さが増した。

7ティモシーブルー
好位から競馬ができる強みがあるが、このメンバーだと目標にされてしまう。
前走も自分から動いたが、結果的に目標にされて厳しい展開となっていた。
それでも2着は確保できているので、力は示しているのだが、対サノサマーで考えると同じ手をやっては逆転はないだろう。

正直、前走はこの馬としてはベストなレースができていた。
と考えると、サノサマーとの逆転は難しく思う。
サノサマーも5番枠ならそこまで苦しまないだろうし、逆転の可能性は限りなく低い。

逆転の策として考えられるのはペース。
サノサマーは仕掛けどころでの反応が悪い馬なので、緩急をつけたレースができればチャンスはある。
ただそれができるは逃げ馬であって、道中がスローペースになるという条件が必要になる。
となると、本馬が逃げてペースを作るか、2番手から逃げ馬に全くプレッシャーをかけないかが考えられる策。
今回逃げるのは3ファストフラッシュが濃厚。
これならば逆転はなくはない。
(そうするとファストフラッシュにもチャンスが生まれる)

8トウショウデュエル
瞬発型の馬なので、スローな展開が希望。
3走前にはティモシーブルーと差のない競馬をしており、その時は上がり勝負な展開だった。
前目にいた本馬とその少し後ろにいたティモシーという隊列。
ただ、前走ではティモシーとの位置取りが変わっており、ティモシーは好位、本馬は先頭グループの最後尾あたりからの差し競馬だった。
着差も0.5秒差と開いてしまった。
距離が延びた分、前半で押していかなかったこと、枠の並び的に押し出しづらかったことが敗因として考えられる。
戦績を見ても、スタミナ面に不安あり。
距離延長は戦法を狭めるだろう。
今回も前半は脚を溜めることに専念し、しまいに懸けると思われる。

9サウスアメリカン
時計のかかる展開が得意なので、ペースを上げてタフな展開に持ち込みたい。
4頭の中では最も可能性が低い馬で、好走するにはこれくらいしかみつからない。
先頭グループのメンバーが前走とほぼ一緒なので、前走よりペースが上がるとは考えづらいが。
逃げの手を打つような、奇策が必要。
スタミナ面では問題なし。 

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以上、第63回百万石賞(重賞)ほぼ全頭見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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