ディアドラ

【予想】府中牝馬S(2019)~ディープ産駒の瞬発祭り~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第67回アイルランドトロフィー 府中牝馬ステークス(GⅡ)の予想です。
予想のポイントは以下。
馬場(Aコース):台風一過で晴天、土日は東京競馬延期の為馬場は良好、先週は外差しがよく決まっていた
東京1800m:スタートからすぐに2角があるため内枠有利
重視:瞬発力、東京コースでの実績
血統:Machiavellian、Storm Cat、ヴァイスリージェント持ち
ここらへんを踏まえて予想していきます。

府中牝馬S予想

◎プリモシーン

・懸念される距離は
瞬発力は折り紙付きで、この馬の気になるところは距離が持つかどうかという点。
いきなり結論ですが距離は持つと思います。
これまで実績を残してきたのはマイル戦なので、今回の1800mという距離が気になるポイントになりますが、距離が持つと判断できたのが秋華賞です。
着順こそ7着でしたが、上がりはアーモンドアイに次ぐ2位で33.8をマークしています。
ゴール前では追い込めていて、差も縮められています。
秋華賞の敗因はコース適性で、内回りで直線の短いコースゆえにしまいの瞬発力が活かせずに敗れていて、距離ではないと思います。
なので今回の1800m戦において、距離は問題ないと思います。

・台風一過の馬場状態
台風で土日の東京競馬場の開催は延期、よって馬場は線風の2日間分だけ傷んだ状態ということになります。
台風自体も土曜日に過ぎ去り、その後は台風一過で晴れるので馬場状態はパンパンの良馬場が予想されます。
馬場状態が良いこと、そして良馬場でレースができることはこの馬に取っては大きな条件です。
直線の長い東京コースはヴィクトリアマイル2着で高い適性を証明済みですし、左回りは新潟の関屋記念で勝利しています。

〇ディメンシオン

・ディープ産駒らしく
前走京成杯AHはスーパーレコードの1:30.3という勝ちタイム。
そこで2着、タイムは1:30.9と非常に速いタイムでした。
高速決着はもってこいで、今の東京競馬場は間違いなく合います。
逆に時計のかかるタフな馬場になると厳しくなるので、馬場が回復しなければ割引が必要にもなります。

・条件の最適解
これまで5勝していますが、そのうち4勝が左回り。
東京競馬場では条件馬時代に1度だけ走っていて2着という結果を残しています。
1800m戦で2勝2着1回とパーフェクト連対と得意とする距離。
エンジンのかかりが若干遅いので直線の長いコースの方が持ち味が出るので、東京コースへの適性も間違いなくあります。
前走ではスタートも速くなっていたので、その分好位につけていました。
それでも直線でのエンジンのかかりは若干悪く、併走していたジャンダルムに先に出し抜かれています。
最後は差し返していたので、やはり直線は長ければ長いほど良いでしょう。

▲ラッキーライラック

・単純な地力が高い
阪神JF勝利、桜花賞2着、オークス3着と3歳春までは順調でした。
同世代にアーモンドアイという強力なライバルがいるので勝ち切れてはいませんが、世代上位のレベルであることは証明されています。
3歳秋は使おうとしていた前哨戦を使わずにぶっつけで秋華賞へ。
結果は7でしたが敗因は明確。
4歳緒戦はGⅠ馬5頭が出走しスーパーGⅡとなった中山記念。
勝ったウインブライトはのちに香港でGⅠを獲るので非常にレベルの高い戦いでした。
そこでの2着は改めてこの馬の強さを示す内容となりました。
前々走阪神牝馬Sは道中で不利を受ける場面があり度外視。
ヴィクトリアマイルでもレコード決着をコンマ1秒差の4着。
瞬発力勝負は苦手とするところですが、それでも見せ場は作っています。

・中山記念が理想的
近走の戦績を踏まえて思うのは、中山記念の展開が最もこの馬の力を発揮できるということです。
スローの瞬発力勝負や、前走VMのような展開も流れてかつ瞬発力も必要な展開は適していません。
VMでは直線で一度は先頭に立つ場面がありましたが、その後ノームコアをはじめとした瞬発力型の馬に差されていました。
この馬はある程度流れた展開からのスタミナ勝負になった方が強い。
それは中山記念が教えてくれました。
今回は瞬発力勝負予想なので割引が必要です。

△3頭一気に

△1スカーレットカラー
Machiavellian持ちという血統も良く、近走は充実。
クイーンSでは牝馬限定戦上位のミッキーチャーム相手にタイム差なしで上がり最速をマークしている。
前々走マーメイドSでしは外差し優勢な馬場ながら、直線ではインを突いての3着と見せ場は十分。
本格化してから左回りでのレースが初めてなのでその点が未知、右回りの小回りコースで結果を残しているので得意舞台ではないか。

△2フロンテアクイーン
前走クイーンSは直線途中で止まってしまっての7着ですので斤量(56kg)が出たのかなという印象です。
ヴィクトリアマイルは力負けですがGⅠなのでそこまで気にすることはないでしょう。
昨年の府中牝馬Sではのちに海外GⅠも勝つディアドラ、宝塚記念を勝つリスグラシューに次ぐ3着でしたので、その時のパフォーマンスが出せれば結果は付いてくると思います。
東京コースは苦手ではないので、別定戦なら巻き返しに期待できます。

△3エイシンティンクル
3走前の都大路Sでは重賞でも好走しているソーグリッタリングに0.3秒差の3着。
兄にエイシンヒカリがいるように、この馬は逃げてこその馬だと思っています。
昨年の関屋記念では逃げて3着と好走しており、最後の勝利も中京1400m戦なので左回りの方が得意そうです。
この時は前半1000m通過が57.2という速いペースで逃げて、日本一長い直線を逃げての3着ですので、ある程度流れたペースを自分で作りたいところです。
前走札幌記念は相手が強すぎたので度外視、前々走クイーンSは差しの競馬で勝ち馬に0.3秒差ですから、左回りの高速馬場に替わり、逃げ戦法を取ればチャンスはあります。

買い方
◎プリモシーン
〇ディメンシオン
▲ラッキーライラック
△1スカーレットカラー
△2フロンテアクイーン
△3エイシンティンクル

【馬単】
◎→〇▲△1△2△3
計5点

予想を終えて・・・ 

本命にしたプリモシーンは2着はないと思っています。
要は勝つか3着以下か。
なので馬単にしました。
瞬発力勝負になればアタマは堅い、ハイペースの縦長の展開になれば届かずの3着以下と予想しています。
外差しが決まりやすい馬場なので外枠も良い方向に行くのでは。

以上、第67回アイルランドトロフィー 府中牝馬ステークス(GⅡ)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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